こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
当ピアノ教室で、1番長いレッスン歴の大人ピアノの生徒さんでおられるSさんは、レッスン7年目を間近に控えた現在、ショパンのノクターンの練習の仕上げに入っています。
先回のレッスンでは、肩、腕、肘の使い方の確認のために、動画を撮影しましたよ。
ご自身の演奏フォームを実際に見ていただき、研究の結果、見違えるように良くなりました。
ピアノに限らず、成長のためには「物事を俯瞰する視点を持つ」って大切なことですね。
「ノクターン」は、当ピアノ教室でも年齢を問わず人気がありますが、上手く弾くためのコツは何といっても
左手の動かし方
にあります。
といっても、腕は身体の一部なので、厳密にいえば
身体の使い方
ということになるでしょう。
腕の使い方には角度だけではなくスピードや力加減も含まれます。
ピアノにはピアノに相応しい身体の使い方があります。
具体的にどうするのかということは分からなくても、パソコンのキーを打つのとは勝手が違うということはみなさん簡単に理解できるかと思います。なぜなら
ピアノの鍵盤はパソコンとは構造が異なり
◆横に長くて
◆厚み(深さ)がある
からです。
見方を変えれば、もし、手の動きだけを誰かに見てもらった時、音がなくても「ピアノを弾いているのだ」と理解してもらえれば、その学びは正しい方向に進んでいるのだということになり、判断の目安の一つになりますよ。
さぁ、どうでしょう。
みなさんがピアノを弾いているときの身体は
真っ直ぐで動きがなく、肩周りがカチコチに固まっていませんか???
「ノクターン」に代表されるような優雅で格調高い曲を上手く弾くためのカギを握っているのは脱力です。
読んで字の如く、力を抜くという演奏テクニックですが、これが意外と難しい。
ただ力を抜くだけではなく、要所要所に力を込めることも必要だからです。
そのための脱力。
指先まで神経を行き届かせて。
意識すればするほど、どうすればいいのか分からなくなり、頭で考えれば考えれるほど、やろうとすればするほど、ぎこちない動きになるというのは、よくあること。
当ピアノ教室では、自己流で練習を進めてきて、ある程度弾けるようになったときに誰もが必ず直面する「なかなかスッキリいかない」を「こうすればよかったんだ!」に変えて、強みにしていく指導でも高い評価をいただいており
歴代の生徒さんには、シンガポールにお住まいの休職期間中、当ピアノ教室でレッスンを受けてコツコツと努力を続けられた成果を発揮して、本帰国後すぐに職場復帰され、5年たった現在も幼児教育の現場の最前線でキャリアを積み、活躍しておられる保育士さんもおられます。
「こんなふうに具体的に、こまかくご指導いただいたのは初めてです」
「則子先生に教えていただいて、長年の疑問がやっと解けました!」
などのご感想をいただいております。
大人ピアノの醍醐味は、学びの過程で様々な気づきを得て、心にうるおいや自信が生まれ、日々の生活に張りがでることですね。
Sさんは、自然体で、ご自身のペースを守りながらピアノのある生活を謳歌しておられますが、常に先々を見据えて目標を決めて、達成のための努力を続けておられます。
趣味といえども、遊び半分ではなく真剣に
この崇高な姿勢こそが長続きの秘訣でもあり、伸びていく手応えをご自身が強く実感できる理由なのだと思います。
出会いから7年が経過した今も、人生の先輩であるSさんから学ぶべきことはたくさんあります。
これからも、ピアノを通して、Sさんの毎日が、より充実して輝きを増すように✨
できることに全力で取り組んでまいります。
手厚くきめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて30年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。