こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
当オフィシャルブログでは現在、12月3日に開催した2023年発表会の保護者の方々のご感想をシリーズでご紹介しています。
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第9日目の今日は、Nちゃん（小学3年生）のお母さんから頂戴したメッセージです。
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この度は第27回発表会の大成功おめでとうございます。
我が家にとっては昨年に引き続き2回目の発表会となりました。
娘は昨年の初めてのステージでは少しミスしてしまったことを良く覚えていて、「今年はあんなにたくさん練習したんだから絶対ミスしたくない！」と意気込んで挑んだソロの発表でした。
結果は力を出し切りミスなく弾ききることができ、本人も私達もホッと胸をなでおろし、目標を達成できた娘はとても満足した表情をしていました。
今年はソロに加えて則子先生のお声がけで仲良しのお友達と連弾をできることになり、娘は大喜び！
発表会の1ヶ月前から始めた週に1度の2人そろっての連弾の練習は本当に楽しそうに取り組んでいました。
当日はドレスと髪飾りもおそろいの物を身につけ、とても楽しい気分で発表会に挑めたようです。
連弾はソロよりミスした時の立て直しが難しいことを練習を通して認識していたため、親はハラハラドキドキしながら見守っていましたが、当の本人は「きっと大丈夫♪」とあまり緊張せずリラックスして演奏できたようでした。
最後までミスなく、2人で楽しみながらできた連弾。きっとずっと忘れられない素敵な思い出になったと思います。
こんな素敵な機会を与えてくださって則子先生本当にありがとうございました。
そして生徒皆さんの昨年からの努力と成長が感じられる演奏にはすごく刺激をもらいました。
さらに則子先生と明美先生の演奏は圧巻のパフォーマンスでしたね！
私はエレクトーンの演奏を聴くのは初めてだったのですが、ピアノとは全く違う迫力と魅力のある音に聴き入ってしまいました。
お二人の心から音楽を楽しみながら演奏される姿は本当に素敵で、私たち観ている側もワクワクする素晴らしいステージでした。
最後にいただいたギフトは娘の好みにピッタリで、則子先生からいただいた文房具は早速学校で使っています。
そして明美先生からいただいたポシェットはハンカチやバスカードを入れて外出する際には必ず持ち歩いているほどお気に入りです。
最後になりましたが、今年も素晴らしい発表会を開催して下さりありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
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〜ご感想に添えて〜
今回、Nちゃんと同じコンドミニアムに住む、大親友のKちゃん(オンラインで日本の先生のピアノレッスンを受講中。ステージでの演奏経験なし)を「一緒に私たちの発表会に参加しませんか?」とお誘いし、師事しているA先生からご快諾が得られ、出演が確定したとき
これは2人にとって大きなチャンスだ✨
と心が弾みました。
仲良しの2人の思い出作りをピアノでバックアップできるからです。
思い出はかさばらないし、腐ることもない。
だから、たくさんあればあるほどいい。
その分だけ心を満たしてくれるはずです。
シンガポールに住む子どもたちは、出会いと別れの繰り返しの環境に身を置いています。
子どもなりに理解していても、お別れはやっぱり辛く切ないもの。
大人だって同じですものね。
だけど、そしらぬフリをして、うまく折り合いをつけながら日々を懸命にやり過ごす。
どんなに辛くても、悲しみをこらえて前に進んでいくしかない。生活は、これまでと変わりなく続いているのだから。
仲良しのお友達を見送った直後の放心状態のまま、何も手につかない生徒さんと、これまで数え切れないほどたくさん接してきました。
出張レッスンの現場で、泣きはらした目を間近で見るたびに、心が張り裂けそうになりながら、自分にできることは何だろうといつも考えています。子どもたちの感情の揺れ動く様は一人一人違います。
同じようにピアノ指導をしていても、シンガポール生活の年数が一桁台と短かったり、経験が浅かったり、片手間で「ピアノの先生業」をしている人は「何を，そんな大袈裟な」と感じるかも知れませんね。
海外に住んでいる子どもたち特有の心情を理解し、心のケアを大切にしながら、その時々の思いを汲みながら、健全な心と身体の成長のために音楽で貢献していきたい
音楽教室の経営や、ピアノ技術の内容とは関係のないことだけれど、だからこそ軽く扱いたくない。
こんな視点を持ってピアノ指導に取り組んでいるのは、おそらくシンガポール中探しても私だけでしょう。
でもいいんです(笑)
音楽を学ぶことは心を学ぶことであり、心を磨くことだというのが私が長年の指導の末に知った、紛れもない事実だからです。
趣味で続けるにせよ、プロを目指すにせよ変わりありません。
これから先、たとえ2人が離れ離れになることがあっても、何も心配ないよ!
2人で並んでピアノを弾いた、発表会のステージに一緒に立った思い出は永遠です。
大人になってもきっと忘れないでしょう。
まだまだ2人のシンガポール生活は続くけれど、いつか、どちらかがここを離れる日が来たら、私の思いがNちゃんとKちゃんに伝わればいいなぁと思っています。
練習の時の2人は、ひときわ嬉しそうで
初めて見る表情がたくさんあり、新鮮な発見に満ちた愉快な時間でした。
ピアノの前でふざけ合い、じゃれあいながらいつまでも笑いが止まらない2人とは対照的に、ヤキモキしながら深刻な表情を浮かべていらしたNちゃんママ、Kちゃんママでしたが….
そこはさすが小学生。ちゃんとわきまえていたので何も心配していませんでしたよ。
ね。その証拠に本番では最高の演奏ができたでしょう ?
どこで何をしていても、2人一緒なら、それだけでいい。楽しくて楽しくて仕方ない。
そんな友達と一生の中で巡り合えることは奇跡です。
幸せを噛みしめながら心を合わせて一つの音楽を作り上げていくために努力を重ねる喜びを知った2人の未来は、さらに明るく輝きを放つことでしょう。これからの2人の成長にもしっかりと関わっていきますよ!
私自身も、さらに努力を重ね、より良い指導に励んでまいります。
これからもよろしくお願いいたします。
お揃いのドレス、とてもよく似合っていましたね。それぞれのソロも完璧な出来栄え、続いての連弾も素敵な演奏でした。よかったね!
♬おまけ♬
かつての則子先生と明美先生も、Nちゃん、Kちゃんと同じように双子コーディネイトを楽しんでいました😃
遊びで2人のオリジナル曲を作ったのもこの頃です。
日々の暮らしを、より豊かで実りあるものにするために、音楽でみなさんのお役に立ちたい✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
