こんにちは
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation
講師の塚越 則子です。
今日は発表会についてのお話。
当ピアノ教室では、毎年発表会を開催しており、シンガポールの日本人のピアノの先生が主催する発表会の最多回数の記録を更新中です😃
公式ホームページをスタートした前年の2019年からの発表会の様子は、レポートとしてまとめていますので、ぜひご覧ください。
特に2020年のコロナ禍において決行した、当ピアノ教室オリジナル企画「ハイブリッドピアノ発表会」は必見です。
当ピアノ教室の発表会は、日本人会のホールでの実施が恒例になっていますが
第29回目となる今年は、施設の老朽化による改修工事が行われているため、ホールの予約ができません。
予約の再開時期は未定とのこと。
そこで急遽、別の会場探しに奮闘することになりました。それが3月の初めのこと。
突然のことなので戸惑いましたが、とにかく探し出すしかありませんでした。
行動あるのみ💪
保護者の方々にもご協力いただきながら、いろいろ調べたり、何ヶ所も出向いた末、ようやく
ここだ‼️
という場所に巡り合うことができ、無事に希望の日にちを確保することができました。まずは一安心です。
現在、関係各所と連携を取りながら着々と準備が進んでいます。
今月末には、保護者の方々に向けたzoomでの発表会説明会も予定しています。
それにしても会場探し…
かなり難航しました😭
日本のピアノ発表会とは全く事情が違います。
特に、設置されているピアノのコンディションが😩
ネットで検索し、民間が管理、運営している場所がいくつかあることを知り、約1週間かけて、レッスンの前の時間を割いて何ヶ所かをビューイングしてきたのですが、正直なところ期待外れもいいところ、お話にならないようなレベルでした。
調律したばかりと言うのに、すでにピッチは揺れててガタガタだし、ダンパーを踏んでいないのに残響音がしているのはなぜ?😭とかね。
音ばかりではありません。
鍵盤にヒビが入っていたり、塗装が剥げて木肌が見えていたりするのを見て、ピアノが粗末に扱われている様子が想像でき、泣きたくなりました。どんなに古くても、丁寧に手入れをしていれば、決してこうはならないことを、経験上知っているからです。
日頃、ピアノがエアコンなしの部屋に放置されていることが一目瞭然。
そんなところばかりでしたね。全体にカビっぽく、カーペットは湿気を含んでいて、アレルギー持ちのお子さんは具合が悪くなってしまいそうな会場さえありました。写真で見ると、それなりにちゃんとしていそうなのに😭
もちろん、何倍もの費用を負担するのならば話は別ですが。
こんな状況なので
開催しないよりはマシ
と、妥協せざるを得ない、もしくは、今年は発表会開催を見送るピアノ教室が続出と思われます。
仕方ないですよね。
どんなにあがいたところで目の前の状況は変わらないのですから。。。
でも私は、シンガポールで一番長くピアノを教えている日本人として意地でも諦めたくはありませんでした。なぜなら
今年でシンガポールを離れることが決まっていて、当ピアノ教室での発表会の参加が最後になる生徒さんがいるからです。
楽しみにしている生徒さんやご家族をがっかりさせたくない。
だからといって、状況に甘んじて中途半端な楽器で手を打つことも、プロとして断固として抵抗がありました。
日頃の練習の成果を発表するハレの場なのに
楽器に不満がある環境で開催して、果たして価値があるでしょうか?????
有意義な時間が過ごせるでしょうか?????
答えは明らかです。
ですから熟慮の末に
奥の手
を使う決断をしたのです。
余談になりますが
日本では、コロナが蔓延していた時期に先生が罹患してしまい、発表会が当日ドタキャンになったピアノ教室もあったと聞きます💦
驚きですね。。。
日本であれば、いざとなれば「来年また」が通用しますが、シンガポールのピアノ教室でそんな事態が発生したら目も当てられません。私がもしそうなったとしたら、おそらく一生後悔してしまうでしょう。
話を戻しましょう。
当ピアノ教室の今年の会場は一般の方々はもちろん、個人経営のピアノ教室には一切貸し出しをしていません。ですので検索をしても情報は一切でてきませんが
管理も万全に行き届いており、音響設備も抜群
設置されているピアノも
最上級かつ最高級の
コンサートグランド✨
です。
規模は縮小されますが、その分、弾いている人にとっては、大きいホールよりも自分の音がダイレクトによく聞こえるので
弾きやすく
なります。
そう。
怪我の功名で
さらにグレードアップした贅沢な音楽環境をご提供できるようになった
というわけです。
そんな事情もあり、今年の当ピアノ教室の発表会のご観覧は、ご招待のお客様のみに限定させていただくことをご了承ください。
しかし、ここで一つ新たな朗報です。
10月20日 月曜日、ディーパバリの祝日に、当ピアノ教室初の参加型音楽イベントを開催します。みなさんお誘い合わせの上、ぜひご来場ください😍
日本からなんと3名のゲストが揃って来星し、とびっきり豪華な内容でお届けいたします。
さらにお食事付き!!!!!
こちらも、則子先生お得意のシンガポールのピアノ教室初の企画ですので
盛り上がること必至です。
詳細は追ってまたお知らせいたしますね。
当ピアノ教室の2025年の発表会では3人の4歳さんが発表会デビューを飾ります。
1人でステージに出て
おじぎをして
マイクでお話をして
(当ピアノ教室では、プレゼン能力を磨くために、自分でお名前と曲名を言います)
自分の判断でピアノを弾き始める
幼児さんにとって、これは大きな大きな初めての冒険です。
そのあとの成長たるや目を見張るものがある。
もう、それだけで大したものです。
拍手喝采。
ですので、必要以上に無理をしたり背伸びなんてする必要ありません。
他と比べることもしなくていい
自分のペースで
ご機嫌よく
のびのびと取り組んで
いい思い出を作りましょう。
則子先生も、みなさんといっしょにがんばりますよ💝
幼児さんたちの練習は集中力が鍵ですので、当ピアノ教室では、発表会のための練習期間を長くとることはしません。
間延びして曲に飽きてしまい、演奏の鮮度が失われてしまい、良い学習効果が望めないからです。
生徒さんのコンディションを見極めながら短期勝負で一気にアクセルをかけて
本番の演奏が「これまでで一番いい、最高の出来栄え」になるように仕上げていくのが則子先生のやり方。
さあ、どんなドラマが誕生するでしょう。
今からとても楽しみです。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて34年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針