シンガポールの出張ピアノ教室/4歳さんのママたちに思う。

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。

 

当ピアノ教室では、昨年末にお2人、4歳さんの新入生をお迎えしました。

 

そして、今年に入り、3歳さんもレッスンをスタート。

 

シンガポールの出張ピアノ教室/3歳さんのレッスンが始まりました🎶

 

さらに現在、もう1人の4歳さんが、レッスン開始に向けて、お時間調整の最終段階に入っているところです。

 

 

30年以上、シンガポールでピアノを教えていますが、これまでに何度も生徒さんの大きな入れ替わりの波のを経験しています。

 

 

本帰国が重なるサイクルって、不思議とあるんですよね。

 

 

おそらく今年も、そんな年。

 

 

将来振り返ってみたときに

 

 

ああ、あの年は、ひとつの節目だったんだなぁ

 

 

と思う1年になりそうな予感がしている、則子先生です。

 

 

ご存知ですか?

 

 

巳年は

 

 

新しい自分に生まれ変わる

 

 

幸せな未来をつかむ

 

 

という意味があるのだそうですよ。

 

 

再生、というイメージでしょうか。

 

 

みなさんの2025年も、へびが脱皮するように、新しい自分に出会える年になるといいですね😃

 

 

さて。

 

 

満4歳さんというと、生まれたのは2021年です。

 

 

2020年、2021年といえば….

 

 

シンガポールでは、新型コロナ肺炎が猛威を奮っていた時期。感染状況によって、さまざまなな規制がめまぐるしく変化していた頃です。

 

 

外出時のマスク着用義務はもちろん、ショッピングモールの入り口には「関所」のように機械が設置され、スマホをかざしてワクチン接種済みのQRコードを読み取らせてからでないと入ることができませんでした。

 

 

ちなみに出張形式のお稽古ごとも全て禁止された時期もたびたびあり、そのたびに対応に苦慮しましたが

 

 

こんなときだからこそ、音楽の力を示すために立ち上がらなけば!

 

 

とばかり、全てのレッスンを速やかにオンラインに切り替えて続行したのは、シンガポールでは当ピアノ教室だけです。

 

 

手元、足元をズームするための複数デバイス使いや画面共有の機能、専用アプリの応用の仕方など

 

 

レッスンを単なる「ビデオ電話」にレベルダウンさせないために、あれこれ試行錯誤を繰り返していたことが懐かしく思い出されます。

 

 

出張レッスンが解禁になってからも、当ピアノ教室は、出張レッスンに行く前に毎日必ず自宅でART検査をして、その日にレッスンに伺うご家庭の保護者の方々お一人ずつに、LINEで健康状態に問題がないことをお伝えするなど

 

 

安心してレッスンを受けていただくために、他とは一線を画した、一歩進んだ独自の取り組みを実施していました。

 

 

未曾有の危機に直面し、ただ、ただ、夢中だった気がします。

 

 

できることがあれば何でもするつもりでした。

 

 

というとカッコよく聞こえるかもしれませんが

 

 

実はね….

 

 

反省もあるんです。

 

 

もともと血液が薄くて貧血の体質なのですが、無理がたたったのか症状が悪化し

 

 

やがて心臓に負担がかかるようになり、じっとしていてもつらく、めまいや息苦しさを感じはじめたので

 

 

注射を打ってもらったりすれば、どうにかやり過ごせるかな

 

 

と思いきや

 

 

その日のオンラインレッスンを全て終了させたあと、救急で駆け込んだKK(シンガポールで子育てしてるママさんたちは、これだけでわかりますよね)で

 

 

軽い検査をしたと思ったらいきなり車椅子に乗せられ、手首に「転倒注意」と書かれた紙のブレスレットをつけられ

 

 

準備ができ次第、輸血をします。

 

 

数日後に手術もするので、今日から4日間入院してもらいます。

 

 

と宣言されてしまいました。

 

 

そんな事態になるとは全く想定しておらず、もちろん何の準備もしていなかったので、すっかり気が動転し

 

 

「とりあえず着替えやお化粧道具を取りに、一旦帰ってもいいですか?」と、かすかな抵抗を試みたのですが、ドクターからは「何も起きない保証はないから、医師としてあなたを帰すわけにはいかない」と厳しい表情で止めらてしまいました。

 

 

ヘモグロビンの数値が、通常の半分以下まで落ちていたのだそうです。

 

 

命にかかわる大ごとではないものの、それなりに大変でした。

 

 

手術前に打たれた「準備」のための注射のあと、お腹がすごく痛くて…

 

 

泣きながら何度もナースコールを押してしまいましたよ。

 

 

健康を過信してはいけませんね。

 

 

入院、手術、無事退院。

 

病院に入るには普段とは違う、さまざまな検査やフォーム入力などがあった、あの頃ですが

 

 

現実を疑いたくなるような混乱のさなかでも、この子たちは元気に、そしてたくましく、この世に生を受けたんだなぁと思うと

 

 

新入生の4歳さん、3歳さんと接するたびに、こみ上げてくるものがあります。そして改めて思うのです。

 

 

ママたちは、すごいなって✨

 

 

話は変わりますが

 

 

月がきれいだよ、夕焼けがきれいだよと、折に触れて写真を送ってくれる人がいます。さりげない優しさが滲みます。元気でいることの証明だからです。

 

 

「空が美しいことに気がつけるくらいの元気な私」を保てることは、美しい空を見ることのできる必須条件ではないでしょうか。

 

 

今年も、心のフィルムに、美しい情景を、たくさん焼き付けることのできる「気付ける私」でいられますように。

 

 

 
 
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 指導方針

ピアノレッスンコース

 

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