シンガポールの出張ピアノ教室/練習での集中力を高めるコツ2つ。

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。

 

昨日は、《集中力》がキーワードになった一日でした。

 

出張レッスンに向かった先で、全く違う年齢、ピアノ歴なのに、同じ日に共通の項目に的を絞った指導をするということがたまにあります。

 

 

昨日は大人レッスンOさん、インター校3年生Rくん、チャンギ校新2年生Aちゃんのレッスンで、ひょんなことから《集中力》について、偶然スポットライトがあたりました。

 

 

ここ一番のときに、普段の能力を発揮し、最大の成果を出せる力を身につけたい、つけさせたいと誰もが願っています。

 

 

そのカギを握っているのこそ、この集中力です。

 

 

物事の上達のために集中力は欠かせません。

 

 

もちろん、ピアノにも。

 

 

今日は、日頃のピアノの練習の際の集中力を高めるトレーニングのポイントを2つ、ご紹介しましょう。

 

 

その前に。

 

 

みなさんは「ゾーンに入る」という言葉を聞いたことがありますか?

 

 

ゾーンとは。

 

 

ゾーンとは、スポーツなどでもよく用いられる言葉で、集中力が極限まで高まって、他の思考や感情、周囲の風景や音などが意識から消えて、感覚が研ぎすまされ、活動に完璧に没頭している状態のことを指します。

 

 

ピアノ演奏も「ゾーン」と密接な関係にあります。

 

 

ゾーンにうまく入ることができると良い演奏ができるのです。

 

 

トレーニング次第で誰でも「ゾーン」を体験することが可能なのですよ。

 

 

「ゾーン」に入るには段階があり、まず、「フロー」という心の状態を作る必要があります。

 

 

「フロー」とは、「流れに乗っている」という意味で、集中力が抜群に高まって、活動に没頭した状態です。

 

 

「フロー」の状態が進み、その先にある極限の集中状態が「ゾーン」。

 

 

つまり、心を「フロー」の状態に引き上げることが「ゾーン」に入るための必要条件です。

 

 

では、この「フロー」「ゾーン」に心のスイッチを切り替えていくには、どんな練習をすればよいのでしょう😃

 

 

その1。ゴールを具体的に思い描く。

 

 

自分がピアノを通して一番実現したいゴールを、心の中で設定しましょう。

 

 

どんな状態でピアノを弾いていたら一番素晴らしいかを頭の中にインストールすると、ただ漫然と練習に取り組む場合と比べてはるかにゾーンに入りやすくなります。

 

 

発表会で素晴らしい演奏を披露し、大勢の観客から拍手喝采を浴びている状態などもいいですよね✨

 

 

◉どんな曲を弾いているのか

 

 

◉どんな場所で演奏しているのか

 

 

など、なるべく詳細に思い描いた方が、より効果が期待できます。

 

 

いつもそのゴールをイメージできるようにしておきましょう。

 

 

その2。「今そこにあるピアノ」を大切にする。

 

 

できるだけ雑念を捨てることを心がけてください。

 

 

これも大切なトレーニングです。

 

 

過去の失敗や未来の不安などの感情は全て忘れて「今そこにあるピアノ」だけに全神経を集中することに意識を向けましょう。

 

 

とは言っても

 

 

実際には普段の練習で毎回「フロー」「ゾーン」のモードに入るのは至難の業。

 

 

かくいう私とて、何かと雑念が入り込んで、一度気を抜くと、もうその日はダメ…ということだってあります。

 

 

時間の制限の中で動いていますし

 

 

突発的なアクシデントやイレギュラーな業務も入ります。

 

 

日常生活の中では色々な人と会い、様々なことを経験して、様々な刺激を受けている。

 

 

そもそも人間誰しも、思うままに感情をコントロールすることなどできません。

 

 

では、うまくいかないときは、どうすればいいのでしょう。

 

 

きっぱりと練習をやめてしまうのも手だと私は思います。

 

 

ダラダラやっても効果が薄いですし、そういった、負の精神状態での練習が癖づいてしまう危険もあるからです。

 

 

「集中しようと努力して」→「集中できる」のではなく、「好きなことに没頭して」「のめり込んでいたら」→「勝手に集中してた」というパターンが、本来ならば理想ですよね。

 

 

一朝一夕では無理ですが、時間をかけて試行錯誤を繰り返していくうちにやがて、心地よいリズムがつかめてくるでしょう。焦りは禁物です。

 

 

ゾーンの実体を知るためには、「ゾーンに入っている人を実際に見る」のも効果的です。

 

 

一流のスポーツ選手や音楽家は、大きな大会やコンサートで自らゾーンに入ることで最高のパフォーマンスを出します。

 

 

「ゾーン」がいまいちピンとこないという人は、テニスや卓球、サッカーなどの世界大会の決勝戦の観戦や国内外の人気アーティストの公演を鑑賞することをお奨めします。

 

 

ゾーンの瞬間を垣間見ることができるでしょう。

 

 

いかがでしたか。

 

 

当ピアノ教室のレッスンでは現在、今年、2025年の発表会の準備が少しすづつ進んでいます。

 

 

幼児さんは、まず環境を整えて心の準備から。

 

 

本番を最高のコンディションで迎えることができるように、おうちの方とも連携しながら進めています。

 

 

ゾーンを体験できたら最高ですね💝

 

 

当ピアノ教室の発表会への考え方についての直近の投稿は、こちらをご覧ください😊

 

 

📌発表会の不参加はアリ?

 

 

📌シンガポールのピアノ発表会でもあるかも?本番中に停電!プロの決断とは。

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。

 

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当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

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