こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室では現在、来月に開催する、第26回の定期発表会に向けての準備が順調に進んでおります。
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◉第26回ピアノ発表会「Music Carnival」
◉日時 11月13日 日曜日
15:00開演
◉場所 日本人会 オーディトリウム
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当ピアノ教室の発表会は、どなたも自由にご来場が可能です。
フレンドリーで温かい発表会との評価をいただいており、既製の概念に囚われず、お馴染みの有名クラッシック曲はもちろんのこと、幅広いジャンルからの選曲やアレンジが特徴です。今年は2人の生徒さんが、自身のオリジナル曲を披露します。
「あ、この日、日本人会にいるよ!」
「ちょうどスケジュールがあいてます」
という方は、ぜひお気軽に遊びにいらしてくださいね!
当ピアノ教室の発表会の練習スタイルとは。
当ピアノ教室が、日本人のピアノの先生がご自宅に伺い個人レッスンを行う初のピアノ教室として、シンガポールで活動を始めて、今年で30年になります。
その間、シンガポールは目覚ましい発展を遂げ、今日では経済大国としてアジアのトップの座に君臨していますが、かつては、南国らしいのどかな暮らしの時代がありました
当時の生徒さんたちは、ご近所のお友達と、外で伸び伸びと遊ぶ時間がたくさんありましたが
今はどうでしょう?
最近では、お仕事を持ち、日本国内にいるのと変わりなくキャリアを積み、バリバリ働く駐在ママも増えています。
子どもたちは夜明け前に家を出て、学校から帰ると塾やお稽古ごとに急いで向かい、帰ってからご飯を食べて、宿題をこなして寝る
時間に追われ、タイトなスケジュールの毎日…..
時代は変わり生活環境も様変わりした今、【昔ながらの昭和のピアノ発表会】をそのまま続けて、過酷な練習を強いていたら、生徒さんも、お家の方も、涙が出るほど辛い事態になってしまうことでしょう。
そもそも、ピアノを習うのに、そんな苦労をする必要って、あるのかしら?
というのが私の素朴な疑問です。
ピアノがうまく弾けるようになりたい
その夢を、できるだけラクに叶えるための手立てを教えてあげることはピアノの先生の仕事の一つだというのは私の自論です。
当ピアノ教室は、自力で楽譜が読めて弾けて
他のことにも自信を持って積極的に取り組める
生きるチカラを育てていく人間教育の場としての役割も担っています。ですから
発表会の練習も、おうちの方にプレッシャーをかけて、生徒さんにピアノ練習を強要することはありません。
一人一人の生徒さんの年齢や性格に合わせ、自発的に「ピアノをもっとうまく弾けるようになるためにがんばりたいと思う気持ち」が高まるよう、成長に応じて自立を促し、導いていく指導をします。
子どもの気持ちが充分に熟していないのに、大人の都合で無理はさせません。ましてや
子どもが練習できてないとママが先生に叱られる???
といった「コワ〜い世界」とは無縁です。ご安心くださいね。
噂によると、令和の現代でも、このようなスパルタ式のお教室が実在するようです。どんなお稽古でも様々な指導の形があり、どれが正解というのはないと思いますが
私自身は、指導者として、生徒さんのみならず、お家の方がピアノを「負担」に感じてしまうようなレッスンは無条件にイヤですね。なぜならば
眉間にシワを寄せて深刻な顔をしてピアノに向かってもいい音は出せないし、何も得られないと思うからです。
「やることが次から次へと出てきて終わらない」
目まぐるしい毎日だからこそ、安らぎを求めている人たちにピアノのチカラを、音楽のチカラを感じてほしい
そんな気持ちで、私はいつも、生徒さんたちやお家の方達と向き合っています。
さて、今日は最後に、2年ほど前に、他の日系ピアノ教室から当ピアノ教室に転入してこられたRちゃん(小学4年生)の華麗な指さばきをご覧いただきましょう。
この日は、何度も練習を積み重ねていたエンディテングの部分が、ようやくバッチリ決まり、静かな喜びに浸っていたRちゃんです。
弾いているのは、ジブリの曲の一曲。
Rちゃんのピアノ演奏のお披露目は発表会本番のステージを予定していのますので
本日は、優雅な雰囲気のRちゃんにマッチするようにと考えながら自宅の電子ピアノ(ヤマハクラビノーバCVP)を使って作成した、オリジナル音源とともにお届けいたしますね♬
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。