こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
いま、昭和のサウンドが熱い!
みなさんは、平成生まれの10代、20代の間で昭和歌謡や昭和ポップスにはまる人が増えているのをご存知ですか?
TikTokでは昭和の楽曲を使ったショート動画が数多く投稿され、総再生回数は、なんと9億4400万回を超えているそうです。
若者の間でとりわけ人気なのが、80年代に双璧をなしたアイドル、中森明菜と松田聖子。
YouTube上での再生回数が数百万回を超える動画も多く、コメント欄では「リアルタイムで応援したかったな…」「私はこれからも明菜ちゃんを愛し続ける高校生です!」といった声が上がっています。
それにしてもなぜ、今の若者が「80年代アイドル」に魅了されるのでしょうか。
今日はその理由について少し考察してみたいと思います。
平成生まれにして、昭和歌謡や80年代アイドルをこよなく愛する、現役大学生シンガー、アマイワナさん(22)によると
「新鮮さや、驚きに近い感覚かな。特に80年代アイドルのカルチャーは独特で、自分にとって全部が『新しい』んです。
歌に関しては
「生歌なのに、こんなに歌えるの?ってぐらい、歌唱力が本当にすごい。曲によってはビブラートが毎週伸びていって、声量がどんどん出てくる。ワクワクしながら見ています」
とのこと。
「あの時代は、一人でステージに立っても存在感があるトップアイドルが多かったのだと思います。
当時は名作詞家、名作曲家と呼ばれる先生が曲を書いて、毎週生放送されていた歌番組でも、今とは比べものにならないぐらいバックバンドが豪華で、セットも派手で。
その中でアイドルがたった一人でステージに立っても、豪華さに見合うだけの歌唱力やパフォーマンス力があったのだと思います」
80年代アイドルのファッションも、今どきの若者の目には新鮮に映るようです。
「おしゃれでかわいい。今の時代に当時の彼女たちが着ていたものを着てもおしゃれだなと思うし、見ていて楽しい。まったく古さを感じません」
当時のアイドルのファッションは、松田聖子が王道路線。
いわずと知れた“聖子ちゃんカット”のほか、肩や袖にレースをあしらったフリフリのドレスやブラウス、段のついたフリルスカート、白や淡いパステルカラーを基調にしたフェミニンなワンピースなどが、若い女性たちのファッショントレンドの中心でした。
聖子ちゃんはフリフリのかわいらしい衣装のイメージが定着していますが、デビュー曲『裸足の季節』を歌うときには、歌番組で着る衣装として、あらかじめシックなワンピースやツーピースの衣装が用意されていたといいます。
しかし『イメージと違う』と言って自分で買いに行って選んだのがフリフリのワンピースだったのは、実は業界では有名なエピソード。
そう。最初にフリフリの『松田聖子像』を作ったのは、周りの大人ではなく聖子ちゃん自身だったのです。
明菜ちゃん、キョンキョンしかり。
昭和のアイドルたちは、たくさんの大人たちに囲まれている中でもこだわりを持って意見を発言し、自分ならではのセンスを発揮し、自らをプロデュースしていたんですね。
そんなところも、平成生まれの今どきの子たちが尊敬し、憧れるポイントでもあるようです。
アイドルの華やかな表目だけを見ているわけではなく「生き方」そのものにも熱い視線を注ぎ、刺激を受けているとは驚きです。
さて。
則子せんせーは昨年から急にエレクトーン熱が再燃し、最新のエレクトーンの練習にも余念がないのですが
昭和の時代のポップスを弾くのが楽しくてたまらず、ついこの間も聖子ちゃんの演奏をアップしました。振り付きです(笑)
まだまだ弾きたい【昭和の名曲】がたくさんあるので、さらに練習に励み、みなさんにご披露したいと思っていますので、楽しみにしていてくださいね。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。