こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日は、音にちなんだ、おもしろいニュースのご紹介です。
鳥の鳴き声だけを収録したアルバムがヒットチャート5位に。
絶滅の危機にあるオーストラリアの鳥のさえずりや鳴き声のみを収録したアルバムがこのほど、オーストラリアの音楽チャート「ARIA」の週間アルバムランキングで、数々のスターを抑えてトップ5入りを果たし、今、話題になっていると知って、注目しています。
12月13日の週のランキングで、アデル、エド・シーラン、テイラー・スウィフトら人気アーティストに続いて5位に入ったのは、『Australian Bird Calls』の『Songs of Disappearance(消失の歌)』。
ABBAやジャスティン・ビーバー、マライア・キャリーよりもチャートを上回っているというのですから驚きです。
このアルバムは、オーストラリアの鳥類保護団体「BirdLife Australia」によって作成されました。
BBCによると、アルバムは12月3日にリリースされ、オーストラリアの絶滅の危機に瀕している53種類の鳥のさえずりを収録した内容なのだそうです。
早速一部を聴いてみました。清々しい気分になると同時に、オーストラリアの広い大地の力強さがダイレクトに伝わってくるような気分で満たされ、確実に元気になります!
このアルバムは、野生生物の音を録音するデイヴィッド・スチュワート氏が、実に30年以上かけて、めったに聞くことのできないオーストラリアの野生生物の鳴き声を集め、完成させました。
30年といえば、私がシンガポールに来てから現在までの時間と同じ長さです。
私が生徒さんたちへのピアノ指導にかけてきた月日に、遠く離れたオーストラリアでは別の時間が脈々と流れ続けていて、鳥の鳴き声を集めることに情熱を注いで生きていた人がいたのだと思うと、えも言われぬ親近感を感じます。
同アルバムで使用されている鳥の声はスチュワート氏が全て録音したものだそうです。
短い鳴き声を録音するために、何時間も藪の中で待ったものもあるといい、BBCは「この種のアルバムがトップ5に入るのは初めてで、歴史を作った」と伝えています。
アルバムはこちらのサイトから購入できますよ。
売上は「BirdLife Australia」の自然保護プロジェクトに寄付されます。
今日は最後に、シンガポールに生息している、ある野鳥の鳴き声を実際に聞いていただきますね♬
みなさんは「KOEL」をご存知ですか?
日本名は「オニカッコウ」。
KOELは、朝を告げる鳥としてシンガポールで一般的な存在です。
まだ空が暗いうちからどこからともなく聞こえてくる「コエール、コエール」という鳴き声。
やがて東の空がだんだんと明るくなるにつれ、たくさんの鳥達の鳴き声が重なり合い、朝の発生練習が始まる頃、街も少しずつ動き出します。
今年もあと残り少なくなり、年の瀬も押し迫ってきましたね。慌ただしい毎日を過ごしておられる方も多いと思います。
今週もみなさんが音楽の力に守られて健やかな毎日を過ごせますように。
当ピアノ教室のレッスンは、新時代にふさわしい、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。