こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
アラームが鳴る少し前に、鳥たちのさえずりで目覚めた朝。
こんな日は、なんだかいいことが待っているような気がする則子先生です。
今朝の鳴き声は、いつもより何だか、たどたどしかったような…
巣立ったばかりの若鳥かも知れません。
鳥も、最初から「本能で」「ひとりでに」うまく鳴けるわけではないんですよね。
練習を積んで、だんだん、だんだん上手になる
そんなことを思っていたら子どもの頃の記憶が蘇りました。
寒さがゆるむ頃になると、うぐいすたちは、こぞって発生練習を始めます。春先には
けきょ
けきょ
と、寸詰まりで、笑いたくなるほど滑稽だったのに、梅雨に入る頃になると、うっとりするような歌声を、あたりに響かせるまでに成長する。それを実感するたびに幼いながら
あぁ、鳥だってあんなに必死に頑張ってるんだもの、頑張れるんだもの
わたしは、もっとピアノを練習しなきゃいけないわ!
と悟ったものです。
さしずめ
うぐいすから練習の真髄を教えてもらった
といった感じでしょうか。
うぐいす先生、ありがとうございます😃
お礼がすっかり遅くなってしまったことをお許しください💦
精一杯命を燃やして生きる、小さな存在たちは、私たち人間に、日々さまざまなことを教えてくれますね。
私は、父の仕事の都合で幼少時、転勤がちで(一般企業のサラリーマン家庭です)
産まれたのは島根県松江市、そのあと
広島県福山市、そして
横浜市港北区
横浜市旭区
へと移り住んだのですが、どこも自然が多い地域でしたので、植物や昆虫と触れ合いながら、のびのびと育ちました。
外遊びも大好きでしたよ。
いまにして思うと、とても贅沢で、恵まれていたなぁと思います。
時代が移り変わるにつれ、生活環境も大きく変化しましたが、私の音楽家としての感性や情緒は、普段の何気ない暮らしの中でのエピソードから影響を受けている部分が大きいのは、今も昔も変わりません。
写真は、小学6年生のわたし。
この頃から、ヤマハJOC(ジュニア・オリジナル・コンサート)を通して国内外での演奏活動をしていました。
抱いているのは、愛犬のベアです。
捨てられていた仔犬を拾ってきて、大切に育て上げました。
最初猛反対していた母ですが、最後は渋々ながら折れてくれた。
「動物の命は短いから、最期をみるのはいやなの」
そう言って涙ぐんでいたのを思い出します。
当時は、そんな先のことよりも、いま、目の前の、この小さな命を、わたしが救ってあげなきゃどうするの!という使命感で胸がいっぱいで、ひたすら反発して、なんとか説き伏せようとしていたのに
歳を重ねた今は、母の心情が痛いほどよくわかる
大人になるって、こういうことなんですよね。
さて。
本日、水曜日の出張レッスンの中盤からは、5歳になりたてのMちゃん、4際のEちゃん、同じく4歳のAちゃんと、幼児さんが3人続いたあと、最終レッスンの新4年生のRちゃんの流れです。
お天気は問題なさそう。
みんな、それぞれの形で、高みを目指して張り切っています。
どうやら、みなさんのピアノの音は、遠い空にも届いているようですよ。
なんとも素晴らしい✨
(by うぐいす先生)
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針