こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の 塚越 則子 です。
今日は、発表会に関するお話です。
本番のステージに立つとき、多くの子どもたちが口にする言葉があります。
「ドキドキする」
「間違えそうでこわい」
それは自然な反応です。むしろ、真剣に向き合っている証でもあります。
ただここで、ひとつ大切な視点があります。それは
「緊張」と「緊張感」は、まったく別のものだということです。
■ 緊張は「不安」に支配される状態
■ 緊張感は「集中」によって生まれる状態
同じドキドキでも、その質はまったく違います。
緊張は、心が“失敗しないように”と過剰に守ろうとする状態。
身体が力み、呼吸も浅くなり、本来の力が出にくくなります。
一方で緊張感は
「ここで弾く」という意識が一点に研ぎ澄まされた状態
です。
音を聴く力が鋭くなり、身体の軸が整い、演奏は安定していきます。これがいわゆる
ゾーンに入った
と表現される、パフォーマンスにおける最良のコンディションの状態です。
「一度きり」の時間だからこそ。
発表会のステージの本番は、やり直しがききません。
だからこそ必要なのは、ただリラックスすることでも、緊張を消すことでもなく
集中の質を上げること
この力は、日々のレッスンの中でしか育ちません。
ただ弾くのではなく
✅どの音を聴いているのか
✅どこに意識を置いているのか
✅音楽の流れをどう感じているのか
そうした一つひとつの積み重ねが、「本番で崩れない演奏」を作ります。
■指導者の役割は「安心させること」「整えること」。
本番前にただ「大丈夫だよ」と声をかけることは簡単です。
しかし本当に必要なのは、緊張を消すことではなく、緊張感をコントロールできる状態へ導くことです。
そのためには、演奏技術だけでなく
✅思考の整え方
✅本番に向けた心身の準備
✅集中力の高め方
まで含めた、総合的な指導が欠かせません。
シンガポールで最長のピアノ指導歴を持つ現場から。
私はこれまで30年以上、数えきれないほどの本番に生徒たちを送り出してきました。
その中で確信しているのは、
「本番に強い子は、才能ではなく“準備の質”で決まる」
ということです。
そしてもうひとつ。
本番で力を出し切れる子は、
「緊張をなくす子」ではなく
「緊張感を味方にできる子」
です。
この力は、一朝一夕では身につきません。
だからこそ、日々のレッスンの中で丁寧に育てていく必要があります。
発表会は、ただの成果発表の場ではありません。
音楽と向き合ってきた時間の「真実」が現れる場所です。
その一度きりの舞台で、
子どもたちが自分の音を信じて弾き切れるように。
当ピアノ教室では、そのための指導を、これからも大切に積み重ねていきます。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。





