こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
今日は、先週、浜崎あゆみさんの、シンガポールでの初単独コンサートを祝し、独断で実施した「イベント」で感じたことを改めて綴ってみたいと思います。
先週5日間にわたり、シンガポール島内の駅ピアノで毎日演奏をして、改めて感じたことがあります。それは
ピアノはただ「音を出すための道具」ではない
ということ。
そこに置かれているだけで、誰かの心に寄り添ったり、勇気をくれたり
その場の空気をやさしく包み込んだりする、不思議な存在だということ。
たとえ、ピッチがずれていたり、鍵盤が壊れていたりしても、それでもなお
「私を弾いて」
と語りかけてくるピアノが、確かにそこにありました。
完璧じゃなくても、傷があっても、まだ音を出せるなら、その音はきっと誰かの心に届く。
それを証明するかのように、このボタニックガーデン駅のピアノは、私にとって、とても素直で、あたたかくて、「かわいいな」と思える存在だったのです。
誰からも見向きされなくなったら、そのピアノは、ただの「モノ」に戻ってしまうかもしれない。
でも、誰かが心を込めて音を届ければ、そこにはまた、新しい命が宿る。
浜崎あゆみさんが、長年にわたってたくさんの人に愛され続けているように、このピアノにもまだ奏でられる物語があるのだとしたら
私はそのページに、そっと音を添える一人でありたい。
心から、そう思いました。
そして、思い浮かべたのは、リトルピアニストたちのこと。
どんな音にも意味があること。
どんなピアノにも命を吹き込むことができること。
そして何より、音楽には、人の心を照らす力があることを、私はこれからも、生徒さんたちに伝え続けていきたい。
ピアノがうまくなることも大切だけれど、心で弾くことの尊さを知っている人に育ってほしい。
音楽を通して心を育てる
これが、則子先生の指導方針です。
かけがえのない時間を、生徒さん一人一人と共に重ねながら、私もまた、音楽を通して、人として成長していくための努力を続けていきたいと思います。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。