こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室は、シンガポールで最も長い指導歴を持つ日本人のピアノの先生が主宰している、出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
講師 塚越 則子(つかごし のりこ)は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器のプロフェッショナルです。
今日は、ぐーっと時間を遡ってみたいと思います。
お宝発見!
少し前になりますが、引き出しの中を整理していたとき、手にした一枚の封筒の中に、今まで行ったことのあるコンサートのチケットの束を見つけ、一枚一枚の内容を確かめながら感慨にふけっていたところ。。。
とっておきの一枚を見つけてしまいましたー!!!
1993年に行われた、マイケルジャクソンの世界ツアーのシンガポール公演のチケットです!
今となっては、貴重なお宝だと思いませんか???
忘れもしない、この日は仕事が休みの日曜日。当時の私はグッドウッドパークホテルの専属ピアニストでした。
シンガポールツアー初日の、この日のチケットを取るために、販売開始日当日の午前中、急いでSISTICに走りました。
SISTIC は、シンガポール版「チケットぴあ」のような存在です。
まだインターネットが世の中に普及していなかった時代、SISTICはライブ情報の発信のメインでした。
チケットを見ると「こんな破格で」?!と、値段の安さにビックリしますが、当時の私にとって65ドルのコンサートチケットを買うことは、覚悟のいる贅沢のひとつだったので、一瞬躊躇したことを覚えています。
小指の先ほどの大きさでしか、マイケルを観ることはできなかったけれど、やはりライブの雰囲気は格別で、観客が一体化して最高に盛り上がり
やっぱり無理してでも来てよかった!
と心から感動したことは、きっとこれからも一生忘れないでしょう。
開演時間を30分以上遅れての開始でしたが、無事に行われて本当にラッキーでした。
というのも、翌日の公演は、当日になって、いきなりキャンセルになってしまったからです。。。
ちょうど、世間では、こんな疑惑の噂で持ちきりだった頃でした。
引き出しからは、こんなものも見つけましたよ。
左は、来星する数年前に購入して、愛用していた腕時計。海外出張の時も必ずつけていました。
シンガポールの出張ピアノ教室/【追悼 橋田寿賀子さん】デモンストレーター時代の海外出張エピソードより。
右は、一緒に住んでいた祖母の形見の品です。
懐かしい品々を眺めながら、しばし時間旅行を楽しみました。
みなさんのご想像通り、片付けの手を休め休め、時に思いにふけりながら、想像していた以上に時間がかかってしまったけれど(お片付け、あるある・・・笑)
こんな過ごし方も、たまには悪くないですね。
来星当時を振り返りながら、時間旅行を堪能し、心豊かなひとときが過ごせたことに満足です♬
シンガポールの出張ピアノ教室/恩送り〜来星直後のエピソードより。