こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
昨日、当ピアノ教室では、年に一度の定例発表会を開催いたしました。
2022年の今年は、待ちに待った規制なしのフル開催となりました。実に3年ぶりです。
今回は、ご家族の方々に、ゆっくりとお子さんの演奏を楽しんでいただきたいとの願いから
❤︎演奏者の誘導
❤︎椅子台の準備、椅子の交換
❤︎マイクスタンド&マイクの設置
など、通常はご家族の方々に、スタッフさんとしてお手伝いしていただく種類の業務を
ほぼひとりでこなしました!
発表会の進行は時間との闘い。そんな中で地味に大変だったのが、椅子の交換です。ソロと連弾では椅子の種類が異なるので、曲目によって椅子の交換が必要なのですが
コンサート用のピアノ椅子は家庭用とは仕様が異なり、見た目よりも重量があります。
日本人会のピアノの椅子は、ヤマハのPI60。重量は13kg。どうりで、今朝、起きたとき、身体中が痛かったはずです….(もう復活しましたのでご安心ください!)
さすがに、開演後は舞台袖にスタンバイしており、会場内には目が届かないため
❤︎総合スタッフさんお一人
❤︎アシスタントスタッフさんお2人
にホール内の細々としたお仕事を委ねさせていただき、私の目の届かないところ、また、気がつかないところでも先回りをして、細やかなサポートをしていただきました。とても心強かったです。
最近聞いた話によると、日本の個人ピアノ教室の発表会では、ご家族の方々が、事前の準備や当日の会場整備のお手伝いをする、昭和の時代からの伝統は現在も健在で
当日、現場には大勢のスタッフを配置しており、お教室によっては「泣いてしまった子の面倒をみる担当さん」もスタンバイしているのだそうです。
大きなホール、大勢の人
非日常を目の当たりにして、ビックリしてしまうお子さんもおられるのでしょうね。
その点、当ピアノ教室の生徒さんたちは心配いりません。
環境の変化にうまく順応したり、初めて会った同士でも仲良く調和する力を、海外暮らしの中で自然と身につけているからです。
当ピアノ教室では、これまでの26回の発表会の出演者の中で、最年少は3歳ですが、弾きたくない、帰りたいと泣いてしまったり、途中で演奏をやめてしまった子は1人もいません。
もちろん、レッスンでは時間をかけ、何回も何回も繰り返し、一人一人にわかるように噛み砕いて「はっぴょうかい」について説明をして
徐々に安心させて、ステージに立つことに自信を持ってもらう工夫を欠かさないことは必須ですが、みんな、とにかくたくましい!
練習では、はにかんでいたはずの生徒さんも、本番では、いつの間にかスイッチが入ったかのようにしっかりとした振る舞いの紳士淑女に変身していて、思わず感心してしまいました。
今年は、コロナ前に実施していて好評を得ていた自己紹介のMCも再開しましたよ。
当ピアノ教室の発表会で、司会をおかなくなったのには理由があります。
子どもたちのプレゼン力を養うため
主催者側からすると、一人一人に目を配る必要があり、神経を使うことも増えますが、おうちの方々にとっては、「いまの声」を残すこともできるので、思い出作りにも貢献できて一石二鳥です。
将来のがんばりたいを叶える力を、この経験から得てもらうことができたと実感した発表会でした。
現在、たくさんのお祝いのお言葉やご感想を頂戴しております。
明日からは、その一部をご紹介してまいりますが
まずは第一報。
昨夜、発表会を終えてご自宅に戻ってすぐのWちゃんから届いたビデオメッセージです。ありがとう♡
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。