こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の 塚越 則子です。
本帰国を間近に控えている、ユウタくん(10歳)のシンガポールでの最後のピアノレッスンが終わりました。
まだ実感がないけれど、これからジワジワと、折に触れ、さみしさを感じるのでしょう。
ああ、もう、ここの角を曲がらないんだわ、とか。。。
この感覚は、何回味わっても決して慣れることはないです。
ユウタくんと出会ったのは、コロナが猛威をふるっていた2021年の春先でした。
すぐに時間の調整がつかなかったのですが、本帰国の生徒さんが同じエリアで確定していたため、数ヶ月お待ちいただいたのちにレッスンを開始しました。
レッスンを始めてしばらく経って、その年の発表会の曲をお渡ししたとき
「先生、うちの子に、こんな難しい曲、本当に弾けるのでしょうか?」
と、不安げに問いかけていた、お母さんの姿が印象に残っています。
大丈夫ですよ、お任せください😃
と、思ったままを正直にお答えしました。
ちょうど、クラスターが発生して感染者が急増し、教育省(MOE)から全ての対面のお稽古ごとを中止、またはオンラインにするようお達しがでて
当ピアノ教室は、全てのレッスンをzoomに切り替えていた最中のことです。
その後、ユウタくんは、ご両親の心配をよそにメキメキと上達し、発表会では立派な演奏を披露したのはもちろん、いまでは
すごく上手だね!
と、周りの人たちからビックリされるほどの腕前に成長しました。
ね、お母さん、私の見立ては間違っていなかったでしょう?
最後のレッスンでは、あのときのことを思い返して笑い合った私達です。
最後のポーズもバッチリ。
当ピアノ教室は、コロナ禍でも発表会を実施した、シンガポールで唯一のピアノ教室です。
ピアノを習い始めたのが8歳と、ゆっくりなユウタくんですが、だからこそ
❤︎一つ一つの注意に熱心に耳を傾けて
❤︎言われたことを忠実に守って
❤︎コツコツ努力を重ねる習慣づくり
が、誰から言われることもなく自然にできて、ここまで順調に進んできたのだと思います。
自覚が芽生える年齢でのスタートが功を奏しました。
長年、ピアノ指導を通して、多くの子どもたちの成長にじかに携わっている立場として実感していることがあります。それは
何ごとも、一人一人にあったタイミングがある
ということ。早くはじめればいいというわけではないのです。ですから、我が子にピアノレッスンを検討しているお父さん、お母さん
焦る必要はありませんよ。
人は人、周りは関係ないのです。
情報に惑わされないでくださいね。
賢くなりましょう。
じっくり腰を据えて、落ち着いて、丁寧に物事に取り組み、確実な成果を出せることが、ユウタくんの強みの一つです。ピアノを習ったことが一生の財産になること間違いなしですね!
正統派クラッシックを好むユウタくんは、本帰国を前に、憧れのバッハの「メヌエット」と、スピンドラーの「トランペットセレナーデ」に挑み、キチンと納得のいく出来栄えに仕上げることができました。
日本の先生の前で胸を張って堂々と演奏する姿が目に浮かぶようです。
❤︎新しい先生に可愛がっていただけますように
❤︎格別に引き立てていただけますように
オンラインイベントのときは、ぜひ参加してね。楽しみにしてるよ。
ピアノちゃん、則子先生のことを覚えててくれるかな♡
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。