こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
2024年の発表会まであと1週間となりました。
今日の主役さんは、昨日のレッスンでも、いつものように全力を振り絞り、体当たりで難関に挑んだWちゃんです。
早いもので、レッスン開始から約4年半が過ぎました。
心の奥にある一途さや芯の強さを、則子先生は、初めて出会った5歳の頃からすでに見抜いていましたよ。
当時、何年かしたら懐かしく思い出すだろうなと思いながら写した1枚がこちらです。
まだ5つくらいしか音がでてこない曲でしたが、てこずりました。
この年代の子どもにとって、両手の指を使って、それぞれ違う動きをするのは大人が思う以上にとてもとても大変なことなのです。
むずかしくて、むずかしくて
なかなか思うようにいかず
歯を食いしばりながら目に涙をためて、いつまでも手を動かし続けていたWちゃんの姿が蘇るようです。
あの時から4年半が経過したいまでは
あの頃とは比較にならないほどの音の数と複雑な和音やリズムを使った難しい曲に挑戦できるまでの実力が備わってきました。
コツコツと積み上げてきた成果です。
それでも、自分に厳しい性格のWちゃんは、出来栄えに納得することができず
悔しくて悔しくてたまらない気持ちになって凹んでしまうことがあります。
でもね
最近では少しずつ、そんな感情も、うまく手なづけることができるようになってきました。
えらいなって秘かに感心しているんですよ。大人でも、うまくいかない時に感情をコントロールするのは、なかなか難しいことです。
私が一貫して伝えているのは、とにかく
泣かない!
悔しくて泣いてしまう気持ちはよ〜く理解できるけれど
それを
いいよ、いいよで、よしよしと受け入れてしまったら、本人の「弾けるようになりたい」という願いを叶えてあげることができません。
厳しいように感じる方がおられるかもしれないけれど、これは則子先生流の優しさのひとつ。
泣いて心が乱れてしまうと指だって思うように動かなくなってしまい、実のある練習になりません。
泣いている時間があったら一回でも多く弾いた方がいい
そんな当たりまえのことが、スッと腹落ちするまでにも時間が必要です。
焦らず根気よく。そしていつも覚えていてほしいのは
あなたの隣には則子先生が、いつも一緒にいること💕
どうしたらいいのか
どうすればいいのか
ちゃんと教えるから安心してください。ですから
悲しくなることなんて、不安に思うことなんて何にもないんですよ。
そしてね。
時々は後ろを振り返ってほしいんです。
ピアノを学ぶ長ーい長ーい過程では、前だけを向いてがむしゃらに走るだけだと辛くなる時だって、誰にも必ずあるけれど
ここまで来るまでの道のりを冷静に振り返ったとき
その軌跡が自分の自信につながったり、救われたりすることが必ずあるのだと、私は自分の長い音楽経験を通して知っています。だから伝えたい。たとえすぐにできなくても
今の私だからこそ、今の僕だからこそ、こんな難しいことに挑戦できるんだ、できるようになったんだ
と、堂々と胸を張っていいんだと。
ピアノで育てた自信を土台にして、凛とした気持ちで何事にも挑戦する勇気を持って臨み、人生の節目節目でチャンスを自らの手で掴み取ってください。
一人一人の成長を通して、感動を共有する喜びを体験する
それが則子先生のピアノレッスンです。
4年半積み上げてきた自信の証✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針