こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子(つかごし のりこ)です。
今日は、ヤマハ時代から交流のある大先輩のお話です。
小林順子さんとは、私が小学生の頃、ヤマハ・ジュニア・オリジナルコンサートの活動の一環として、コンサートに出演したときにご一緒したことが最初の出会いです。
昨年実施した、第27回発表会にも、当ピアノ教室の生徒さんたちに向けて、こんな素敵な激励メッセージを寄せてくださいました。
湘南、藤沢地区でピアノとエレクトーンを40年以上指導し、ヤマハのデモンストレーターとしても国内外で精力的にご活躍されている、超多忙な順子さん。
実は最近、ある「お稽古ごと」を始められたそうなんです。
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(以下、順子さんのFacebookより)
半年前から合気道を始めました。
子供の頃からピアノばかり弾いてきた人生なのに 急にどうした?と自分でもびっくりな展開です。
仕事は旧姓で続けているので 本名で呼ばれるのは銀行と病院以外初。
道場での稽古中 その中で一番下っ端という状況も初。
でもなぜか面白いんです。
全然できないけどね。
長年 家で練習を積む習い事の習慣が体に染み付いているからか、家でもピアノにぶつかりながら技の練習してます。
先日初めての昇級審査に合格して 準五級をいただきました。エレクトーンだったら10級位かな?
合気道は相手の気持ちに寄り添うのが重要です。
生徒さんの気持ちに より一層寄り添えるようになったような気がする日々です。
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順子さんとお話していて、いつも感じるのは、とても謙虚で勉強熱心だということ。
私たちが身を置く音楽業界はとても狭いので、共通の知り合いも数多くいるのですが、常に若い後輩たちを立て、活躍ぶりや努力を褒めていて、ジーンときます。
でも、いい人ぶった演出や、好かれようとして「おべっか」を使っているわけではないんですね。
「あの人、ヘタよね。弾けないでしょ」
と、鋭い言葉が飛び出してギョッとすることも💦
(あぁ、私も精進しなければ😆)
ストレートで厳しいけれど、悪口、陰口ではなく的を得た指摘なので、思わず納得です。
何しろ、デモンストレーター第一期生として、昭和、平成、令和のヤマハの歴史を作り上げてきた1人ですからね。
言葉の重みが違います。
当然、様々な修羅場も、くぐり抜けてきたはず。
何事もそうですが、並大抵の気持ちでは、一つのことを何十年も長く続けることなど到底できません。
一つ一つの仕事に対して真剣に向き合い、甘えや妥協を一切許さず、常に高みを目指す姿勢も、私が尊敬している点です。
そして、とにかくリプライがはやい!
だから物事がスムーズに進む!
(↑第一線で活躍している方のアクションは共通していると感じます😃)
いくつになってもチャレンジする心、大切にしたいですね。
合気道の心得や技を学び、新しい環境のなかで刺激を受け、また一段と人としての深みも増した大先輩から、わたしもまた、その凛とした姿勢やまなざしから多くを学ばせていたただき、成長したいと改めて思った朝。
さぁ、今週の出張レッスンも頑張ります✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。
1992年来星。シンガポールPR(永住権)保有者。
指導方針