シンガポールの出張ピアノ教室/♯1494 【初挑戦】ポップスの曲の指番号を自分で組み立ててみた!(Yちゃん 小6)。

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

今日の主役さんは、日本でのレッスンを経て当ピアノ教室にご入会し、早くも4年目のYちゃん(小学6年生)です。

 

中学受験に向けて全力を注いでいるYちゃんですが、隙間時間をうまく使いながら、ピアノにも手を抜くことはありません。

 

 

自分で計画を立てて、目標達成のためにコツコツと努力する力は、ピアノを継続していく中で、さらに磨きがかかったなぁと感じる昨今。頼もしい限りです。

 

 

そんなYちゃんが今取り組んでいるのが、則子先生がYちゃんのために特別にアレンジして書き下ろした、ある曲です。

 

 

 

 

今回のアレンジで意識して織り込んだ《初めての挑戦》は、単に譜面の中だけにとどまりません。実は

 

 

 

「書いてない」初チャレンジに学びを加速させる【核を担う内容】を忍ばせたのですが、それは

 

 

 

フレーズに適した指使いを自分で組み立てる

 

 

こと。

 

 

ピアノを弾くとき、フレーズが際立つ、なめらかなスラーのカギとなるのは指使いです。

 

 

 

ちょっとピアノをかじった程度の方ほど、初めて譜面をみたとき、その表面だけで難易度をはかり

 

 

 

💎音数が少ない

 

 

💎ページ数が少ない

 

 

 

とみるやいなや

 

 

 

結構カンタンですね😃

 

 

 

と、即座に判断する傾向にありますが、一方で、当プログに熱心に目を通してくださっている方々のように「かつて、それなりにピアノに打ち込んだ経験がある」もしくは「現在ピアノに打ち込んでいる我が子を見守っている」方は

 

 

 

ホントは、そんなに単純じゃないよ😆

 

 

 

ということを見抜く力を自然に持ち合わせておられます。そこで今日は、さらに一歩進んだ豆知識を一つ📌

 

 

 

クラッシックのピアノ曲には指番号が指定してあるので、それに従えば問題ないのですが、ポップスの曲の楽譜には指使いが書いていないことが一般的です。手を抜いたり、不完全なのではなく

 

 

 

あなたはもうルールを知っているでしょう😃

 

 

 

という暗黙の了解が含まれています。すなわち

 

 

 

書いていなくても「できて当たり前ですよ」という意味なんですね。

 

 

 

クラッシックで基礎を培ってからポップス、ジャズを弾くという順番が正当であるということも前提にあります。

 

 

 

指導するときに、その都度指番号を書き込めば、手っ取り早いしラクかもしれませんが、それではもったいない。

 

 

 

Yちゃんはもう小学6年生であり、ピアノキャリアもそれなりに積んできているリトルピアニストですから、私は、あえてそうしませんでした。

 

 

 

将来、弾いてみたい曲に出会ったときに、全て自分でできる「自立心」を活かす絶好のチャンスですからね。

 

 

 

そして

 

 

 

Yちゃんの学びたい気持ちを最優先させて「できた」を、さらに積み上げて、自信につなげるというねらいもあります。

 

 

 

練習している曲は美しいバラードなのですが、音域が広く、適切な指使いを組み立てるには結構頭を使い、これまでに学習してきた知識をフル動員させなくてはなりません。

 

 

 

前後のフレーズの流れに沿うようにと、一つ一つ確かめて、これだ!という使い方に定めていくには時間も手間もかかります。

 

 

 

しかし!!!!!

 

 

 

「指使いを自分で考えてみよう」と提案したときに、一瞬ニヤッとした表情を浮かべたYちゃんを、則子先生は見逃しませんでした😊

 

 

 

 

受験生のピアノレッスンだから、ゆるゆると、脱力モードで進めるべきというのは、実情をよく知らない大人の描くイメージであり、思い込みに過ぎないのではないでしょうか。ひとくくりになんてできない。なぜなら

 

 

 

子どもはみんな一人一人違うから。

 

 

 

現にYちゃんのように、スケジュールが過密な状況であっても

 

 

 

勉強も頑張る

 

 

 

ピアノも頑張る

 

 

 

そんな、大人も驚愕するほどの、やる気みなぎる子どもたちと私はこれまでにたくさん間近で接し、ともに歩んだ経験がたくさんあります。ですので手にとるようによーくわかるんです。

 

 

 

「無理しなくていいよ」

 

 

 

そう言われたことをきっかけに、心が解放されて軽くなる子どももいれば

 

 

 

「え、私にはできないってことなのかな…」

 

 

 

とショックを受けて落ち込んだり

 

 

 

「そんなのいやだ」

 

 

 

と、悔しがる子どもなどが、それぞれ一定数いるということを。

 

 

 

Yちゃんは、状況に関係なくベストを尽くしてがんばりたいタイプ。ピアノを学びながら成長の手応えを感じることで満足感を得たい。そのために自発的に練習を続け、常に上を目指して努力している1人なのです。

 

 

 

先日、生徒さん、保護者の方にアンケートを行い、その中で、こんな質問をさせていただきました。

 

 

 

🌼これからのピアノレッスンで挑戦してみたいこと、弾いてみたい曲はありますか?

 

 

 

Yちゃんの回答はこうです。

 

 

 

ひらめきを大切に
弾きたいと思う曲を弾きたい

 

 

 

こんなところにもYちゃんの向上心があふれています。それにしても

 

 

 

“ひらめき”っていい言葉ですね✨

 

 

 

明るい広がりを感じさせる、清々しいイメージです。Yちゃんにピッタリ。

 

 

 

これからのピアノレッスンを通して、Yちゃんの、どんな新たな “ひらめき” に出会うことができるかな?

 

 

 

そう考えると、心が浮き立つ則子先生です。

 

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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