こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の 塚越 則子です。
先日、東京特派員から、ピアノ愛好家の方たちにとって大変興味深い内容の記事が送られてきましたので、今日はそれを皆さんにご紹介します。
高齢者が生き生きと過ごすために、おすすめの趣味は何か。
近年注目されている人物のお一人で、”脳の発達から加齢までのトピックを網羅した研究分野の第一人者”である瀧靖之さんは、音楽は聴くだけでなく、演奏するといいと説いています。なぜなら
「自らの手で音楽を“創造”することで、脳の『報酬系』と呼ばれる領域が活発になり快感を覚えるうえ、脳の認知機能を司る部分を刺激し、身体の協調運動をつかさどるさまざまな脳領域も活性化する」からなのだそうです。
演奏からしばらく離れていた「再開組」ほどモチベーションが上がる仕組みとは。
瀧靖之さんは、このようにもおっしゃいます。
「子どものころは先生の指示にしたがって仕方なく弾くだけでしたが、大人は当然ながら好きな曲を自由に選べます。大人の勝手気ままな趣味ならではの楽しみ方でしょう」
「レベルはともかく、少なくとも子どものころよりは上手に弾けます」
「ひとたび身につけておけば、この先もずっと弾き続けることができるでしょう」
「よほどのブランクを開けないかぎり、もっとうまくなることはあっても下手になることはありません」
「だから弾けば弾くほど、よりモチベーションが上がっていくわけです。楽器の魅力は、こういうところにあります。」
さらに説明は続きます。
ピアノの演奏は、脳の活性化に極めて有効です。
「ピアノまず指先をはじめ、肘、肩、体幹、それに脚まで動かす全身運動なので、脳のさまざまな領域を同時に刺激します。さらに譜面を見ながら演奏するとなると、脳の認知機能までフル稼働します」
「では、ここまで脳を使って疲れるかといえば、まったくそんなことはありません。経験のある方ならわかると思いますが、ずっと弾いていたくなる。これは、先の述べたように、自らの手で音楽を“創造”することで、脳の「報酬系」と呼ばれる領域が活発になり、快感を覚えるためです」
「このときに放出されるのが、神経伝達物質「ドーパミン」です。それがまた、前頭葉をはじめ脳の認知機能を担う部分を刺激するのです」
「加えて、ピアノは両手を別々に動かし、さらには足も使って演奏しますので、身体の協調運動をつかさどるさまざまな脳領域も活性化します。脳にとっては【いいこと尽くし】と言えるでしょう」
瀧靖之さんは最後にこう結ばれていました。
「例えばスポーツでも、絵画などの芸術系でも、かつて多少なりとも経験したことがあるなら要領はつかんでいるはずです。したがってゼロからスタートするより、上達は早いと思います。」
「ピアノも、かつての苦手意識があるなら尚更、むしろ『リベンジしてやろう』と“闘志”を燃やすことで、そのパワーをモチベーションに変えられるのではないでしょうか。」
則子せんせー自身は、物心ついてから現在までずっと音楽の世界で生きてきて、ピアノから離れていた経験が一度もないので、実感としてピンときませんが
大人ピアノのレッスン生さんたちの熱心さを拝見していると、なるほど、確かに!と腑に落ちる部分が多々あった今回の記事でした。
みなさんはどのようにお感じになりましたか?
ご自宅のピアノがお子さんの専用になっていたらもったいないです。
鍵盤に触れてみたら、ずーっと忘れていた、かつての感覚を指が思い出すかもしれませんよ。
お子さんとの会話も弾みそうですしね。
夢は親子連弾でしょうか😃
時間を見つけて、自分のペースで、自由気ままに
まずは昔の曲の「おさらい」から腕試し。
気負う必要なんてないし
無理して頑張らなくたっていいんです。
奏でる世界に心の憩いの場を見つけ、幸せを感じる人が1人でも多く増えますように。
日々の暮らしを、より豊かで実りあるものにするために、音楽でみなさんのお役に立ちたい✨
fairy wish creationは、贅沢な音楽体験を求めている人のためのピアノ教室です。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。