こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
今日は発表会にまつわる話題です。
今年10月19日に開催する、第29回発表会の準備が着々と進んでいます。
今日は、出張レッスンに出掛ける前に、やるべきことをちゃっちゃと済ましてから、気合を入れて発表会用のアレンジとデモ音源の作成に取り掛かる予定。
このアレンジは、今回3回目の出演となる、Sくんへお渡しするピアノ伴奏譜です。
市販の楽譜もいろいろありますが、昨年同様リクエストを受けたため、オリジナルの譜面を書き下ろすことにしました。
当ピアノ教室では、ご希望に応じて世界に一つだけのオリジナル楽譜の作成も行っています。
お洋服に例えると、一点もののオートクチュール✨
一人一人の演奏技術や好みに応じて編曲をします。
(※有料)
則子先生は、小学生の頃からピアノやエレクトーンと並行して現役の作曲家から作曲法やアレンジを習っていました。仕事の経験も豊富です。
📌則子先生の、子ども時代のオリジナル曲を聴きたい方はこちら。
せっかくなので今回は練習用に、多機能型電子ピアノを使い、デモ音源も作成することにしました。
腕も上がってきましたので、音楽の耳も育ってるようです。
本番になるべく近い音の環境で練習をした方が、より雰囲気がつかめますからね✨
Sくんは、当ピアノ教室の大人レッスン生、Nさんのご長男くんです。
日本人会で講座を持たれている仲井先生からヴァイオリンを習っており
人前で演奏するのが大好き❤
演奏の予定が入ると、普段の練習へのモチベーションが格段に上がるのだそうです。Nさんから
「則子先生の発表会で演奏させていただけますか?」
と、初めてご依頼を受けたのが3年前。
以来、毎年、ご家族揃って発表会での演奏を楽しみにしてくださっています。
当ピアノ教室では他にも、先生の都合で発表会を開催されないお教室の生徒さんのお母様から、保護者の方を介してお申し出をいただいたり、また
則子先生自ら、お声がけをして「人前での演奏を経験させてみたい」「大勢の前で発表をする経験をさせたい」と望むご家庭に、広く発表会へのご参加の機会をご提供しています。その理由は
人前での演奏を、できるだけ多く経験することが、ピアノの上達のみならず、人としての成長につながると知っているから。
これからの将来を担う子どもたちには、できるかぎりいい学習環境を整えてあげたい、可能性を広げてあげたいというのが、則子先生の指導者としての考えです。ですので
どこの、誰に習っているとか
そんなことにこだわるなんて…
小さい!
って思ってしまうんですよね。
みんな等しく
音楽を愛する仲間
ですもの。
一緒に “音楽” しましょうよ😃
私は誰かを蹴落とすためや、誰かと競うために音楽をしているのではありません。優越感に浸りたいわけでも、承認欲求を満たすためでもなく、ただ、ただシンプルに
音楽を通して仲良くなりたいから
こうして音楽を続けています。
結構長くピアノを習ってきた、ある程度弾ける、と自負している人でも、人前での演奏経験が少ないと、どうしても欠けてしまう力があります。 それは
リカバリー力
昨今は、どこの企業も、このリカバリー力を最重要視して新人を採用していると聞きます。教育熱心な子育て世代の親御さんたちは
という言葉を、どこかで一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
逆境や困難に打ち克つ力は、人前での「本番」で実践を積み、心の筋力をコツコツ育てていくのがなんと言っても1番効果があります。加えて、良い演奏に不可欠とされる
俯瞰力
も。
ただ外から見て、あれこれ頭で想像しても、実際に、「その中に入って」「経験しないと」何もわからない、身につかないのはピアノに限ったことではありません。
人前での演奏経験が極端に乏しい人の音はすぐにわかります。一言で表現するなら
独りよがり
ベクトルが自分に向かっていて自己完結しているんですね。
うまい、ヘタではありません。音楽の価値を決めるのは
そこではない!!
なぜなら
音楽は言葉を介さないコミニュケーションだから。ですので
相手にも自分にも響く演奏ができたなら、それって
最強!
と私は思うのですが、皆さんは、どうお感じになりますか?
ということで…
今日も暑い一日になりそうですが、全力で頑張ってまいります💪
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。