シンガポールの出張ピアノ教室/則子先生の子ども時代のことを、お話します②〜ピアノを習ったきっかけ〜

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の塚越則子です。

 

今日は、則子先生の「音楽歴」を振り返るシリーズの2日目です。

 

📌シリーズ1日目は、こちら。

 

シンガポールの出張ピアノ教室/則子先生の子ども時代のことを、お話します①〜ピアノを習い始めたころ〜

 

ピアノとエレクトーンを習うまでの私は、まだ幼かったこともあって、お稽古らしいお稽古をした経験がなく

 

しいていえば、同居していた祖母に連れられて通っていた、近所のお習字教室くらいでした。

 

教わるという雰囲気からは程遠く、お教室では、祖母のやることを、じっと黙って隣で見ているようなことが多かったように記憶しています。

 

信じてもらえないかも知れないのですが、子ども時代は、引っ込み思案で極端におとなしく、人見知りだったのです💦

 

そんな私に転機が訪れたのは5歳のとき。

 

「ぜひ、音楽を習わせてあげてください!」

 

「則子ちゃんは、クラスで1人だけ、1回習ったうたを、覚えていました」

 

と、母に勧めてくださったのは、幼稚園の担任の先生です。

 

おうたの時間が大好きでした。

 

当時私は、父の転勤で広島県福山市に住んでいて、通っていた幼稚園は、天使幼稚園という、ミッション系の幼稚園です。

 

地元では、しつけに厳しく、教育熱心なことで定評があったため、両親は「ここがいい」と決めたとききました。

 

なんと入園まえに、お試験もあったのですよ。

 

「ちゅうりっぷはどれですか?」

 

「パトカーはどれですか?」

 

カンタン過ぎて、子どもながらに拍子抜けしましたが

 

「何歳ですか?」

 

と訊かれたとき、母から何度も繰り返し教わったように

 

「4歳5ヶ月です!」

 

と自信を持ってハキハキ答えたにもかかわらず、先生たちに爆笑されてしまい

 

ああ….わたしはダメだったのだ

 

と、すっかり落ち込んでしまいました。

 

え、どうしてなの?????😭

 

あの時は、本当に動揺しましたね。

 

 

子どもって、ウケを狙ったわけではないのに笑われると、訳がわからなくて混乱するんです。

 

 

あのときに感じた「戸惑い」の感情を、大人になってからも鮮明に覚えているから

 

 

則子先生は、レッスンで、幼児さんの意外な言動に

 

 

かわいいな💖

 

 

おもしろいな😃

 

 

って感動したときも、すぐにパッと反応せず、できるだけ一呼吸置いて、子どもの表情から「真意」を読み取るように心がけています。

 

負の経験さえも、チャッカリ指導に活かしているというわけ。

 

大人の笑いのツボは子どもとは違うということを、子どもは理解できません。

 

不意に笑われるとプライドが傷ついて、途端に不機嫌になる子どももいます。だから、なるべく慎重に、慎重に。

 

風向きが変わると、立て直すのに時間がかかるし、必要以上に体力を消耗してしまいますからね😆

 

話を戻しましょう。

 

 

前回の記事で触れたように、めでたくエレクトーンとピアノを習いはじめた私は、水を得た魚のごとく、とにかく嬉しくてたまらず、毎日まじめに練習に取り組み

 

 

やがて1年が過ぎるころになると、不器用ながらも、だんだんと、それなりに弾けている手ごたえがつかめるようになり、それに比例するように練習への熱意も、さらに高まっていきました。

 

 

少し上の機種への買い替えを勧められ、アドバイスに従い、新しいエレクトーンを迎えたのも、この頃です。先生からの

 

 

「このエレクトーンでは、則子ちゃんが、かわいそうです」

 

 

の一言に、両親は心を動かされたようでした。

 

 

指導者の立場になったいま、あのときの先生の気持ちが痛いほどわかります。

 

もっと教えてあげたいのに…

 

指導者が、どんなに切望しても、限界が生じるケースってあるんですね。

 

でも、それって素人には全くわからない。

 

まだ初心者なんだから、これくらいの楽器で充分だろう

 

◆しばらく様子を見て

 

◆もっと続けるんだったら

 

◆そのときに、また改めて考えればいい

 

だって

 

続けられるかどうか分からないし

 

やめたら無駄だし

 

もったいないから。

 

 

 

 

お気持ち、わかります。

 

でもね。その発想…

 

残念ながら、違うんですよ。

 

 

楽器に限らず、良いものを求めれば、その分早く上達して、より高い満足感が得られる。結果、長く続けることができる

 

 

これは紛れもない真実です。

 

 

また、物事を習い続けていく過程で避けては通れないスランプの時期においても、間に合わせで準備した「そこそこのもの」では、壁を乗り越えていく力を与えてくれるには、パワー不足なんですね。

 

だからといって、はじめから最高級のものを求めるのも違います。なぜなら

 

使いこなすことができないから。

 

スキルが追いつかないということですので、今度は逆に

 

道具(楽器)が、かわいそうです。

 

だから、レッスンを成功させるためにはバランスをとる必要がある。

 

どうやって?

 

そこで、専門家の出番です。

 

これからピアノを習わせたいと考えているご両親へ、則子先生からの一言アドバイス。

 

我が子にピアノを習わせたい

 

そう思ったら、真っ先に決めるべきは

 

先生

 

です。あわてて楽器を用意する必要はありません。

 

 

当ピアノ教室の体験レッスンは、楽器をまだお持ちでなくても受講が可能です。

 

自宅から卓上キーボードを持参します。最近では、私のスタイルを真似て、同じような対応をする方も出てきましたね。良い傾向だと思います😊

 

則子先生は、シンガポールでただ1人の「ヤマハ公認日本人講師であり、YAMAHA認定グレード最上級保持者です。

 

当ピアノ教室の生徒さんは、楽器購入に際し、限られた方のみにご案内している特別条件でのご優待がご利用できます。

 

ピアノ教室を選ぶ時は、きちんと親身に、手間を惜しまず、事細かに相談にのってくれる指導者なのかどうか。必要に応じて適切なアドバイスをしてくれるのか。

 

 

知識だけではなく、人間性も、我が子の音楽人生を託すに値する人柄なのか、信頼できるのかを、しっかりと見極めてくださいね。どうか、よろしくお願いいたします✨

 

 

さて。シリーズ3日目の明日は

 

 

不意に訪れた、レッスン継続の危機⁉️

 

 

について、お話します。

 

 

どうぞお楽しみに

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 指導方針

ピアノレッスン

 

体験レッスン大歓迎!

おひとり1回30分の体験レッスンを行います♪

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