シンガポールの出張ピアノ教室/贅沢3連発だった日曜日。

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。

 

昨日は、お伝えしたように、プラザ・シンガプーラのYAMAHA本店に出かけてきました。

 

📌昨日の投稿

 

シンガポールの出張ピアノ教室/Netflixでいま「あのドラマ」が放映中らしい、からの…

 

贅沢3連発の日曜日でしたよ。

 

 

🌺贅沢その1。

 

 

午前中いっぱい、みっちりと機能実習のレクチャーを受け、学びを深めて贅沢な時間を過ごしました。

 

 

🌺贅沢その2。

 

 

Sさんとランチをご一緒しました。ゆっくりお話ができてうれしかったです。贅沢

 

 

Sさん、ごちそうさま✨

 

 

研修が終了したのはお昼時。

 

 

飲食店は、どこも人でいっぱいでした。うどん専門店などは長蛇の列…

 

 

それならばと目星をつけて向かったラーメンのお店が、丼ものなども扱うようなファミリー向けのコンセプトに変わっていたのですが、待たずに座れそうだったので、そこに入ることにしました。

 

 

メニューの写真を見て、2人そろって、まぜそばのセットを注文。

 

 

タレの種類が選べるようになっており、オリジナル、ブラック、レッドと3種類に分かれており、レッドは3つのレベルの辛さが選べるという、日本でも時々見かけるシステムでした。

 

 

お味のイメージがわかず、どれがいいのか決めかねて、しばし悩んでいたら、その様子を察して

 

 

「初めてでしたら、オリジナルがオススメですよ😃」

 

 

と日本語でアドバイスをいただきました‼️

 

 

日本人の方が働いておられたんですね。

 

 

こういう、かゆいところに手が届くような、きめ細やかなサービスって、少し前の時代の日系レストランでは当たり前で「さすが!」と、感心することが多かったのですが、最近はめっきりお目にかからなくなりました。

 

 

レストランに限らず、日本人のスタッフがいても、自ら声をかけてくることはおろか、目が合って呼びかけると、別のローカルスタッフに対応を促すことさえあり

 

 

わたしはあなたにかまっている暇などない

 

 

別の業務で忙しい

 

 

と、突き放されたようで、いじけてしまいそうになります。もちろん、そんなつもりはないのでしょうけれど…

 

 

実際のところ、飲食店などは人手不足が顕著で、ギリギリのスタッフで回していることがほとんどですので、新規オープンの店は特に、手厚いサービスにまで気を配るゆとりなどなく、ひたすら売り上げを追求しなければ生き延びていけないのが実情だと思います。

 

 

昨日のお店も同様の状況のはずですが、お会計の前にさりげなく

 

 

「お味はいかがでしたか?」

 

 

と尋ねてきたことに、いい意味で驚き、感動しました。

 

 

注文の後も気にかけてくださっていたのですね。

 

 

「はい、おいしかったですよ😃」

 

 

と、声を揃えて答えた私たちです。

 

 

これからは、飲食店などの接客業はロボットが中心に担っていく時代に着実に変化していきます。

 

 

QRコードでメニューを読み込んでスマホ経由でキッチンにオーダーを直接通し、デジタル決済で食事の前にお支払いを完了して、食事が済んだらその場を黙って立ち去るというスタイルが、シンガポールのカジュアルなレストランでは、ほぼ主流になっており

 

 

日本人会の「どんぐり」も、お食事を運ぶ役目はロボットに移行中です。

 

 

飲食店に限らず、これからますます働き手が足りなくなり、人の手を介して、また人との会話を介して何らかの、血の通ったサービスを提供してもらうことは、貴重な体験になりつつあります。

 

 

ましてや海外に住んでいながら母国語である日本語で対応していただけるということは

 

 

紛れもなく、とても贅沢なことなんですよね。

 

 

さりげないやり取りだけでさえも、一気に心が和みますもの。

 

 

心身共に満たされた気分で帰途に向かい、最寄りの駅に着くと、さっきまでの晴天はどこへやら。

 

 

空は真っ黒な雲で覆われ、激しい雷雨でした。

 

 

🌺贅沢その3

 

 

ほんの1分足らず、シェルターのない場所を歩けば帰宅できるのですが、その間で全身ずぶ濡れになることは明らかでした。

 

 

風も強く吹いて肌寒く、横殴りの雨はしばらく止みそうもありません。

 

 

日曜日に腰を据えてやろうという心づもりで予定していたこともあったので、普段の私ならば迷わずに潔く濡れて帰るのですが

 

 

昨日は、つらく感じたので、しばらくただずんでいたのち、自宅のある方角とは反対の出口に出て、駅直結のHDBの下にある、コーヒーショップで雨宿りをすることにしました。

 

 

ゆっくりしよう

 

 

ゆっくりすることを許そう

 

 

と思ったんです。

 

 

人って雨に濡れると、身体だけじゃなく、心も冷たく冷えて、ダメージを受けるんですね。それを私は長年の出張レッスンで数え切れないほど味わって知っています。

 

 

実は、ここに立ち寄ったのは初めてでした。暖まりたいなと思い

 

 

「てはりゃ」(ジンジャー入りミルクティ)

 

 

を頼んだら、スタバのコーヒーの4分の1くらいの価格でした。エアコンも、もちろんWi-Fiもありません。

 

 

座ってしばらくしてから、あることに気がつきました。

 

 

誰もノートパソコンを広げてないんですよね、当たり前ですが(笑)

 

 

周りの老若男女はTシャツに短パン、サンダルの人たちばかり。

 

 

それぞれ思い思いの時間をゆったり、のんびり過ごして、私のことなんてまるでお構いなし。これも当たり前ですが。

 

 

時間の流れが、普段過ごしている空間とまるで違っていて、それが心地よかった。なぜなら

 

 

懐かしかったから。

 

 

来星したてのころ。1人気ままにこんなオープンエアの場所に立ち寄っては、フィッシュボールヌードルを食べたり、チキンライスを食べたりしたっけ。

 

 

そんなことを思い出しながらポーッとしていたら、あっという間に1時間くらい時間が経っていました。

 

 

案の定、帰宅してからは時間に追われ、やりたいと思っていたことの全てをこなすことはできませんでした。でもね

 

 

いいんです、それで

 

 

うまく言えないのですけれど、この1時間で心が望む方向に整ったというか、邪念が洗い流されたというか、そんな気がしたからです。

 

 

目まぐるしく急激に変化していく現実についていくことが難しくて、心が置いてけぼりになってしまったり、気が張り詰めてどうしようもない時は、あえて流れに抗って立ち止まってみるのも悪くないですね。

 

 

さあ、今日からの1週間もがんばります。

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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ピアノレッスンコース

 

 

 

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