音楽の授業いる、いらない?

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

本日は「個人ピアノ教室を運営するピアノ講師」として、また「プロの音楽家」としての立場からの問題提起的な内容となります。

 

 

さまざまな意見があるかと思いますので、読み流していただけたらと思います。

 

 

 

さて、みなさんは、先頃、Z世代を対象にした、こんなアンケートが実施されたことをご存知でしょうか?

 

 

将来役に立たないと思う一番の科目は?

 

 

結果を見る前から何となくイヤな予感がしたのですが、案の定…

 

 

 

調査の結果の一位は

 

 

音楽

 

 

だったそうです。

 

 

 

コメントの中に

 

 

 

「1番好きな教科だけど音楽系の仕事につかない限り役に立たない」

 

 

 

との言葉を見つけたのですが、実際

 

 

 

音楽的な理論や楽器演奏の技術などに特化してお話をするならば、音楽を志して、幼少時代からレッスンを積んでいる私たちにとっても、学校の授業で出てくる内容は当たり前に知っていることばかりなので、さもありなんと言わざるを得ません。

 

 

 

将来役に立たないと思う一番の科目は?実用性の乏しい教科が上位。

 

 

 

子育て世代の方々はよくご存知かと思いますが、日本国内では2020年度から新学習指導要領がスタートしています。

 

 

 

新学習指導要領で注目されているポイントは外国語教育やプログラミング、また道徳の教科化、高校では新しい科目「公共」や「歴史総合」そして「情報」などが入ってきたこと。
 

 

 

新しいものが入るということは何かがなくなることを同時に意味しますが

 

 

 

そのターゲットとして真っ先に挙げられているのが「音楽科」。そう、音楽を教科として学ぶことなのです。

 

 

 

「音楽が必要か」と問われれば「必要だ」と答える人が多いと思います。

 

 

 

しかし、科目として「これが必要か」と言われると「?」となる人もいるのではないでしょうか。

 

 

 

実は私もそんな1人。

 

 

 

現行のようなスタイルで音楽を学校で教科として扱い、優劣をつけて比較をしたり、評価の対象とする必要があるのか疑問があるということです。

 

 

 

💎健全な心を育てるための一助ではダメですか?

 

 

 

💎音と親しく交わり感性を磨くだけではダメですか?

 

 

 

💎歌を歌ったり楽器を演奏することを通じて、お友達同士の絆を確かめあったり思いやりの心を育むだけではダメですか?

 

 

 

さらに…

 

 

 

💎低学年生は鍵盤ハーモニカ、中学年生以降はリコーダーの演奏力が「先生の望むレベルに」等しく達して「試験にパス」しなければいけない理由は何でしょう?

 

 

 

💎やってみたい、試してみたい、興味をもった楽器があった場合、音を出す資格を得るにはオーディションに「合格」することが条件なのはなぜでしょう?

 

 

 

💎オーディションの判定基準は何でしょう。何を目指して練習に励めばいいのでしょうか?

 

 

 

私は日頃から出張ピアノレッスンを通じて子どもたちと学校の授業について話をしたり音楽関連の行事について、ざっくばらんに本音をダイレクトに聞く機会が頻繁にあるのですが、時折

 

 

 

子どもたちが不必要な圧を感じているように思えて心配でたまらないときがあります。

 

 

 

子どもたちとピアノを通じて長年身近に接し、成長にかかわる責務を持つ大人の1人として、学校の音楽の授業はもちろん、音楽行事は、無邪気に、自由に体験、発表ができて、失敗も許される、広い心で包んでもらえる、好奇心を満たす、おおらかな、心やすらぐイベントであってほしいと願うのですが、この考え方はおかしいでしょうか。多くを期待しすぎでしょうか。

 

 

 

無理に見栄を張ったり背伸びをせずに、子どもらしい、今、この時にしか見ることできない「等身大」の姿をしっかりと目に焼き付けておきたいのが親心なのではないでしょうか。

 

 

 

「音楽が必要か?」「音楽科が必要か?」。一文字違いですが、この二つは大きな違いがあること改めて感じます。

 

 

 

音楽の授業、学習は役に立たないと社会に出たての若者たちに思われている一方で、音楽を授業で学ぶことで、音楽の周りにあるもの、また、その先にあるものを、音楽を通して学べることに、世界中の教育の専門家たちは着目して、現在様々な研究や実験が進んでいます。

 

 

 

ではここで一旦、国外に目を向けてみましょう。

 

 

海外の大学における音楽を学ぶ意味付けとは?

 

 

「ハーバード大学は「音楽」で人を育てる」という著書では色々な大学が音楽を導入しているという例を挙げています。

 

 

 

ハーバード大学では音楽を「多様な価値観を理解する力」を育むために使っているのだそうです。

 

 

 

また同じ本でマサチューセッツ工科大学では「創造的な思考力を育む目」、スタンフォード大学では「心理に迫る質問力」を育てる。そのために音楽を学んでいるとの記述があります。

 

 

 

音楽そのものを学ぶのではなく

 

 

 

音楽を通して生きる力をつけよう

 

 

 

というわけです。

 

 

 

ちなみに当ピアノ教室の教育理念は

 

 

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

 

です。双方に相通じるものがありますよね✨

 

 

 

今回のアンケートの結果を受けて、新しい学習指導要領の「生活や社会と関わる」という文言を、実際の音楽の授業の現場でどのように反映させれば、より良い方向へと進めることができるのか

 

 

 

教育者だけではなく、一人一人が真剣に考え、行動すべき新時代の到来を強く実感した、則子せんせーです。

 

 

 

最後に。

 

 

Z世代の次の時代を担う若者たちの子育てに現在奮闘中のご両親たちへ💌

 

 

人生誰しも長く生きていると「心が悲鳴を上げるようなとき」に、好むと好まざるとに関わらず直面しますが

 

 

 

そんな時「全く役に立たない何かに没頭すること」で救われるってあるんですよね。そんな感覚を、この歳になってしみじみと噛み締めています。(則子せんせーは、バブル全盛期に20代前半を過ごしたアラカン世代です😆)

 

 

 

こんなことをやっても、事態は全く良くならないどころかムダにさえ思えるけれど、それをやっている時だけはこの辛さを忘れられる…

 

 

 

役に立たない何か

 

 

 

それが具体的に何を示すかというと、教科に当てはめるならば音楽、美術、体育といった種類かと思うのですが

 

 

 

これらは、実は現実逃避したくなった時の逃げ場を確保してくれるという立派なお役目を秘めているんですね。勘のいい方はすでにお気づきかと思いますが

 

 

 

私たちは、その、いわば【セーフティエリアのありか】や【活用の仕方】を義務教育の授業で順序立てて学ぶわけです。

 

 

 

 

ありがたいですよね✨

 

 

 

 

ですからこれらの授業をバカにしたり、軽く扱ってマジメに取り組まなかった人は、人生で辛い状況になった時に、その辛さを紛らわす健全な逃げ場を持っていない、すなわち致命的ハンデを負うことにもなるんです。

 

 

 

人生にムダなことなどない

 

 

 

私はそう思います。

 

 

 

何事においても、すぐに効率を優先させ、目先の損得勘定に敏感に反応して、人よりも優位な位置に立つことばかりに気を取られて計算ずくで生きていくと、結果的に人として大切なことを見失うばかりか、望むものも手中に収めることができません。

 

 

 

これを機に、そんな知識も持っていただけたらと思います。

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 指導方針

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