こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
当ピアノ教室のリトルピアニスト、新4年生のRちゃんが、レッスンのあと
「この楽譜、わたしの身長くらいあるかもね」
と不思議なことを言ったので
?????
と思っていたら、ジャバラにたたもうとしていた楽譜をパァッと広げて
ほらね😃
と得意げに見せてくれました。
ほほー
子どもって、時々、思いもよらないユニークな表現をしますね。日々新鮮な気づきがあります。
なるほど、そういうことか✨
と感心してしまいました。
大曲に挑戦できることが嬉しくてたまらないといった表情が、なんとも愛らしいです。
今年、Rちゃんが発表会で演奏するのは、国内の有名コンクールの課題曲にも頻繁に採用されており、難易度が高いことでも知られています。
高い演奏力と表現力が求められるとあって、曲が決定するやいなや、すぐにやる気満々モードにスイッチが入っています。
当ピアノの小学生、中学生、そして大人レッスン生たちは、10月19日に開催する、第29回発表会の練習に早々と取り組んでいます。
ところで、みなさん
Rちゃんの楽譜に再びご注目ください。
楽譜のなかのしるしは、単に注意をうながすだけではなくて…
ピンクで塗りつぶしている部分は「譜読みが完了した」ことを意味しています。
毎回、ピンクの領域が楽譜上に広がっていくのを確かめながら
ここまできたね😃
と喜びを分かち合っています。
ピンクのエリアは前から順番に増えていくとは限りません。
メインテーマが繰り返し、あちこちに出てくる曲、たとえば「エリーゼのために」などは、これから練習する部分にも、たびたび「もう習った!」がでてきたりします。
そんなときはちょっとだけ得した気分。
最初がきちんとできていれば、その先は同じように弾けばいいわけですからね。
(でも、表情のつけ方は違いますよ!)
色を塗って可視化することで、曲の全体構成がつかめ、理解が深まるので
仕上るスピードが向上する効果が期待できます。
また、音楽の起承転結などの文法(楽典といいます)に興味を示し、作曲に挑戦して、自分の気持ちを音で表現することに才覚を現す生徒さんもいます。
発表会の練習は長期戦。いわぱ長距離走と同じ。
真剣に取り組むための適切な声かけは必要不可欠ですが、不安をあおったり、追い詰める言葉であってはいけません。
曲を仕上げていくのにも一人一人、ペースが違いますし
物事を理解のスピードや、思考のクセも、人それぞれ。
同じことができるようになる過程でも、頭の使い方や手順が違うんですね。
まずそこを理解して、違いを受け入れなければなりません。
そう、たとえ親子でもね😆
むずかしい曲に挑戦するということは
むずかしい曲に挑戦できる実力がついたということ。
でも、弾けるようになるまでには、コツコツと練習を継続して努力し続けなくてはなりません。
練習の過程ではハラハラ、ドキドキすることもあるでしょうが、グッと我慢。
ご家庭で「見守り役に徹していただく」ことが最大のサポートになるんですよ。
最終的に
本番が最高✨
になるように責任をもって導くのが
当ピアノ教室のレッスンです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。