発表会のドレスや靴に「あやかる」|シンガポールのピアノ教室。

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こんにちは。
シンガポールの出張専門ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越則子です。

 

毎年、この時期になると、発表会の準備が進む中で、保護者の方々との会話に、ドレスや靴についてのお話が少しずつ増えてきます。

 

その流れで、

 

「もうサイズが合わなくなったので、よかったら則子先生の生徒さんにどうぞ。」

 

と、ステージを重ねてきたお姉さんたちのドレスや靴が、リトルピアニストたちへと託されることがあります。

 

それらを一旦お預かりし、必要としているお子さんのレッスンに則子先生が持参して、直接お手渡しするのが、当ピアノ教室の「伝統」です。

 

「このドレスはね、あのお姉さんが着ていたのよ。」

 

その一言だけで、子どもたちの表情が一瞬で変わり、憧れの気持ちが、そっと心に灯るのを感じます。

 

同じステージに立った経験のある「お姉さん」の存在をリアルに感じながら、ドレスや靴を試す時間。

 

そっと確かめるように履いてみる横顔からは

 

「自分もあんなふうになりたい」

 

という静かな意志が見えます。

 

「あやかる」という表現は、少し古風かもしれませんが、私は好きです。

 

誰かの積み重ねてきた時間や努力に、そっと自分を重ねていく。

 

その人が歩んできた道に憧れ、自分もそんなふうに成長していきたいと願う。

 

そんな、とても美しい言葉だと思うからです。

 

新しいものを揃えることだけではなく、こうして誰かの頑張りが、次の子どもたちへ静かに受け継がれていく。

 

その小さな循環の中にも、発表会という舞台の、もうひとつの意味があるように感じます。

 

誰かが大切に使ってきたものを次へつなぐという行為は、物を大切にする心や、人の努力に対する敬意にもつながっています。

 

発表会という特別な舞台は、ただ演奏を大勢の前で披露するお祭りではなく、こうした目には見えない学びやつながりが、静かに育つ時間でもあるのです。

 

そして今年は、記念すべき30回目の発表会。

 

先輩から後輩へ受け継がれるドレスや靴とともに、想いや憧れもまた、静かに受け継がれていきます。

 

今年も、fairy wish creation らしい、たくさんのドラマが始まっています。

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて35年。

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
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 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
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