こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
今日は国内の最新音楽情報です。
人気シンガー・ソングライター・米津玄師さんが昨年10月に配信リリースしたシングル「KICK BACK」が、アメリカレコード協会(RIAA)からゴールド認定(50万ユニット以上)を受ける快挙を成し遂げました。
“日本語詞”の楽曲がRIAAゴールド認定を受けるのは史上初。
「KICK BACK」はテレビアニメ『チェンソーマン』のオープニングテーマとして書き下ろされた楽曲です。
作詞・作曲・歌唱は米津玄師さん、編曲は米津玄師さんと常田大希さん(King Gnu/millennium parade)が共同で行い、モーニング娘。『そうだ!We’re ALIVE』(2002年)をサンプリングしています。
「KICK BACK」は、Spotifyの世界で最も再生されている楽曲デイリーランキング「トップ50 - グローバル」(昨年10/13付)で47位にランクイン。史上初となる日本のアーティストのチャートインの快挙も成し遂げています。
ちなみに、「サンプリング」とは、ある対象から一部を抽出し、それを利用・分析することをいいます。
対象は音楽、画像、データ、商品など様々であり、未来的に応じて抽出方法や利用方法が異なりますが、音楽に関するサンプリングとは
過去の曲や音源の一部を流用し、再構築して新たな楽曲を製作する音楽製作法・表現技法のこと。または楽器音や自然の音をサンプラーで録音し、楽曲の中に組み入れることである。
wikipediaより引用
『そうだ!We’re ALIVE』の完成した音源を聴いた、オリジナル楽曲の作曲者のつんく♂さんは
「才能の塊というのは本当に恐ろしい。彼の頭の中にあった一欠片のひらめきはいつの間にか、強力なメッセージとなり、美しい旋律と共に僕の耳の中に入ってきた。
『作品ってこういうことだよなぁ』」と興奮。
「いろんな意味で、今までにない経験をさせてもらい、楽しかった。ありがとう」とのコメントを発表しています。
米津玄師さんといえば「パプリカ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そういえば2020年に本帰国した生徒さんの1人、はるき君は、「パプリカ」が大好きで、毎週のようにレッスンの最後に歌っていました。元気かな?
大ヒットした「パプリカ」ですが、実はみなさん、この歌は、とてもよく「仕掛けられて」いて、日本人の琴線に響く旋律の作りになっていることをご存知ですか?
作曲を専門的に学んだ人なら誰でも知っている専門用語で【ヨナ抜き音階】という言葉があるのですが、これはドレミファソラシから4つ目の音(ヨ)と7つ目の音(ナ)を抜いた5つの音列を指します。
昔からの民謡や童謡などによく使われている手法のひとつですよ。
ヒット曲の裏には、こんな秘密が隠されているのですね。
そのあたりのお話はまたの機会に😃
日々の暮らしを、より豊かで実りあるものにするために、音楽でみなさんのお役に立ちたい✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。