こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
成長に伴い、今年からレッスン時間を45分に延長へ。
今日の主役さんは5歳から当ピアノ教室でレッスンをはじめたEちゃん。
昨年末に8歳になりました。
テキストは4冊目に入り、難しいテクニックにも挑戦できる実力がついてきたので、今年から時間を延長して45分のレッスンを受講することになりました。
あともう少し、レッスンで一緒に弾きこんだらできるようになる😆
ということが増えたからです。
Eちゃん自身、そのことを痛感していたようで、お母さんによると、レッスンのあと、悔しそうにしていることがよくあったのだそうです。
この15分の違いは大きい!
これでさらに腰を据えてグーンと力をつけることができる。
一緒に練習すれば、的確にポイントをリアルタイムで伝えることもできるので上達のスピードも上がります。
昨日のレッスンを終えてのEちゃんの感想。
「え、もうおしまい?」
「うっそー」
「あっというまに終わっちゃった!」
どうやら深く集中できたようですね。
課題をひとつクリアして、新しい曲に進み、両手で弾く練習に入って、数回反復したところでタイムアウトです。
ここまで大きなスランプもなく順調に伸びてきた1番の理由は、おうちの方のご協力のもと、粘り強く
自立心を養ってきたこと
に尽きます。
ご家庭での練習のときには、ピアノに向かうように促したり声掛けはしても内容には言及しないでくださいね。
ご両親は、このお願いを真剣に、かつ素直に受け止め、実に忠実に守ってくださっています。
これ、実は、ピアノを続けていくために、とても大切なことなんですよ。
ご両親がピアノ経験者なら、お子さんが音を間違えたり、リズムを間違えることも分かりますから
「ああ…また、また間違えてる😆」
と思うこともしょっちゅうかと思います。
そんなとき、すかさず指摘をしたり、教えようと奮闘していませんか?
でもね。
それはかえって逆効果なんだということをぜひ知っていただきたい。なぜなら
最終的に、子ども自身が間違いを自ら認識し、自覚して、直さなきゃと思って真剣に取り組まなければ、本質的なことは変わらないからです。
言われなきゃ直さない
言われなければ気がつかない
そうなってからでは遅いのですよ。
子育てはやり直しが効きません。
Eちゃんから宿題の曲を聴かせてもらうと、間違えていることがたまにあります。
そんなとき、私はありがたいなと思います。それは
そのままにしてくれてありがとうございます
という意味です。
失敗から学びは生まれます。立ち直る力も育ちます。
試行錯誤しなくては考える力が身につきません。
わかっているけど、あえて黙っている
これって精神修行じみていて、忍耐が必要で、時に切なく苦しいけれど、ピアノに限らず、子どもの成長過程では、そんな場面って折に触れて結構ありますよね。
これまで何百人もの子育て世代のママさんが、似たような感情を幾度となく打ち明けてくれました。その度に気持ちを共有してきた則子先生。お気持ち、よくわかりますよ。
最後に。
私は、ピアノの練習に関して、ご家庭で放任してくださいと申し上げているのでは決してありません。
レッスンを始めた頃に感じたトキメキを、いまも覚えていますか?
ピアノへの興味、関心を継続して(←ここ、大切!)
どんなときも温かい目で見守ってください。
そして、最前列で声援を送り、我が子の伸び代を、ただ、ひたすら信頼してください。
だいじょうぶ💖
必ず伸ばします。
則子先生にお任せください✨
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針