こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日の投稿は昨日の続きです。
【宿題、ちゃんとやりましたよー!】
第2弾の第2日目です。
第1日目の記事はこちら。
それでは早速、自作のオルゴール曲の演奏をお聴きいただきましょう♪
手動のため、ギコギコとお聞き苦しい点もありますが、どうぞお許し下さいませ。
さて、みなさんは、「オルゴール」の語源をご存知ですか?
「オルゴール」は、カタカナだし日本語じゃなさそう……と思われる方も多いかもしれません。でも意外や意外。実は
「オルゴール」は日本語なのです!
江戸時代にオランダから日本に「手回しオルガン」が持ち込まれました。
この時に持ち込まれた手回しのストリートオルガンをドイツ語で「ORGEL(オルゲル)」と言います。
当時、音楽を奏でる不思議な箱「オルガン」は、「オルゲル」の呼び名がなまって「オルゴル」という名で浸透していきました。
その後、江戸時代末期にシリンダーオルゴールが渡来しました。
オルガンとオルゴール、仕組みは全く違うのですが、音楽が流れる不思議な箱=オルゴルと認識していた日本人は、シリンダーオルゴールも「オルゴル」と呼んだそうです。
そしてそのまま「オルゴール」という呼び名で人々に親しまれ、現在に至るのです。
本来は「オルガン」を意味するはずの「オルゴール」。
勘違いがそのまま定着してしまったなんて、おもしろいですね。
ちなみに、みなさんが普段弾いているヤマハのピアノも、始まりを辿るとオルガンに行き着きます。
ヤマハは、創業者山葉寅楠(1851(嘉永4)年4月20日生、1916(大正5)年8月8日没)が、静岡県浜松市で1台の壊れたオルガンの修理をしたことが、ブランドの始まりです。
「YAMAHA」の商標は、この創業者の名に由来していますよ。
オルゴールは英語ではMusic Boxです。オルゴールと呼んでも通じないので気をつけてくださいね。
シンガポールオルゴール博物館をご紹介します。
ここは、東南アジアで唯一のオルゴールの博物館で、大小合わせて30以上のアンティークオルゴールが収蔵されています。
子どもたちにオルゴールを受け継いでもらうためのキッズイベントとして、手作りのオルゴールのイベントなども不定期で開催しているそうです。
興味のある方は是非、訪れてみてくださいね。
(要予約)
Singapore Musical Box Museum
住所 168 Telock Ayar Street Singapore
068619
電話 6221-0102
開演時間 10:00-18:00 日曜、祝日は不定休