こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、ピアノレッスンの話題から離れ、シンガポールに関する内容です。
シンガポールで15日、新たな首相に副首相のローレンス・ウォン氏が就任しました。
首相の交代はおよそ20年ぶりです。
15日、4代目の首相に就任したのは、これまで副首相兼財務相を務めてきたローレンス・ウォン氏(51)です。
官僚出身のウォン氏は、政府の新型コロナ対策の責任者として感染拡大防止に貢献した実績などが評価されました。
15日夜行われた就任式で「私たちのリーダーシップのスタイルはこれまでの世代と違うものになる」と述べて世代交代を強調し
米中対立や少子高齢化など外交や内政の課題を挙げたうえで「共にシンガポールを前に進めよう」と述べ、改めて国民に結束を呼びかけました。
ウォン新首相は中産階級の家庭で育った官僚出身の51歳。
新型コロナウイルス対策で複数の省を束ねるタスクフォースの共同議長を務め、政界での存在感を高めたほか、副首相兼財務相も務めてきました。
「私はシンガポールの(人材育成)システムの産物だ」
新首相に就任する前日、地元メディアのインタビューでこう語ったウォン氏は、ごく一般的な家庭で育ち、官僚を経て首相に上り詰めた、庶民派のシンガポーリアン。
1972年に会社員の父と教師の母のもとに生まれ、シンガポール東部マリンパレードのHDBで育ちました。
出自を問わず優秀な人材を育てる能力主義のシンガポールの仕組みを自らが体現することになります。
一方、シンガポールで「建国の父」と呼ばれるリー・クアンユー初代首相の長男で、前首相のリー・シェンロン氏は、高い知名度とリーダーシップでおよそ20年政権を率いましたが、退任後は顧問的な立場の上級相としてウォン首相を支える形になります。
テレビでウォン首相の就任関連のニュースを見ていると、新型コロナ肺炎が猛威を奮っていた2020年、2021年当時のことをリアルに思い出します。
感染者数が増えてくると決まって金曜日の夕方に、新たな規制強化を伝えるアナウンスがあり、会見を取り仕切っていたのがウォン氏でした。
規則が発令されるたびに緊張が走り、翌週からのレッスンをオンラインレッスンに切り替える段取りをしたり、移動の途中に生徒さんたちに急いでメッセージを送ったものです。
時が流れるのは早いもので、現在、当ピアノ教室の生徒さんの半数ほどは、【あの頃のシンガポール】を知らない人たちになりましたが
今日のレッスンも、あたりまえの日々を過ごすことができることに心から感謝しながら、誠実に務めてまいります。
どこよりも手厚く
きめ細やかなピアノ指導で
シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ
シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している
出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
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