こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今年も夏休みの過ごし方が、出張レッスン先で話題になる季節がやってきました。
一時帰国を間近に控えて、楽しみで仕方なく、ウキウキ、ソワソワし始めた生徒さんたちがいる一方で
早い学校だと、もうすでにお休みに入っていて、まさにいま、日本をたっぷり満喫中の生徒さんも。
長い休暇を終えて、シンガポールに戻ってくるのは8月に入ってから。毎年7月のレッスンを、まるまる1ヶ月お休みされるという生徒さんも珍しくありません。
日本とはまるで生活環境が違いますよね😆
ですので、当ピアノ教室では
日本と同じような条件でレッスンが受けられます
という運営形態は、マッチしないと考えます。
ここはシンガポールなのです。
ピアノレッスンに限らず、シンガポールにいま住んでいる今だから、期間限定で〇〇。
こういうことって、内容は様々でも、それぞれのご家庭で同じようにあるのではないでしょうか。
例えばお子さんの通う幼稚園や小学校選びもその一つですよね。
則子せんせーは、シンガポールでのピアノ指導歴が30年以上ですので、シンガポールの日本人社会の事情を知り尽くしており、これまでたくさんのケースを見てきました。
その経験から、個人のピアノ教室で、レッスンの年間レッスンの合計数を決めて、その数を確約し、全ての生徒さんを型に押し込むようにして横並びに扱うことは非現実的であることを、よく知っています。
少々厳しい視点からになりますが、そもそも、帳尻を合わせるかのように、週に2回、3回と無理して振替のレッスンを詰め込み、数を消化していくことが目的にすり替わっているような状態のレッスンは、果たして、お子さんのためになるでしょうか?
指導にしてもそうです。
指導者の本音として、振替って気が乗らないのが正直なところですよね。スケジュールの見通しが立たず、腰を据えて大きなことに取り組む余裕が失われるばかりか、予期せぬ労力や負担が増えるだけだからです。
イヤイヤ気分を押し殺して、こなすような、乗り切るような意識で、気持ちを奮い立たせて「先生業」に精を出したところで、生徒さんの成長に結びつく、充実した、質の高いレッスンができるのでしょうか?
当ピアノ教室では、おかげさまで満席の状況が続いているため、振替のレッスンのお申し出を受けても、本来の決まったレッスンの曜日、時間と別に、また新たなレッスン日を設け、ご自宅まで伺う時間を確保することができません。
したがって振替レッスンは実施していません。
振替レッスンについての当ピアノ教室の考え方と教育方針について。
シンガポールの出張ピアノ教室Q&A④〜振替レッスンは可能ですか?
数ではなく、一つ一つのレッスンの質、内容にプロとして徹底的にこだわっています。
シンガポールで一番長くピアノ指導に携わっている日本人として誰にも負けないと断言できます。どんな状況下であっても
シンガポールの則子せんせーだからできる
【最高のピアノレッスン】
を提供していくことが私の使命です。
何が最高なのかは、一人一人、また、ご家庭ごとに違いますよね😃
生徒さんの成長によっても、受け止め方が変化しますので画一的ではありません。
だからこそ
楽しさは尽きることがありません。
学びも尽きることがありません。
いつだって真剣です。
より良いレッスンのために日々の努力を欠かしません。
昨日のRちゃん(中学1年生)のレッスンでは、聖子ちゃん好きのお母さんのために、大好きで、よく口ずさんでいるという「赤いスイトピー」を、会話の流れで弾いちゃいました。
血が騒ぐ、というのでしょうか(笑)
リクエストを受けるということは、楽器を奏でることで身を立てている者にとって心躍る、嬉しい出来事なのですよ。
想定外であれば尚更。なぜなら
「腕の見せどころ」だからです。
Rちゃんの嬉しそうな顔といったら…
「私も先生みたいにうまくなって、ママに弾いてあげたい」
の一言をいただきましたよ。
やったね!!!!!
ふと時計を見たら8:30ちょうど。終わりの時間を15分ほど過ぎていましたが
最終レッスンですから、あとはもう自宅に帰るだけ。移動を気にして焦る必要はありません。
「先生、夜ご飯て、いつもどうしてるんですか?」
「こんな遅くまででお腹空きませんか?」
と言われて、1:30からあちこち移動しながらノンストップでレッスンをしていたことに気がつきましたが
いいんです😃
だって、これも則子先生流。
食事なんて何とでもなります。いい大人ですからね。
シンガポールでは日本のように、近所のスーパーで手軽に和食のお惣菜を求めて食卓に並べることはできませんが、昨日は朝のうちに作り置きのおかずをパパパッと3品作っておいたので楽勝でしたよ♬
レッスン先では、ピアノ以外の会話に花が咲くこともしばしば。
そんな人情味あふれたお付き合いができるのも、出張個人レッスンの醍醐味です。
かつては私も、シンガポール暮らしの新人の日本人の1人でした。何も分からず、どこから調べたらいいのかも見当がつかず、そのたびにいろいろなことを教わり、導いていただきました。
多くの人々に助けられ、支えられ、育てていただき、今の私があります。
本日のレッスンも、一つ一つに心を込めて、一人一人にありったけの愛情を注ぎ、全力で勤めます。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針