こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子（つかごし のりこ）です。
1992年来星。シンガポールPR（永住権）保有者。
シンガポールで1番長い指導歴を持つ、日本人のピアノの先生です。
シンガポールは日本とピアノ教室の事情が異なり、法律により、講師の自宅でお教室を開講することは認められていません。
当ピアノ教室は、シンガポール政府の定めた法律を遵守した、講師が生徒さんのお宅に出向いてレッスンを行う、出張ピアノ教室です。
Q&Aシリーズ⑩
先生のお宅でのレッスンはありますか？
講師 塚越 則子（つかごし のりこ）は、ヤマハ認定グレードにおいて、ピアノ、エレクトーンの演奏、指導共に最高位のグレードを保持する指導者であり、鍵盤楽器演奏のエキスパートです。
昨日、こちらの公式ブログでご紹介させていただいていた、ヤマハのピアノイベント『LovePiano オンラインライブatヤマハホール』、ご覧になった方はおられますか?
シンガポールからも応援！ヤマハ『LovePianoオンラインライブatヤマハホール』本日開催。
イベントは無事に終了し、大盛況のうちに幕を閉じたようです！関係者の皆様、ライブのご成功、おめでとうございます♬
ライブが開催された17:00-21:00は、1時間遅れの時差があるシンガポールは16:00-20:00。
私は、ぴったり生徒さん達のピアノレッスンの時間帯と重なってしまっていたため、通しで観ることができませんでしたが
始まる直前まで、待機中の静止画像を見守りながら、気分は盛り上がるばかりでした。
ライブ開始数分前から、急にチャットの勢いが増して、まだ待機中にも関わらず、チャット数が800を超えているのに驚きながら画面を見続けていると
楽しみです！
わくわくします！
といった、これから始まる「LovePiano初のイベントへの期待に満ちた言葉や、「ヤマハさん、ありがとう」「アーティストの皆さん、頑張って下さい」など、スタッフへの心温まる感謝の言葉や、出演アーティスト達への応援メッセージが言葉が次々と流れ
〈ここに集まっているみんなは、コンサート会場で、観客が一つになって、アーティストの出番を今か、今かと待っている気持ちと一緒なんだわ〉と感じた途端に、ピアノを通じた心の繋がりに感極まり、思わず泣きそうになってしまった則子せんせーです。（汗）オープニングのMCの、よみぃさんの登場を見届けてからは
タクシーで移動の途中は、YouTubeでライブ動画を流し
徒歩で移動中はYouTubeでライブ動画を聴きながら
信号待ちではiPhoneの画面からライブ動画を食い入るように見つめ
シンガポールにいながら、銀座ヤマハホールのライブの白熱した熱気をムンムンと感じながら（もともと暑いのですが。。。笑）の、充実した4時間でした。
終了予定時刻の５分前に全てのレッスンが終わり、レッスン先のコンドミニアムのエントランスのベンチに腰掛け、滑り込みセーフでライブ動画を観ると、連弾で盛り上がっている様子。
間に合ってよかった!予定時間をオーバーしているようでした。
出演者の中には、即興演奏をメインにしているアーティストもおられるので、はっきりとした時間は読めないですよね。私も、当ピアノ教室の発表会では毎年即興演奏をしていますので理解できます。
シンガポールのピアノ教室/「ハイブリッドピアノ発表会」自宅開催の部、則子先生の即興演奏へのご感想より。
即興演奏は、その時の気分次第で、頭に浮かんだメロディ、ハーモニー、リズムを組み合わせて演奏するので、何分の曲になるのかは、どんな内容の曲になるのかは、弾いてみないと、演奏者本人にもわかりません。
『LovePianoオンラインライブatヤマハホール』に出演されたアーティストは
◉朝香智子(あさぴ)さん
◉Jacob Kollerさん
◉さなゑちゃん
◉みやけんさん
◉よみぃさん
の5人。トリの演奏は、３台のピアノを使い、出演者5人全員での連弾と、大変豪華な演奏となりました。オンラインライブだからこそ実現できた、贅沢な企画です。
5人揃ってお互いの持ち味を引き立て合いつつ、チームワークを組んで一つにまとまって作り上げた、パワーに満ち溢れた素晴らしい演奏に、思わず心の中で拍手喝采&アンコールの連呼です!
みんなそれぞれにクラッシックの基板がしっかりとありながら(観ればすぐにわかります)、ジャズのフリーセッションのように自由にピアノで「遊ぶ」ことができる柔軟さに、とても感動しました。
楽しそうに演奏している影には、見えないところで並大抵ではない努力の日々があり、それぞれの「人には語らないストーリー」が存在していることも容易に想像できます。でもそこには「重苦しさ」や「悲壮感」はありません。
現在は、SNSの発展よって、一個人が発信力を持と時代となり、自分なりの方法で、自分を表現しようとする人達が増えています。
一昔前まで、SNSは「お友達作り、仲間との交流」のような位置付けでしたが、今はSNSの繋がりで仕事が依頼されたりすることも珍しいことではなく、名刺がわりに使っているビジネスパーソンも多いと聞きます。
今の時代は、ネットでの発信力や自己表現力がなければ、実力があっても埋もれてしまうのが実情で、これからさらにその動きは加速していくことでしょう。
アートで自分を表現する手立てはたくさんあります。写真を撮ったり、絵を書いたり、デザインしたり、踊ったり、歌ったり。
今はそれらがさらに細分化している時代ですが、数々の「自分を表現する方法」がある中から、ピアノを弾くことに魅了されて、そこに時間と情熱を注ぎ、ひたすら打ち込む人達が日本にはたくさんいて、若い世代を中心にして、その勢いが増していることに、音楽の世界に身を置く立場として勇気が出たと同時に、ピアノ界の明るい未来を感じて、目の前が一気に明るくなるようなイメージがわきました。
そんな輝かしい世界の創造に「LovePiano」プロジェクトは大きく貢献していますね!
昨日のライブは、常時2000人ほどが観ていたようです。その中には当ピアノ教室の生徒さん達もいました。
海を隔てたシンガポールから銀座のヤマハホールで繰り広げられているライブに、観客の1人として参加して、「LovePiano」の世界で活躍している、自分たちと、それほど年代の違わない近いお姉さん、お兄さん達の、渾身のピアノ演奏を聴きながら、きっと大きな刺激を受けていたことでしょう。
これから生徒さん達から続々と届くであろう、フィードバックがとても楽しみです。
余談になりますが、姿は見えませんでしたが、思いがけず締めのMCで、「LovePiano」の生みの親であり、今回のイベントの主催者の、ヤマハのデモンストレーター時代の同僚の声が聞けたことも、私にとって感無量の出来事でした。
自由な空の行き来ができず、お互いに会うことができない今、メッセージでのやり取りは時々あるものの、日々の出来事に追われ、会話がなかなかできない中、元気に現場で頑張る様子がリアルに感じられたことは、大きな喜びです。
仲間の活躍は励みになりますね!
空の青さが一段と増したような朝です。シンガポールは、そろそろ雨季も終了間近。熱い日差しが戻ってきました。さぁ、今日も一日頑張ります♬
