シンガポールの出張ピアノ教室/一足はやい大掃除で目にしたもの。

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こんにちは。

シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation

講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。

 

 

昨日は1日家にいて、作り置きのお惣菜を調理したりなど、日常の家事をこなし、ちょこちょこと連絡や雑務をしながら細切れにピアノやエレクトーンに向かい練習を進め、同時進行的に

 

 

一足早く、大掃除や片付けにも着手しました。

 

 

来月に入ると、いよいよ発表会までのカウントダウンの日々に入りますので

 

 

できることは、なるべく前倒しで済ませておきたいのです。

 

 

引き出しの片付けをしていたら、こんな懐かしいカードが出てきましたよ。

 

 

 

 

 

ハタチの誕生日にピアニスト仲間のお姉さんから頂いたバースデーカードです。

 

 

 

この頃の私は、まだ学生でしたが、武者修行的に、横浜の関内で、夜にピアノを弾く仕事をしていました。

 

 

 

当日急に「トラ(エクストラの業界用語)」で「ハコ(自分が契約しているお店の業界用語)以外の依頼が入ることもあり、そんな時はひときわ緊張しました。現場で直接自分の腕が試される時だからです。

 

 

 

あちこちの店を掛け持ちできるのは「売れっ子」の証です。その地位を狙って誰もが密かに火花を散らしていましたが

 

 

 

私は当時の関内、桜木町界隈を回っているピアニストで最年少でしたし、ヤマハの仕事もすでに始めていたので、最初から競争メンバーとみなされず、折に触れみなさんにとても可愛がっていただきました。

 

 

 

続いてこちらは、当ピアノ教室の生徒さん、保護者さんたちにはお馴染みの、明美先生のヤマハデモンストレーター現役時代のショット。

 

 

 

私がシンガポールに移住した翌年に届いた年賀状です。

 

 

 

あぁ、懐かしいなぁ….

 

 

 

明美先生からのエアメールは全部取ってあり、時々見返すのが楽しみのひとつです。

 

 

 

 

気持ちに余裕がないといい仕事はできない、いい音が出せないというのは私の自論。

 

 

そろそろ雨季ですので、お天気の日を有効活用することも大切ですね。

 

 

間際になってからあわてるのは性格的に好きではありません。

 

 

もともとスローなタイプで、幼いときはポーっとしている、おっとりした子どもでした。

 

 

加えて不器用なので、やることに、いちいち時間がかかってしょうがない😩

 

 

食べるのも遅くて、叱られることはしょっちゅう。

 

 

そんなとき、さりげなく助け船を出してくれるのは同居していた祖母でした。

 

 

幼稚園や学校でも、自分の思うちょうどいいペースで進めていると、気がつくと周りから取り残されていて、すばしっこい子に、いいとこどりされていた、ということは日常茶飯事….

 

 

そんな調子なので、大人から見ると、はがゆいところがたくさんあったようです。

 

 

しかし本人は全く意に関していませんでしたので、5歳のときの初めての運動会では、徒競走で、1番ビリの子の隣を堂々と伴走して周りを驚かせました。

 

 

ひとりだけではかわいそうだから一緒に走らなきゃ

 

 

と思ったんです。

 

 

あのときの私の頭の中には、競争しているという概念が、そもそもありませんでした。

 

 

ゴールに向かって走る

 

 

それが目的だと勝手に信じ切っていたので

 

 

遅れているお友達がいたら助けてあげないといけない!

 

 

そんな使命感に燃えてしまったのです🔥

 

 

ゴールに着くと拍手で迎えられ、参加賞の縄跳びを手渡されました。あのときの感動は今も忘れられません。

 

 

やりきったという誇らしい気持ちでいっぱいでした…

 

 

でも、親は複雑な思いを抱いたようです。

 

 

だいぶ年月が経ち、大人になってから母が私に、しみじみと打ち明けたことがありました。

 

 

「あのときに私は、この子は普通のお勤めはムリ、向いてないとはっきり悟った」

 

 

「だから何か道筋をつくらないとと思ったの」

 

 

と。今思えば、おそらくあの日が、私たち母娘の運命が大きく動き出した瞬間だったのでしょうね。

 

 

 

福井の田舎から都会に出てきて、職場で除け者扱いされいじめられ、うまくやっていくために散々苦労し、辛酸をなめた1人として、娘に同じような苦労を味わわせたくないという気持ちが人一倍強かった母。

 

 

 

私が、幼稚園の担任の先生の強い勧めを受けて、エレクトーンとピアノを習い始めたのは、そのすぐあとです。

 

 

 

実は私、幼いときに命の危険に晒されたことが一度あるんですね。

 

 

 

救急で運ばれた病院で執刀した医師は「今夜が峠です」と、はっきり宣言したといいます。

 

 

 

そんな経験も、私が音楽の道を志した理由と密接に関係あるのですが、そのお話はまたの機会に。

 

 

 

 

 

どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポール在住日本人ご家族との信頼の絆を築いて33年。

 

 

頑張ることを楽しむ心を育てる 

 

当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上心と音楽を学ぶレッスンです。

 

ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。

 

当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。

プロフィール
 
 当ピアノ教室の指導コンセプト(教育理念)について

 1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
 
 指導方針

ピアノレッスンコース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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