こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
今日は発表会に関しての話題です。
当ピアノ教室では先日、保護者の方々に向けた、zoomでの発表会説明会を開催しました。
2025年の発表会は10月19日、日曜日に開催します。
まだ先ですが、幼児さんたちも少しずつ準備に入っています。
え?
もう?
そんなにはやく?????
とビックリされた方。
スタートしたのは“練習”ではなくて
“準備”
です😊
下地がきちんと出来上がってから練習にはいる
まずは環境を整えてから
というのが、当ピアノ教室の方針です。
発表会用の大曲に挑む時には、それなりの心構えが必要なのです。
先日のzoom説明会も、その一環でした。
コミュニティ意識を育む目的もありました。
発表会は門下生と保護者の方々が一同に介する、年に一度の最大イベントですからね。
ムードを盛り上げていくところから一緒にみんなで共有したいじゃないですか😃
説明会と銘打ってはいますが、単なる「業務連絡」という位置付けではありません。
一通り概要説明を終えた後は、普段の練習の様子や発表会への意気込みなどもお話していただきましたよ。
「ウチと同じ😆」
「わかるわかる!」
と思っていただけたようです。(出張レッスン先でお母様方からのフィードバックを続々いただいております!)
ところで、幼児さんにとって、グランドピアノって、どんなふうに映るんでしょうね?
黒くて大きくて…
弾くときは全身で戦いを挑むような感じがするかも知れません。
でも、ピアノは怪獣ではありませんので(笑)
やさしくね
きれいにね
と、事あるごとに繰り返し伝えています。
言葉には出さなくともイメージを膨らませているのが、神妙な表情からわかります。
いいぞいいぞ😃
どんなふうに奏でてくれるかな?
一人一人の晴れ舞台が、今からとても楽しみです💝
責任を持って最高の出来に仕上げます。
当ピアノ教室は発表会の練習でも、普段と同じようにお家の方に練習を丸投げしたりしません。
決して1人にはしません。どうぞ信じてついてきてください💝
きれいな音ってどんな音?
どんな音で弾いてみたいかを
一人一人に問いかけることで
ていねいに
ひとつひとつの音を
大切に紡ぐ心が少しずつ育まれていきます。
幼児さんの時期だからこそ
そんな問いかけの時間を大切にして指導しています。
ピアノは、ただ譜面通りに合っている音を鳴らせば、それでいいわけではありません。
ピアノを習うことと問題集を解くことは違いますのでね。
あたりまえだとお叱りを受けてしまいそうですけれど
実際、この視点が抜け落ちていることって、結構あるんです。
「わたしは真面目」と自負している、優等生タイプの親御さんは要注意です⚠️
気持ちが入るあまり焦ってしまって視野が狭くなり
先へ進ませる
そのことを最優先にして、頭と心の余裕を失ってしまうと
「いちばん大切なもの」を取りこぼしてしまいます
「いちばん大切なもの」というのは
ピアノを習うことで養われていく心
です。
自分の音をよく聴いて
自分なりにいろいろ考えてみる
想像力を働かせてみる
そういった試行錯誤のプロセスを省いてしまうと、音楽的感性が未熟なまま、ピアノが単なる「指の運動」の延長になってしまいます。
やがて上達してきて難しくなってきたときに踏ん張りがきかずに、いろいろな理由を並べて逃げ出したくなるのはあたりまえ。なぜなら
ピアノに対して義務感しか感じられなくなってしまっている
からです。
どうしたら、もっとよくなるかな?
どうしたらもっときれいになるかな?
言われた通りではなく
自分で考えてみる
考えてみる習慣をつけていく
これが重要。
一見遠回りのように見えても、導入期からそのように働きかけ、自発的に取り組む姿勢を長年かけて根気よく、地道に作っていくことが、将来の太く強いモチベーションにつながります。
こんな音をだしたいから、それを目指してがんばって練習する!
まだまだ、もっと!
一緒に目指していきたいのは、こんな世界です。
目標に向かって最後まで頑張り抜く力を早いうちに身につけておくと社会に出たときに断然有利。ズバリ
生きる選択肢が広がるからです。
これからの社会は、親世代の成功の図式は当てはまりません。
時代の変化のスピードはどんどん加速していることを、みなさんも日常生活の中で感じているはず。
紆余曲折あったけれど、納得のいく形でピアノを立派におさめあげることができた
その事実は、大人の想像以上に、子どもたちにとって揺るぎない自信になるのだということを、私は多くの卒業生たちの成長に間近で関わってきた経験から感じ取っています。
一人一人にとっての「価値あるおけいこ」を提供することに、当ピアノ教室は一貫してこだわっています。
そのために日々コツコツと、たゆまぬ努力を続けて、今年で34年です。
2025年の発表会は、当ピアノ教室の歴史に残る「特別な発表会」になると断言します。
その理由の一つは
YAMAHAの最上級コンサートグランドピアノ
を使用するからです。
世界のYAMAHAの技術を結集した最高級コンサートグランドピアノ、CFXを設置しているオーディトリウムは、個人ピアノ教室の先生を含め、一般の方々への貸し出しを行っていません。
この会場で発表会が開催できるのは、シンガポールの日本人ピアノ講師で唯一「YAMAHA認定講師」の資格を持つ
則子先生だけ✨
今回、ピアノ指導者として、またとない、素晴らしい演奏環境を生徒の皆さんにご提供できることを、大変誇りに感じています。これまで頑張ってきてよかった!!!!!
災い転じて福となす
ではありませんが
今年は、日本人会の改装工事により、オーディトリウムの予約を受け付けていないと聞き、いったいどうなることかと気を揉みましたが
諦めなければ道は必ず開けるということを、またもや則子先生は身をもって実証しましたよ、えへん😃
どんなことがあろうとも「シンガポールで一番長い指導歴の日本人の先生」の名に恥じるわけにはいきません。
信頼を裏切るようなことがあってはいけない。
良い場所や楽器が確保できずに、やむなく「このあたりで手を打つ」といった対応を取らざるを得ないお教室もあると耳にしました。今年の発表会開催を見送るお教室も…切ないですね😭
改めて声を大にして言います。
当ピアノ教室で学ぶみなさん並びにご家族は
とてつもなくラッキーです✨
この波に乗らなきゃ、勢いに便乗しなきゃ、もったいないですよ😆
というわけで
今日の出張レッスンも、張り切って行ってまいります。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針