こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
昨日は、待ちに待ったEちゃんの、ピアノレッスンデビューの日でした。
昨日の投稿では、うっかり間違えてしまって3歳ちゃんと書きましたけれども、正確には4歳になりたてです、ごめんなさい💦
お腹の中にいるときからずっとずっとこれまで成長を見守ってきたのに、あぁ…何ということでしょう😩
時の流れの速さに改めてビックリしてしまった、則子せんせーです。
え、お腹の中にいるときからって、どういうことかしら?
と思った方。
実は、Eちゃんは、当ピアノ教室のベテラン大人ピアノレッスン生、Sさんのお孫さんなんです。
お孫さんの初レッスンを前に、EちゃんよりもSさんの方が緊張されていたようで、ご自身のレッスンの時も、いつになくソワソワされているご様子でした。
ちゃんとおりこうさんにできるかしら。。。
やっぱり気になりますよね。
「大丈夫ですよ、全部お任せください❣️」
そう伝えると、ホッと安堵した笑顔を浮かべ、大きく息を吐いておられたのが、とても新鮮でした。
初めて拝見した「おばあちゃま」の表情です。
Eちゃんは、1歳半からナーサリーに通っており「先生」とは、どんな人か、レッスンではどのように振る舞えばいいのか、きちんとわきまえており、ご挨拶も元気よく立派にできました。
レッスンでは数字を書いたり、音の階段を作ったり、ドレミを弾いたり、おうたを歌ったり…ジャンケンもしましたよ。
時々鋭い質問も。
学ぶことへの好奇心に満ち溢れているのは、輝く瞳を見ればすぐにわかります。
30分の間、終始晴れやかな表情で、初レッスンを受けることができました。
レッスンを終えた途端、ポツリと一言。
則子せんせーと一緒にタクシーに乗って、次のお友達のレッスンに行きたい💕
幼い生徒さんから「明日も来てくれる?」とのお誘いを受けたことは、これまでに何度かありますが
「一緒について行きたい」とのお申し出は初めてでしたので、ついホロッとしてしまいそうになりました。
こんなにも慕ってもらえるなんて、指導者冥利に尽きます💕
30分のレッスンの間に、いろいろな「初めて」に出会って、たくさんの刺激を受けたEちゃん。
早速、リトルピアニストとして
やさしく音を出すことの大切さも知りました。
もう、これまでとは違います。
自分の好きなように、気ままに鍵盤を叩いて遊んでいたのは、昔の、何も知らない「わたし」。
“今日から、わたしは、則子先生からピアノを習いはじめた”
このことをまずしっかりと自覚してもらえるように明確な道筋を示し、的確に導きながら、プライドにつなげることが、幼児さんの出張ピアノレッスン初日の、最も重要なポイントのひとつ。
そのためには、おうちでの指導では、通いのレッスンとは異なるアプローチが必要だという知識を持つことが、指導者、保護者の方、双方に求められます。
ご機嫌を取るだけではダメですよー
「〇〇あげるから」と、場当たり的にモノで釣ったり、「ちゃんとやらないと〇〇してあげないよ」などと脅すのもNGです。(そのうち必ず限界がきます)
出張ピアノレッスンを成功させたかったら、まず環境を整えることから始めましょう。
軽く考えて、見切り発車で、なし崩し的に先に進めてしまうと、良かれと思ってやったことも裏目にでて、かえって子どもの混乱を招き、レッスンを軌道に乗せることすら難しくなってしまうことを、則子先生は長年の経験から熟知しています。
ピアノレッスンがスタートすると、則子先生は、おそらく、おうちの人が気がつかない、思いもよらない視点から、些細なことや、目に見えないところでも、様々な指導を間接的に加えていますが
それらは、すぐに結果が出ることばかりとは限りません。
ピアノを習うことは単にスキルを身につけることではなく、心の成長にも良い影響を及ぼすなど、恩恵は多岐にわたるのです。
ですから、焦らずに、長い目で見守ってくださいね。
さぁ、Eちゃん、
これからたくさんの「できた」を、則子先生と2人で積み重ねていきましょう✨
大きな成長の予感を感じた、記念すべき初レッスンです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。