こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子(つかごし のりこ)です。
お子さんがインターナショナルスクールに通っている保護者の方から、時々、
「ABRSMってどうですか?」
というご質問をいただくことがあります。
また、
「ABRSMは受けていますか?」
「グレードは取らないのですか?」
そんな言葉を耳にして、不安を感じたというお話を伺うこともあります。
まず、教育の現場に長年立ち続けてきた一人として、お伝えしたいことがあります。
情報があふれている時代だからこそ、大切なのは、目先の情報に振り回されないことです。
周りが受けているから。
誰かに勧められたから。
そんな理由で、お子さんの大切な音楽人生を決めてしまってよいのでしょうか。
我が子にとって、本当に価値のある学びは何か。
その視点を持つことが、今の時代、何より大切だと私は考えています。
そこで今日は、グレード試験について、当ピアノ教室の考え方をお伝えしたいと思います。
ABRSMは、数ある音楽グレード試験の一つで、イギリスで創設された資格制度です。
そのような背景もあり、本国イギリスをはじめ、シンガポールや香港、マレーシアなどでは広く知られています。一方、日本やアメリカでは認知度はそれほど高くなく、地域によって位置づけが異なります。
シンガポールでは、特にインターナショナルスクールやローカル校に通うお子さんの中には、受験される方も少なくありません。
もちろん、目標を持って学習に取り組めるという意味では、とても良い制度だと思います。
当ピアノ教室も、ABRSMそのものを否定しているわけではありません。
目的に合えば、大変意義のある資格です。
ただ、
当ピアノ教室では、ABRSMの受験を積極的にはおすすめしていません。
理由は、とてもシンプルです。
当ピアノ教室のレッスンの目的は、「グレードを取得すること」ではないからです。
ABRSMの受験を前提にすると、レッスン内容が試験対策中心になります。
それが合っているお子さんもいます。
しかし、当ピアノ教室は、「試験に合格すること」を目標とした教室ではありません。
一人ひとりの成長に合わせて、
✅確かな基礎を築き、演奏力を磨くこと
✅自分で楽譜を読み、考える力を育てること
✅美しい音を聴き分け、自ら音楽を組み立てる力を養うこと
✅粘り強く取り組み、最後までやり遂げる力を育むこと
こうした力は、ピアノだけではなく、その先の人生にもつながる、大切な土台になると考えています。
また、見落としがちな点として
グレードを持っていることが、そのまま本当の実力とは限らない
という現実があります。
一方で、本当の力がしっかり身についていれば、資格はあとからでも十分に取得できます。
教育には、その時々の流行があります。
しかし、本当に大切な基礎は、いつの時代も変わりません。
ちなみに、私自身はヤマハ認定グレードにおいて、演奏・指導の両部門で最高位資格を取得しています。
だからこそ、資格の価値も、その先にある本当の力の大切さも、どちらも理解した上で、この教育方針を選んでいます。
流行は変わります。
試験制度も変わります。
けれど、子どもの成長に必要な土台は、いつの時代も変わりません。
fairy wish creationは、35年以上、その「変わらない価値」を大切に、一人ひとりの未来を育て続けています。

頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





