こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
今日は、まず結論から先にお話しましょう。
ピアノのお手入れをすると、上達しますよ。
世界的に有名な野球選手である、イチロー選手。
彼の名言の一つに
「道具を大事にする」と言葉があります。
イチロー選手クラスにもなると、グローブやスパイク、バットといった道具の手入れは、メーカーやトレーナーなど、スタッフがやるというイメージがあるかも知れませんが
イチロー選手は他人に任せず、本人が入念にしているのだそうです。
これは様々なメディアに美談として取り上げられており、少年野球のコーチなども、子どもたちに教えていることでも有名ですが
実は、これは決して美談ではなく、当たり前のことであるという事を、みなさんはご存知でしょうか。
160キロにも及ぶ硬球を打つ。
グラウンドを走る。
勢いよく向かってくるボールを捕る。
もちろん手で打つことも、
裸足でプレイすることも、
飛んできたボールを素手で取ることはできません。
野球とは道具がなければ成立しないスポーツであり、その良し悪しが、直接成果に影響します。
成績が数字で出る、シビアなプロ野球の世界。
そしてそれが、自分の評価に直結する選手が、道具を自分の納得ができる状態に常に整えておくのは、至極当たり前のことなのです。
さて、ピアノを習っている、お子さんにピアノを習わせている皆さんは、楽器をどのように扱っているでしょうか。
ピアノを使いやすい状態に整えておくのは当たり前のことであり、決して特別なことではありません。
使用している楽器や、周りの状況を見れば、音楽に対する姿勢もわかりますね。
楽器の上に、いろいろなものを乗せたりしていませんか?
できるだけ早く片付けましょう。音に影響しますよ。特に金属は共鳴してしまうので厳禁です。
シンガポールの出張ピアノ教室/続・ピアノ周りを整えることはピアノ上達の一歩。
シンガポールの出張ピアノレッスン/電子ピアノをきれいにしました。
愛情を持って楽器と接している人たちは、演奏する音にも愛情があり、良い音を出すために心を配ることが習慣化しています。
すなわち、使っている楽器を大切にするという意識が、上達する意識そのものなのです。
楽器を大切に出来る人は、練習に対しても、教本に対しても、何に対しても「大切にする」という意識が持てますが
逆に粗末に扱う人は、楽譜に対しても、一つ一つの音に対しても、1回1回のレッスンに対しても、無意識のうちに雑になってしまうと私は思います。
さて、昨日の出張レッスンでの一コマ。
ホコリに気がついて、ハッとしたような表情を浮かべたRちゃんは
突然、お掃除を始めました。
そんなこと、あとでいいからレッスンに集中して!
そう言いたくなった方へ。
楽器を美しく磨く、その心が美しい音を生む原動力になるのですよ。
自ら率先して取り組むRちゃんは、必ず
伸びます✨
「たかがお手入れ、されどお手入れ」
ご自宅にビアノを迎えた時のことを、どうか思い出してください。
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そんなことに一切関係なく
心が弾んで、ワクワクした気持ちだったのではないでしょうか。
様々な角度から瑞々しい感性を育む指導ができるのも、出張ピアノレッスンのよさです。
通いの音楽教室の備品を使ったレッスンでは、子どもには、このあたりの感覚はダイレクトに響きませんからね。
ピアノさん、いつもありがとう❣️
大切に、きれいに鳴らしてあげたい
ピカピカに磨き上げられたピアノから流れるRちゃんの音は、そんな、優しさに満ちていました。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。