こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
 
 

 

 
プロフィール
 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールで1番長い指導歴の、日本人のピアノの先生です。
 
 

 

 
指導方針
 

 

 
ピアノレッスンコース
 

 

 
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
 
 

 

 
シンガポールのピアノ教室事情
 
 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
 

 

 
 
Q&Aシリーズ⑩
先生のお宅でのレッスンはありますか?
 
 

 

 

講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器演奏のエキスパートです。

 

 

 

 

ヤマハ認定グレード

 

 

 

 

今日は、生徒さんのご家族に風邪の症状がある時の、当ピアノ教室の現在のレッスンの対応についてお話します。

 

 

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室では、医療機関からの要請により、感染予防のために個人の教育機関レベルでできる社会への協力として、2021年3月末現在

 

 

 

 

子ども、大人全ての生徒さんに、レッスン当日鼻水、発熱、咳などの風邪の症状がある場合、また、医師からのMC(Medical Cetificate)が発行されている5日間の自宅療養期間中にレッスン日が含まれている場合は、症状の重さに関わらず、その日のレッスン受講を見合わせていただいております。

 

 

 

 

レッスン当日、生徒さん自身に健康の問題がなくてもお家の方に風邪の症状がある、またはMCが発行されている5日間と重なる場合は、医療機関の対応に従い、症状の重度や、大人か子どもか、また年齢によって、当ピアノ教室の対応を変える必要があるため

 

 

 

 

 

もし風邪のような症状が見られた時は、自己判断に任せず医師の診察を受け、診察時、医師に直接「自宅でのピアノレッスン受講の可否」を確認をしていただくことを保護者の方々にお願いするとともに

 

 

 

 

講師は医師の判断に職務上従う義務があり、レッスンの実施は、医師の許可が降りていることが前提となることを、全ての保護者の方にご了承いただいております。

 

 

 

 

 

 

現在、シンガポール国内での新規コロナウイルスの感染者数は毎日数例に抑えられており、市中感染はなく、全て輸入例です。

 

 

 

 

また、シンガポールではワクチンの接種が順調に進んでいます。

 

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/PRの大人ピアノ生徒さん、新型コロナワクチン接種のご感想より。

 

 

 

 

シンガポールのニュースチャンネル「CANNEL NEWS ASIA」の記事によると、2021年3月29日、昨日のシンガポール国内の新規感染者数は21人でした

 

 

 

 

 

このような状況を受け、国内では現在、少しずつ規制の緩和が各所で見られているものの、シンガポール政府は、コロナウイルスへの警戒を緩めている訳ではありません。

 

 

 

 

 

外出時のマスクは必須ですし、風邪の様な症状(発熱、咳、痰、鼻水、くしゃみなど)がある場合には、速やかに医療機関を受診するように住民に対して強く促しています。

 

 

 

 

 

 

 

シンガポールでは現在、体調不良により医療機関を受診し、風邪と診断された場合の対応は、以下の通りです。

 

 

 

 

◉今年度中に13歳に達する人、またそれ以上の年齢の人

 

 

 

MOH(シンガポール保健省)の通達により、PCR検査が必要です。

 

 

 

 

また、同時に、医師から5日間のMC(Medical Certificate)が発行されます。5日という期間は、症状の重さとは関係がなく、シンガポール保健省(MOH)の指示により、一律に定められている長さです。

 

 

 

 

 

MCが発行されると、この間、医療機関へ行く以外の外出は認められなくなり、他者との接触をなるべく避けて生活をするように指示があります。

 

 

 

 

 

少し前までは、MCの5日間は、一切の外出は認められていませんでしたが、現在は、PCR検査で陰性が確認されるとその時点で外出禁止は解除となるため、外出できない期間は、実際には2~3日のようです。

 

 

 

 

 

とはいえ、実際に症状が落ち着いてくると、たった2~3日とはいえ、我慢できなくなり、きっとこれくらいはいいだろう、とつい軽く考えてしまう人がいるかも知れませんね。

 

 

 

しかし、ここはシンガポール。外国人だからでは済まされないのは労働ビザと一緒ですよ。

 

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室/生徒さんのママとの会話より〜シンガポールDP保持者の就業が厳しくなる?

 

 

 

 

日本のような「要請」とは強制力が違い、これらは、シンガポールで定められている「法律」で、国民、外国人関係なく、シンガポールに住む人たち全てが等しく守るべき義務です。

 

 

 

 

検査で陰性が判明する前に、規定に違反した行動を取ると、否応なく1万ドル以下の罰金または6か月以下の禁固、またはその両方が科せられ、厳罰に処されることになりますので、くれぐれも注意してくださいね。

 

 

 

 

◉13歳以下の子ども

 

 

 

重症例を除いて、基本的には検査対象とはならず、5日間の自宅療養となります。その間の外出は控え、他者との接触は避けるようにとの指示が出されます。

 

 

 

 

 

ざっと説明しましたが、ご家族にMC が出ている場合の出張レッスンの受講が可能かどうかの判断は、診察をした医師の判断により異なっており、似たようなケースでも、個々に対応が違っているのが現状です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室では、コロナ禍においても全ての生徒さん、ご家族の方々が、安心してピアノレッスンを受講できるように、感染予防対策に日頃より万全を期しています。

 

 

 

 

 

先にお伝えしたように、ご家族に風邪の症状がある場合は、レッスン受講の前に速やかに医師の診察を受けていただき、外部からの訪問の許可をいただくことがレッスン受講の前提となりますが、乳幼児がご家族におられる場合は少し事情が異なります。

 

 

 

 

 

もともとアレルギー性の鼻炎を持つお子さんはエアコンの温度の差にも反応してくしゃみが止まらなくなりますし、乳幼児ですと、急に微熱が出たりすることはよくあることですよね?

 

 

 

 

 

 

先日こんなケースがありました。5歳の女の子の生徒さんです。

 

 

 

(レッスンの一時間ほど前のLINEのご連絡)

♦︎生徒さんの妹さん(2歳児)の幼稚園から発熱との連絡があって帰宅させて検温すると37度台前半の微熱。

 

♦︎妹さんは、帰宅後元気におもちゃで遊んでいて、現在食欲もある。

 

♦︎生徒さんの体調には問題はなく平熱。

 

♦︎レッスンでは生徒さんはマスク着用、妹さん、お母さんもマスク着用で別室にて待機の予定。

 

 

 

「こんな状況ですが、先生、レッスンに来ていただくことはできますか?」

 

 

 

 

妹さんは2歳。37度台前半の発熱は、この月齢であれば決して珍しくありません。

 

 

 

 

 

 

私は、メッセージで状況説明を受け、お母さんがご提案くださったように、妹さんとお母さんがマスク着用で別室待機、生徒さんもマスク着用の万全の体制で臨めば、通常通りのレッスンを実施することが可能と判断し

 

 

 

 

その日のレッスンでは、今後また何かの理由でオンラインレッスンが必要になった時の「もしも」に備えて、レッスンの間別室で待機していたお母さんと、レッスン最後の5分間に、特別にオンラインレッスンのシミュレーションを行ってみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室で実施しているオンラインピアノレッスンでは、デバイスを複数併用するため、Zoomに繋げてPCも必要ですが、この日は急な対応だったので、LINEのビデオ通話の機能を活用し

 

 

 

 

 

レッスンでできるようになったことをママに画面で見てもらおう!

 

 

 

 

 

と生徒さんに提案したところ、生徒さんは大喜び♬

 

 

 

 

 

この生徒さんは、レッスンの時のビデオ撮影は何回か経験済みですが、ピアノを弾いている時、視界に入る場所に則子せんせーのiphoneがあるのは初めてだし、そこに画面に、マスク姿のママの顔が映っているのも初めて!

 

 

 

 

 

結果、初めて尽くしの経験に、嬉しいながらも、さすがに緊張もしたようで、演奏は途中ヒヤリとした部分もありましたが、最後まで止まらずに弾いて、全て終えた後、きちんと手を揃えてお膝に置くところまで落ち着いてできましたよ。立派です!

 

 

 

 

 

 

 

当ピアノ教室では、生徒さんのご都合によりレッスンをお休みの場合、振替レッスンを実施しておりません。

 

 

 

 

私は、ピアノ講師は、大切なお子様のピアノを含めた音楽教育全てに関して丸ごと、プロとしての責任を引き受ける立場であると考えています。そのためレッスン費は

 

 

 

 

 

×    毎回のピアノレッスンの対価

 

 

 

〇 ピアノレッスンの時間以外や将来も含めて生徒さんのピアノ人生や音楽に関わる全てにプロとして責任を持つ証

 

 

 

 

 

であると考えています。当ピアノ教室は、チケット制のお教室のように「今月○回レッスンしたから、年回○回実施したからOK」という軽いノリではなく

 

 

 

 

 

レッスンをお休みした際も、動画での宿題チェックや練習アドバイス、メッセージでのコミュニケーション等を通じて「音楽の総合プロデューサー」としての立場からのフルサポートを行なっています。

 

 

 

 

 

シンガポールの出張ピアノ教室Q&A④〜振替レッスンは可能ですか?〜

 

 

 

 

常に一人一人に対して価値あるレッスンを提供する覚悟を持ち、プロとして全力でピアノ指導に取り組み、キャリアに甘んじることなく日々指導の研究や勉強を怠らずさらに高みを目指すことはもちろん、ピアノを弾くこと以外でも、大人として、先生として、お手本を示せる存在となれるよう日々研鑚しています。