こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の 塚越 則子 です。
「毎日30分は練習しています。」
そんなお話を伺うことがあります。
もちろん、それは大変素晴らしいことです。
しかし、一方で、こんなことが頭をよぎります。
その30分
お子さんの心は、本当にピアノにありましたか。
ピアノを弾くということは、ただ指を動かす作業ではありません。
楽譜を読み、
音を聴き、
次の音を考え、
身体をコントロールし、
そして、自分の演奏を客観的に聴く。
脳は、驚くほど多くの情報を同時に処理しています。
だからこそ、音楽教育や脳科学の分野でも、
「どれだけ長く練習したか」
よりも、
「どれだけ深く集中できたか」
が、成長を左右すると言われています。
ここで、少し想像してみてください。
スマートフォンが近くにあり、
さまざまな情報が氾濫し
ひっきりなしに気になることが浮かんでくる。
そんな環境の中で、
たった10分、
一つのことだけに意識を向け続ける。
それは、決して簡単なことではありません。
実際、「マインドフルネス」や「瞑想」が注目されているのも、
現代人にとって、
雑念を払い、
一つのことに没頭すること自体が、
とても高度な能力だからです。
ところが、ピアノになると、
「30分くらい集中できるでしょう。」
「子どもなんだから」
と思われることに
私は少し違和感を感じます。
これは何かを本気で学び、
深く向き合った経験のある方には、
きっと伝わる感覚なのですが、
本当の集中状態というものには、
経験した人にしか分からない領域があります。
周りの音が消え、
時間を忘れ、
ただ目の前のことだけに没頭している感覚。
スポーツでも、
芸術でも、
研究でも。
何かを極めようとした人なら、
きっと覚えがあるはずです。
だから私は、
「今日は30分練習しました。」
という報告以上に、
「先生、この音、少し違う気がします。」
というような「気づき」に、大きな価値を感じるのです。
自分の音を聴き、
自分で考え、
自分で修正しようとする。
その瞬間こそ、
子どもの中に『本物の集中の芽』が生まれているからです。
ピアノ演奏は、ただ正しい鍵盤を押して成立するものではありません。
当ピアノ教室のレッスンでは
目の前のことにだけ集中し
自分の音を注意深く聴き、
考え、
修正し、
また挑戦する。
その積み重ねの中で、
「一つのことに腰を据えて向き合う力」
を育てています。
そして、この力は、
勉強にも、
仕事にも、
人間関係にも、
人生のあらゆる場面の土台になっていきます。
ここまで読まれて、
「則子先生って、そんなことまで考えているの?」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
私は30年以上、
たくさんの子どもたちの成長を見届けてきました。
その中で強く感じているのは、
単純に、ピアノの上達だけを追いかけていては
本当に大切なものは育たない
ということです。
目の前の一曲を仕上げること。
それも、もちろん大切です。
けれど、その過程で育まれる
「集中する力」
「考える力」
「自分と向き合う力」
こそが、
子どもたちの10年後、20年後を支える大切な財産になる。
そう確信しています。
だから当ピアノ教室では、
単に弾き方を教えるだけではなく、
一人ひとりの未来を見据えながら、
レッスンを組み立てています。
「今日は何分練習したか。」
よりも、
「今日はどれだけ、自分の音と向き合えたか。」
レッスンは、子どもたちが、
一つのことに深く集中し、
自分自身と向き合う力を育てる教育の場。
そんな思いで、
一回一回のレッスンに、
真剣に向き合っています。

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





