こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日の主役さんは、今年の4月から当ピアノ教室でレッスンを始めたSくんです。
この半年ほどで、順調に上達を続け、先日のレッスンでは、初めてのクロスハンドに挑戦しましたよ。
まずは、Sくんの華麗な手さばきをご覧ください♬
クロスハンドとは、その名の通り、手を交差させて弾くピアノ奏法です。
クロスハンドでお馴染みの曲には、「ねこふんじゃった」があります。
「モーツェルトのピアノ・ソナタ第11番「トルコ行進曲付」の第1楽章や、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第8番「悲愴」の第1楽章、ピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」の第2楽章のロンド形式などにも、クロスハンドが登場しますよ。
クロスハンドは、小さいころからやっておくと、とってもよいです。身体にムダなチカラが入らずに、コツをつかみやすいからです。
そういえば、今年の春先に本帰国したSちゃんも、ピアノを習い始めて半年くらいでハンドクロスデビューを果たし、見事に成功させていました!
Sくんの最大の強みは、「自ら学ぼうとする意識の高さ」だと私は思っています。
新しいことを教わると、おもむろにえんぴつを取り出し、テキストに印をつけてから練習に取り掛かるのがSくん流。
ほらね!
いつも好奇心がいっぱいで、ピアノレッスンで初めてすること、覚えることがもう
大好き
楽しくてたまらない
といった感じ。いつも目をキラキラと輝かせていて、レッスンでは笑いが絶えません。
学校から帰ってきてすぐレッスン開始ですが、感情を上手にコントロールして気持ちを切り替え、安定した情緒でレッスンに臨むことができるのも立派です。
間近に迫った運動会の練習で、毎日ヘトヘトなはずだけど…..(Sくんはクレ校生)
先日のレッスンでは、玄関の外で、ほがらかにお出迎えをしてくれました(感涙)
出待ち???
と、ケラケラ笑うお母さんをよそに、すました表情でピアノに向かったSくんですが、レッスンを終えたあとポツリと告白。
「今日はさ、体育が2時間もあったんだよね」
え?!
そうだったの?!
疲れているそぶりなど全く見せずに、悠々とレッスンをこなしたSくん、なんという精神力の強さ。
将来、大物になる予感大、です!!!!!
クロスハンドは、「腕を交差して弾くことで、高音と低音にまたがる旋律を滑らかに演奏する」といった技術的な側面と、見ている人を目で楽しませるパフォーマンス的な要素があるため
導入期のレッスンで、テキストの課題に加えてクロスハンドの楽曲を取り入れると、一気に腕が上がった気分で《アゲアゲ》になり、やる気がアップする生徒さんが多いです。
普通の弾き方に比べて運動量も多くなるので、血流が増えて、アドレナリンが上がるのも一因かしら。
Sくんも、初めてのクロスハンドを大成功させて、さらに自信がつき、リトルピアニストとしての風格が増したようです。
Sくん、クロスハンドデビュー、おめでとう♬
これからも、いろんなことをグングン吸収して、どんどん上手になろう!
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。