シンガポールの出張ピアノ教室/新発見!歌だけに反応するニューロン。

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こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
 

 

 

当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。

 

 

 
プロフィール
 

 

 
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。

 

 

 
指導方針
 

 

 
ピアノレッスンコース
 

 

 
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
 
 

 

 
シンガポールのピアノ教室事情
 
 

 

 
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
 

 

 
Q&Aシリーズ⑩先生のお宅でのレッスンはありますか?
 
 

 

 

講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。

 

 

 

ヤマハ認定グレード

 

 

 

今日は、音楽に関する興味深いニュースを見つけたので、みなさんとシェアしたいと思います。

 

 

 

歌以外には反応しないニューロンが発見されたそうです

 

 

 

マサチューセッツ工科大学(MIT)の脳神経科学研究チームが2月22日(現地時間)、人間の脳内に歌には反応するものの、他の種類の音楽には反応しないニューロン集団を初めて特定したと発表しました。

 

 

 

 

 

聴覚皮脂に見つかったというこのニューロンは、声と音楽の特定の組み合わせに反応しているように見えますが、通常の発話や楽器演奏には反応をしないとのこと。

 

 

 

 

これらのニューロンが何をしているのかは分かっておらず、解明のためには、さらなる研究が必要だとされています。

 

 

 

 

 

 

2015年には、同じ研究チームが機能的磁気共鳴画像法(fMRI)を用いて、音楽に反応するニューロンを見つけていましたが

 

 

 

 

頭蓋骨に電極を埋め込むことで電気的活動を記録できる皮質脳波検査(ECoG)を利用。

 

 

 

 

これにより、より高精度なデータを取得できたとのことです。

 

 

 

 

ECoGは電極を埋め込むために、この実験は健常者には通常は実施できませんが、てんかん発作の治療を行う患者を監視する方法として使用されているとのこと。

 

 

 

 

今回は、てんかん患者15名の同意を得た上でデータ収集が行われました。

 

 

 

 

本研究の筆頭著者でロチェスター大学メディカルセンターの神経科学助教授であるSam Norman-Haignere氏は

 

 

 

 

「今回の研究は、音楽における直感的な区別と一致する形で、聴覚皮質内の機能が比較的細かく分離されていることを示す証拠となります」

 

 

 

と述べています。

 

 

 

まさに画期的な発見ですね!

 

 

 

今回の研究は、音楽とてんかんの関連性についての理解を深めることにも繋がるかもしれません。

 

 

 

 

ところでみなさんは、ポケモンショックを覚えていますか?

 

 

 

ポケモンショックとは、1997年12月16日にテレビ東京および系列局(TXN)で放送されたテレビアニメポケットモンスター』(ポケモン)の一部視聴者光過敏性発作等を起こし救急搬送された放送事故事件である。また、事件の影響で本番組の放送がおよそ4カ月間休止という措置が取られた。「wikipedia」より。

 

 

 

 

これは光の点滅などで誘発される「光感受性てんかん」ですが、同様にある種の音楽により発作を起こす「音楽てんかん」というものも存在します。

 

 

 

 

一方で、特定の音楽を聴くことが発作の抑制に役立つという研究もあります。

 

 

 

 

そこでここからは、音楽のもたらす脳へのリラックス効果についてスポットライトを当ててみたいと思います。

 

 

 

モーツァルトの楽曲のヒミツとは。

 

 

 

昨年Scientific Reports」誌に掲載された研究では、モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」を30秒間聴くことで、てんかん患者の発作を引き起こす神経細胞の活動を抑えることができたとのことです。

 

 

 

 

これはピアノ愛好者にとって大変興味深い話題ですよね!

 

 

 

 

 

 

ところでみなさんは、人間の話す言葉には周波数があり、言語によって周波数が異なることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

日本語は125~1,500hz(ヘルツ)であるのに対し、英語は2,000~12,000hz(ヘルツ)なので、周波数の違いから日本人は英語のヒアリングや発音が苦手なのだそうです。

 

 

 

 

モーツァルトはわずか6歳から演奏旅行のために外国を旅していたため、成長期に周波数の異なる言語を聞き続けることになり、聴覚が飛躍的に発達したといわれています。

 

 

 

 

モーツァルトは数多くの傑作をこの世に生み出してきましたが、その作曲法は非常に独特なものでした。

 

 

 

 

なんとピアノを使わず、頭の中に流れるメロディーをそのまま譜面に書き起こしていたのだそうです。

 

 

 

 

しかも、妻コンスタンツェと世間話をしながら、速記のごとく譜面に書き起こしていたというのですから、まさに超人です!

 

 

 

 

 

 

モーツァルトの楽曲は「癒しの曲」としてよく知られていますが、高周波が多用されているのが特徴です。

 

 

 

 

高周波は脳から腰へ、低周波は腰から下へ刺激が伝わる特性がありますが、モーツァルトの楽曲は特に高周波が多用されている、つまり脳を刺激する音楽なのだと聴覚専門家が分析しています。

 

 

 

 

高周波の正体はα波。「1/fのゆらぎ」と呼ばれるものです。

 

 

 

 

α波が出現している時、大脳は働きを抑えられ「癒し」の状態になると言われています。

 

 

 

 

「1/fのゆらぎ」の身近な例は電車の揺れです。

 

 

 

 

ただ単調なだけではなく不規則な揺れだけでもない。

 

 

 

 

予測可能な部分とそうでない部分が半々嫌いで構成されている音。

 

 

 

 

だから眠気を誘うのですね!

 

 

 

 

モーツァルトの楽曲は1/fのゆらぎで進行するものが多いので、α波を発生させる「癒し効果の高い楽曲」と言うわけなのです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、モーツァルトの楽曲のヒミツを紐解いたところで当ピアノ教室に目を向けてみると・・・

 

 

 

現在、モーツァルトの楽曲に挑戦している生徒さんはお2人おられ

 

 

 

 

❤︎中学1年生のDくんが「きらきら星変奏曲」を

 

 

 

❤︎大人ピアノのレッスン生Nさんが「トルコ行進曲」を

 

 

 

 

それぞれ練習中です。

 

 

 

 

モーツァルトの楽曲は、演奏に几帳面さが要求され、一つ一つの音に神経を尖らせる必要がありますが、うまく弾けたときは背筋がピーンと伸びるような清々しさを感じることができます。

 

 

 

 

凛としたメロディラインや、トリルの繊細さ、格調の高い和音の響きも魅力的です。

 

 

 

 

思うような音を出すまでには時間がかかり、なかなか手強い相手ですが(笑)それだけに弾けた時の喜びは格別。

 

 

 

 

 

さぁ、さらに頑張って練習を重ねて、周りの人たちを癒しの世界へいざない、α波で包み込んでしまうようなステキなピアノ演奏を目指して、一歩ずつ一緒に前進していきましょう♬

 

 

 

頑張ることを楽しむ力を育てる

 

 

 

当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。

 
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

 

 
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