こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
一時帰国から戻って、今日で約1週間が経ちましたが
今朝も4:30にパッチリと目が覚めた、則子先生です。
日本に帰っている間も、いつもと同じように5時にアラームをかけていたので、1時間の時差が、まだ身体から抜けないのかしら…?
とはいっても
正直に打ち明けてしまうと、日本では、アラームを止めたあとも、ちゃっかり2度寝しちゃいました(笑)
こんなプチ贅沢を楽しめるのも、一時帰国ならでは。
しかし、ご存知の通り、ブログの毎日更新は欠かさず継続していましたので、どうかお許しを😆
さて、そろそろ本題へ入りましょう。
一時帰国から帰ってきた翌日。丸一日かけて自宅で編曲作業や資料作りや練習にいそしんでいたところ
音楽仲間から衝撃の情報が入り、飛び上がらんばかりにビックリしました。なんと
「Finale」がサポートを終了する
というのです。
楽譜作成 ソフト「Finale」開発終了 突然の発表、音楽界に激震
「Finale」は楽譜制作や浄書などに広く使用されている老舗ソフト。プロの愛用ユーザーがとても多いのが特徴で
特に演劇作家や職業作曲家、クラシック音楽家など、オーケストラの譜面を書くことの多い音楽家に親しまれてきました。
今回のサービス終了の報道を受けて、音楽業界内では「まるでエクセルが終わるようなもの」といった嘆きの声があがっています。
ちなみに則子先生は、「Finale」のヘビーユーザーの1人ですが、コロナが蔓延し始め、シンガポールで対面での授業が一切禁止された2020年に
状況に関係なく、ピアノレッスンを提供していくための手段として、いち早く「オンラインレッスン」に着目し、導入に向けて色々と新しいことを学んでいる過程で、普段使いの手軽な楽譜作成ソフトの存在を知り、折を見て自分なりに何ができるのかを調べたり、遊びの延長のような感覚で、少しずつ操作に馴染むようにしていたので
今回「Finale」のサポート終了のダメージを回避することに成功しました😭
予定通りにアレンジを仕上げて、プリントアウトも終了し、一安心です。かすかな達成感。
改めて実感したのは、常に万が一に備えて準備をしておくことの大切さです。
使い慣れたソフトがなくなるといっても、他にもオプションはあるわけですから別のものに変えれば、それで済むこと。
普段から何かあったときにも慌てず冷静に対処できるように、さまざまな事態を想定して事前に手を打っておけば、影響は最小限ですむというわけです。
これって自然災害への備えと共通していますよね。
みなさんはあまり馴染みがないかもしれませんが、デジタル技術の普及によって、楽譜の作成の方法も日々進歩しています。
ピアノ指導の現場でも、パソコンがなかった昭和の時代は、生徒さんの依頼で特別なアレンジをして楽譜を作成したとき、五線紙への走り書きの楽譜を手渡しするのは日常茶飯事の光景でしたが
令和のいま、同じことをしていたら時代遅れ、勉強不足と、たちまちひんしゅくを買うでしょう。
指導のプロとして失格ですよね💦
そもそも楽譜を書くのには、昔から専門の、その道のプロが、ちゃんと存在しています。
♬音楽豆知識♬
みなさんは「写譜屋さん」という職業をご存知でしょうか?
音楽業界ではプロに演奏してもらうときや、歌手が伴奏をお願いするときには、清書して正式な楽譜を作成して、お渡しする慣習があります。
そのときに活躍するのが「写譜屋」さんです。
かつては手書きの楽譜の清書がメインでしたが、現代ではアレンジャーからパソコンデータで送られてきた電子楽譜を、専用のペンで清書することが多いようです。
写譜された楽譜は、プロのコンサートや大きなライブでのリハーサルに配布されることがほとんどですので一般の人は目にする機会がほとんどないといっていいでしょう。
仕上がった楽譜は、まるで芸術品のように美しく見惚れとしまうほどで、今でも手書きが好まれるのですよ。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針