この2年半あまりのピアノレッスンを振り返りながら…大成功の夏休み2022♬小3女の子。

こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。

 

 

 

 

 

今日は、毎週土曜日の夜に、日本からzoomを使用したオンラインレッスンを受講している「ゆあちゃん」の2022年の夏休み大成功ストーリーです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

振り返ってみると、ゆあちゃんが当ピアノ教室でピアノを習い始めたのは2020年の１月。

 

 

 

 

 

 

忘れもしない、前年に開催した、当ピアノ教室の発表会でのお友達の晴れ舞台の応援にかけつけてくださったのが、ゆあちゃんとお母さんとの初対面でした。あの時のゆあちゃんは、まだ5歳。

 

 

 

 

 

 

その後、お母さんと何度かメッセージのやり取りを重ねて、ようやくスケジュールも整い、さぁ、いよいよ！と、満を期してのレッスンスタートとなりましたが

 

 

 

 

 

私たちは、レッスン開始わずか半年足らずで、出張レッスンができなくなってしまうという危機に直面することになります。

 

 

 

 

 

そう、あのサーキットブレイカー(都市封鎖)です。

 

 

 

 

 

みなさんは、まだ、当時のことを鮮明に覚えていますか?

 

 

 

 

 

未曾有の出来事に、ピアノ教室をはじめ、シンガポール中のお稽古ごと教室は大混乱。もろに打撃を受け、すっかり麻痺状態に陥ってしまいましたが

 

 

 

 

 

幸いなことに、当ピアノ教室は、事前に危機を察して、水面下で着々と準備を進めていたため

 

 

 

 

 

冷静に対象することができ、サーキットブレイカー発令の初日から即座に全てのレッスンをオンラインに切り替えて、一切レッスンに穴を開けることなく、生徒さんの学びを継続することに成功しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シンガポール暮らしが30年近くにも及ぶと、不思議と妙な勘が働くようになるものですね。

 

 

 

 

 

私は、2020年の年明けの時点で、街の異変を察知し、いまだかつてない大変な事態が起こる胸騒ぎが止まらず、「必ず必要になる」と根拠のない確信に強く背中を押され、憧れのMacBook Airを購入していました。

 

 

 

 

 

まさかその数ヶ月後に、かけがえのない相棒となるとは、つゆ知らず・・・

 

 

 

 

 

話が逸れてしまいましたが。。。

 

 

 

 

 

サーキットブレイカーや、度重なる外出制限下でも、当ピアノ教室がオンラインでピアノレッスンを継続した理由、それは

 

 

 

 

 

子どもたちの学びに【空白の時間】をつくりたくなかった

 

 

 

 

 

からです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、今になって思い起こしてみれば、最初は1ヶ月の予定が延長され、結局3ヶ月と長期になってしまった外出制限中、レッスンをお休みする理由(言い訳)ならいくらでも見つかる状況だったのかもしれません。

 

 

 

 

 

「事態が落ち着くまで、しばらくの間は自習してくださいね」

 

 

 

 

 

世界中の誰もが混乱し、不安に怯えていたのだから、その一言で逃げ切っても、なんら問題なかったでしょう。単なる仕事として、全てを割り切ってしまえば。

 

 

 

 

 

だけど私は、そんな気持ちには、どうしてもなれませんでした。

 

 

 

 

 

ありがとう、ラーメン

 

 

 

 

 

コロナなんかに負けたくない！

 

 

 

 

それは、音楽で生きている1人としての、心の底から湧き上がるプライドです。

 

 

 

 

 

こんなときだからこそ、わたしがしっかりしなきゃ！

 

 

 

 

 

シンガポールに、まだ日本人のピアノの先生が1人もいなかった時代から、様々な問題が起こるたびに一つ一つ解決し、転んでもまた起き上がり、まだ誰も歩んだことのない道を切り拓きながら、ピアノ教室を背負ってきたという、チームのリーダーとしての意地もあります。

 

 

 

 

 

 

ゆあちゃんは、コロナという、目に見えない忌まわしい存在にも決して屈しないと覚悟して挑んだ、出口の見えない苦難の道を、ともに歩んだ、愛しくも頼もしい【同士たち】の1人なのです。

 

 

 

 

 

 

ニューノーマルの夜明け〜母の気づき新一年生の娘の学び、母の気づき〜

 

 

 

 

 

お母さんの、たぐい稀なる勇気も忘れることができません。

 

 

 

 

 

ピアノレンタル即決!/コロナ禍で力強く奮闘の母。

 

 

 

 

 

今、ゆあちゃんと私は、遠く海を隔てて画面越しのレッスンですが、ハンデなんて全くありません。いいえ、むしろ私たちって無敵?!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どんなことがあってもこわくない。きっと乗り越えてゆける。

 

 

 

 

 

この2年半あまりのピアノレッスンで、私たちは、揺るぎない自信と、お互いへの信頼を勝ち得ることができたと確信しています。

 

 

 

 

 

 

だって、日本に帰ってからのゆあちゃんは、さらにパワーアップして、新たな挑戦に果敢に挑み、日々目覚ましく成長を続けていて、毎日一緒に過ごしているご家族さえも、ゆあちゃんのピアノの上達のすごさにびっくりして目を見張るくらいなのですから。

 

 

 

 

 

人前での演奏を通して、緊張感を味方につける術も身につき、本番での度胸もついてきました。

 

 

 

 

 

もちろん、ゆあちゃんの2022年の夏休みは大成功!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

練習動画とともに届いた、お母さんからのメッセージをご紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆあちゃんは先週から「つむぎうた」の練習に入っています。今は片手ずつの練習に専念中。

 

 

 

 

 

 

一つ一つの音を丁寧に扱い、あたたかな心を宿していくことができるのは、ゆあちゃんの持つチカラの一つです。ステキ♬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これからも「好きを極めていく」ゆあちゃんの日々に寄り添い、才能を、さらに大きく開花させるために全力をそそいでいきます!