こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、先日に続いて、一時帰国を終え、元気にシンガポールに戻ってきた生徒さんのレッスンの様子を動画を交えてお伝えします。
前回はこちら。
小学校5年生のRちゃんは、すみっコぐらしが大好きな女の子。
一時帰国では、すみっコぐらし展を訪れて、限定グッズをゲットするなど、楽しい時間を過ごしてきたそうです。
Rちゃんの日本のご自宅にはグランドピアノがあり、しばらく調律をしていなかったとのことですが、今回、私のススメもあって、お家の方が5年ぶりに調律を決行してくださいました。
一時帰国は、日本に置いてあるピアノのメンテナンスをする、よいチャンスです。
ずっと蓋を閉めたままで誰も弾いていなくても、ピアノの弦はだんだんと緩んでいき、ピッチは、すこーしずつつズレていきます。(聴いても分からないかもしれませんが、着実に下がっていきます) ギターやバイオリンと同じですね。
見えないところでパーツの劣化も進みます。ピアノは、楽器の構造が複雑なため、専門知識をきちんと学んだプロの手による定期的なメンテナンスが必要不可欠です。調律を継続していると、ピアノの健康寿命を長く保つことができますよ。
気にはなっていてもついつい・・・長く放置したままにしていると、調律の費用もどれくらいなのか気になりますよね? そんな時は、お近くのヤマハ特約店に、まずご相談をしてみましょう。連絡をすれば見積もりに来てくれます。(ご相談のみの場合は、無料でサービスしてくれることがほとんどです)
コロナの感染者が急増している現在は、自宅に人を招き入れることに抵抗がある方も多いと思いますので
感染の波を注視しながらタイミングをみて、予約を入れるようにするとよいでしょう。来ていただく時間も工夫しましょう。朝の早い時間や夕方であれば、窓を開けて扇風機を回し、換気をすることも可能ですよね。調律の所要時間は大体1時間から1時間半程度です。そばにつきっきりでいる必要はありません。
調律をすると、音の高さの調整だけではなく、鍵盤の状態も整えてくれるため、なめらかで弾きやすくなりますし、普段行き届かない、奥の方まで丁寧に掃除をして磨きをかけてくれますので、とても気持ちがいいですよ!
Rちゃんは、毎日とはいかないまでも、日本でもピアノ練習を欠かさずに続けて、新しいところの譜読みを進めていました。
現在練習しているのは、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」の主題曲「君をのせて」です。
この曲は、のびやかなメロディで人気があり、様々なアレンジのピアノ譜があるので「弾いたことがある」というお子さんも多いことでしょう。
Rちゃんが練習しているのは、中級者用のジャズピアノ風のアレンジを施した、一味違う「オシャレなバージョン」です。
左手のコードにテンションを加えてあったり、アルペジオの構成音が凝っているので、その分「弾いてみて初めてわかる難しさ」があちこちに散りばめられているのですが、その一つ一つを攻略していくことに喜びを感じているかのようなRちゃん。昨日のレッスンでも熱心に練習に取り組み、複雑な指使いもマスターしました。
もう少し弾き込んでからペダルを入れた練習に入ります。音が広がって、さらに優雅できれいな響きになりますよ。楽しみです!
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。