こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室の出張レッスン間での移動はオンコールのタクシーがメインです。
レッスンとレッスンの間をいかにスムーズに動くかは、快適にレッスンを進めていくカギともいえるので、シンガポールで出張ピアノレッスンをするとき、オンコールタクシーは欠かせない存在です。
タクシーで移動すると聞くと簡単なようですが、シンガポールは一方通行が多かったり工事中のところも多く、近い場所でも想定外に手間取ったりするので、余裕を持って移動時間を確保しておかないと痛い目に合ってしまうので注意が必要です。
以前は、ご要望にお応えしようとするあまり、綱渡り的ともいえる無謀なスケジュールを組んでいたこともありますが
毎回、レッスンのたびにヒヤヒヤしてしまい、精神的な疲労が増してしまったので、それを教訓に、最近は、よほどの事情がない限りは、なるべく無理をしないようにしています。コロナ以降、タクシーの台数もグンと減っていますしね。
※当ピアノ教室では現在、シティ周辺の出張レッスンを中心に実施しております。満席が続いており、年内はイースト、ウエスト地区にお住まいの方々の新規レッスン、ウェイティングへのお申し込みをお受けすることができない状況です。
ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
レッスン実施地域の詳細は、体験レッスンフォームより直接お問い合わせください。よろしくお願いいたします。
お問い合わせくださる皆様へ/2022年8月からの出張ピアノレッスンスケジュール。
レッスンに遅れてしまうと「お待たせしてごめんなさい」からのマイナススタートになるので、なるべくならば避けたい! そのために、シンガポール在住30年の経験を活かし、様々な対策を講じています。
特に幼児さんは、少し時間がズレただけでも集中力の度合いやご機嫌が全く変わることがあるので、より神経を使います。
◉レッスンを終えてすぐにお部屋の中からオンコールするか
◉リフトに乗る前にオンコールするか
◉リフトを降りて、エントランスに向かいながらオンコールするか
そのとき、そのときの状況によって、オンコールのタイミングも配慮しています。
これだけでも5分、10分の違いがでるのですよ。
5分確保できれば、おうちの方に普段のレッスンの様子を伺ったり、練習アドバイスをお伝えすることができ、有意義に時間を活用できますからね。
どんなに移動がタイトでも、余裕のある振る舞いを心がけるようにしていますが、悪天候だったり、なかなかタクシーが見つからなかったりすると、やっぱり焦ってしまいますが…..
保護者のみなさんは、その辺りの事情を汲んでくださり、私がコンフォートを呼んでいる隣りで、Grabを探してくださったりと機転を効かせてくださるので、本当にありがたいです。
出張ピアノレッスンは、多くの方々のご協力で成り立っています。
毎日、つつがなくレッスンができるのは、みなさんのおかげ。
そう改めて実感するたびに、心の底から深い感謝の気持ちが沸き起こってきます。
シンガポールのタクシー運転手さんは、気さくでフレンドリーな人が比較的多いですよね。
しかし中には、ぶっきらぼうで無愛想な人も。。。
道順を指定しても、シーンとして全く応答がなかったり。
私は対応に問題があっても、その場で忘れることにしています。
安全に目的地まで送り届けてくれたら、それだけでありがたい
と思っているからです。
しかし、わざと道を間違えられたりしたときは別です。そんなときは静かに
「申し訳ないのですが、次の信号で脇に止めてください。降ります。」
とだけ伝え、料金を支払ったあと、別のタクシーに乗り換えるようにしています。
しかし、そんな時も、もし何か文句を言われたとしても取り合わず、気にしません。
次のレッスン先に、できるだけスムーズに移動することが私の目的だからです。
イヤなことを言われても、感情で受け止めることはありませんし、ムキになって言い合いもしません。けしかけられても、耳を閉じて(笑)相手にしません。
感情をたかぶらせると、のちのちのレッスンに差し障りが生じるからです。
「あんなことを言われた」
「こんなことを言われた」
「ムカついて言い返してやった」
かつてそう息巻いていた女性がいましたが、内容を聞いてみると、ごくごく些細なことです。
しかし、その人にとってはコンプレックスを刺激するプライベート、かつ繊細な事柄だったため、軽く受け流すことができず、思わず激昂してしまったようでした。
反応してしまう気持ちは、わからなくもないですが(失礼な方もたまに見受けられますしね 笑)
私は、移動時間は極力【省エネ】に徹したいので、命に危険が及ぶような緊急事態が発生したのではなければ、【心おだやかに】【乱されず】にいることを最優先して気持ちを律するようにしています。その方が断然ラク♬
プロとして「仕事の前に気持ちを整えて準備をする」ことは当たり前。我慢と感じたりストレスだと思ったことは今まで一度もありません。
お写真は、Miniature Calendarさんから許可を得てお借りしています。
昨日、最終レッスン先に向かうときにお世話になったタクシー運転手さんは、いつになく饒舌でした。
どうしてわかったのか謎ですが
「キミは、何かの先生?」
と、いきなり尋ねられたので
「はい」
とだけ答えると
「日本語を教えてるの?」
と再び訊いてきたので
「ピアノを教えてます」
と伝えると
◉何人生徒がいるのか
◉何歳から教えているのか
◉週に何回レッスンするのか、時間は何分なのか
そしてさらに
レッスン費はいくら?
と、質問が一向にとまる気配がありません(笑)
そう、まさにシンガポールタクシー運転手さん【あるある】。
車中で、すぐにメッセージをしなければいけない用件があったので、答える代わりに笑って質問をかわし(ごめんなさい)
ひと段落ついた頃、逆に質問をしてみると、タクシー運転手さんは、ギターが趣味であることが判明!
それからしばしの間、音楽談義に花が咲き、コードの話をしたりアドリブの話をしました。すると
「キミの身体には音楽の血が流れているんだね」
「キミの人生は音楽だね」
「30年か….」
と感慨深そうに自問自答をしながら頷いていた運転手さん。音楽を愛する同士として何か結びつきを感じてくれたのでしょうか(笑) そうこうしているうちに目的地に到着。降りるときには
Enjoy teaching♬
と笑顔を向けてくれましたよ。こんな言葉をサラッと言えるって、カッコいいですよね。
運転手さん、どうもありがとう!
最終レッスンでも、楽しみながら全力を注ぐことができましたよ。
昨日は、変わりやすい空模様のシンガポールでしたが、一部の地域では、夕方美しい虹が見られたようです。
今日の当ピアノ教室の出張レッスンは、イーストエリアの大人レッスンからスタートし、ノベナを周り、ハーバーフロント、マリーナベイエリアへと移動する、ちょっぴりハードな移動ルート。
移動中、また愉快なことに出会えるかな???
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。