こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
今日は、日本国内の最新の音楽情報をお伝えします。
一発撮りで、音楽と向き合う
そんなコンセプトのもと、様々なアーティストによる一発撮りパフォーマンスを収録した動画を毎週公開するYouTubeチャンネルがいま、注目を集めています。それが、今日これからご紹介するTHE FIRST TAKEです。
LiSA「紅蓮華」やDISH//(北村匠海)「猫」、YOASOBI「夜に駆ける」のパフォーマンス動画は1億回再生を突破。
今やTHE FIRST TAKEの動画はSNSでのバイラルヒットを生み出すきっかけになるなど、音楽業界の新たなヒットの方程式を生み出す役割も果たしており
最近では、次なる才能を見つけるプロジェクト・一発撮りオーディション「THE FIRST TAKE STAGE」のほか、音楽配信サービスで音源のみのプレイリストを公開するなど、積極的に活動の幅を広げています。
THE FIRST TAKEが大事にしているポイントは主に次の3つ。
◉真実性/予定不調和である
◉高解像度/音楽を豊かに体感できる
◉純粋で簡素/少ない要素で本質を際立てる
高画質・高音質でなるべく加工せず、そのままを真空パックしたような状態で届けることにこだわっています。
また、アーティストの口元などの近い視点を撮影することで臨場感や没入感、鳥肌が立つような感動が生まれるのではないか、という考えから、背景を白バックに統一することで余計な要素を排除してアーティストのパフォーマンスに一点集中できるようにし、ほかの音楽コンテンツとの差別化となるTHE FIRST TAKEならではの価値を作り出しました。
“一発撮り”にすることで、アーティストの感覚が研ぎ澄まされ、ライブパフォーマンスに近い瞬間が生まれるはず、という考えがきっかけで生まれた、この企画。
かつての「テレビの生放送のような臨場感をYouTubeで表現したら、どうなるのか?」という発想も一発撮りの発想につながっています。
さて、今日最後にご紹介する動画は、お笑いタレントで歌手の藤井隆さんのデビュー曲「ナンダカンダ」です。
「THE FIRST TAKE」で公開3日間で300万再生を達成し、YouTubeの人気急上昇中の音楽ランキング2位に入るなど、公開以来、大ヒットしています。
「ナンダカンダ」は2000年にリリースされた藤井さんのデビュー曲で、第51回NHK紅白歌合戦にも出場しました。
今回、藤井さんは「THE FIRST TAKE」に、プロデューサーの浅倉大介さんとコーラスの「AMAZONS」と参加。
冒頭緊張した様子を見せながら「こんな形でナンダカンダを歌わせていただけるの本当にうれしいです」と語り、曲が始まってからは当時と変わらない“キレッキレ”のダンスと歌声を披露しました。
ちなみに、プロデューサーの浅倉大介さん(通称大ちゃん)は、私がヤマハの専属デモンストレーターだった頃、同じくヤマハ専属のシンセサイザーのマニピュレーターとして駆け出しの頃で、楽器フェアやイベントの現場などで、たびたびご一緒していた、かつての音楽仲間の1人です。
マニピュレーターとは、楽曲制作でミュージシャンが生演奏する以外のパートをプログラミング(打ち込み)によって制作し、ライブではそのオペレーションを行う人のことを指します。
シンセサイザーやサンプリングなどを駆使した楽曲作りでは、マニピュレーターは、とても重要な役割を担う存在であり、いわば「影の立役者」。
私はそのあとすぐにシンガポールに来星してしまいましたが….チャーミングな笑顔はあの頃のまま。
いまや音楽プロデューサーとしての地位を確立し、表舞台でご活躍されている大ちゃんの、カッコいいパフォーマンスにもご注目ください。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。