こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、電子ピアノのピッチについて書いた昨日の投稿の続編です。
昨日の記事はこちら。
今年の3月、私は2年ぶりに一時帰国をしました。zoomを使って、日本⇄シンガポールの、オンラインレッスンも実施しましたよ♬
シンガポールの出張ピアノ教室/一時帰国しました。オンラインレッスンを実施中です。
シンガポールの出張ピアノ教室/日本からのオンラインレッスンDay5 ハイライトより。
あのときは、現在よりも渡航制限が厳しく、シンガポールから日本に入国した後は、ワクチン3回摂取済みで陰性が証明されていても一定期間の待機が必要だったので
私は、羽田に程近いビジネスホテルを予約し、そこに1週間滞在していたのですが、夜、近くを頻繁に行き来する救急車のサイレンを聞きながら気がついたことが2つありました。
羽田空港勤務の友人の話によると、宿泊していたホテル近くの大通りには、救急指定病院があるそうです。
その1。サイレンの音のピッチが違う?!
窓の外に響き渡っている救急車のサイレンの音が、記憶の中の音よりもピッチが下がっていたのです。
え?気のせいかしら?
気になったので調べてみると、Yahoo知恵袋に、こんなやりとりを見つけました!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
【質問】救急車のサイレンについて
最近、今までよりも音程がかなり低いサイレンの救急車が走っています。
別に特別なわけではないようで、デザインは普通のサイレン音の車両と同じに見えます。
接近時でも音が低めだったのでドップラー効果というわけではないと思います。
新しい法律か何かで低音に変わったのでしょうか
【回答】
サイレンアンプのメーカーにより呼び方が異なりますが、ハーモニックモードや弱音モードといって、ピーポー音の質を変えることができます。
普段は甲高いピーポー音だったのが、少し低くて丸みのある音(ブーピーやフィーフォーのような)
理由としては、夜間や早朝時における周囲への配慮です。(ウルサイから)
ちなみに、法により音量は下げられないため音量はそのまま、音質だけ変えています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
そういうことだったのですね!
救急車のサイレン音のピッチが下がっているのは理解しました。
しかし、もう一つの疑問が残っています。
その2。ドップラー効果が感じられなくなったのはどうして?
そこで、さらに調べてみると、こんなことがわかりました。
音の専門家によると、「最近、救急車のドップラー効果があまり感じられなくなったのは、救急車の速度が原因ではないか」ということです。
ドップラー効果を感じるのは、音を出している物体の速度が関係しています。
つまり、救急車の走行速度が以前より落ちているのではないか?ということなんですね。
救急車は早く走らなければならないイメージですが、実際、最近の救急車は昔に比べ、速度が落ちているのだそうです。
その理由は2つ。
①最近の車は遮音性が高くなったため、”サイレンの音がドライバーに聞こえにくくなった”
サイレンが聞こえにくいため道を開ける反応が遅くなり、救急車はその車の合間を縫って走行しなければならないため、必然的に走行速度が遅くなった、ということなのだそうです。
②救急車内での治療技術が進んだ
医療技術や機器類の進歩で、救急車内での治療が以前に比べて対応できるようになったため、急いで走らなくても良くなったのだそうです。
ちなみに時速40キロで走行する救急車のサイレン音にはドップラー効果が感じられ、時速20キロで走行するサイレン音にはドップラー効果は感じられないそうです。
私が滞在していたホテルは救急車の目的地に近いため速度は落ちていたはず。だからドップラー効果が感じられなかったというわけですね。なるほど納得です!
当ピアノ教室では、インター校に通っている生徒さんたちが一時帰国から元気にシンガポールに戻ってきたのと入れ違うように
現在は、日系幼稚園、日本人小学校に通う生徒さんたちが一時帰国で夏休みを謳歌している真っ最中です。
日本は信号や駅のホームなど、街のありとあらゆるところで音楽が鳴っているので、耳コピのトレーニングにもってこいの環境とも言えるでしょう。
リトルピアニストたちのお帰りを待ちわびながら
あちらこちらから聞こえてくる音に耳をすまして、ピアノの鍵盤を思い浮かべてくれていたら嬉しいな….
と、一人一人の笑顔を思い浮かべて時折空を見上げています。
楽しい思い出をいっぱい作ってシンガポールに元気で戻ってきてくださいね♡
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。