こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
先日、ニュースを観ていたら、日本でいま、「社歌」がちょっとしたブームになっていると報道されていたので注目してみました。
なぜ、社歌?
会社の歌、「社歌」。
そんなの古い?
今どき必要ない?
そう思う方も多いかもしれませんが、実はいま、業種や規模を問わず、いろいろな企業で「社歌」を作る動きが活発化していて、特に20代、30代の若い世代の間で、ちょっとしたブームになっているそうなんです。
気になりませんか?
これまでに100曲以上の「社歌」の制作を請け負ってきたという会社では、コロナ禍で一時は需要が激減したものの、今年に入り依頼が増えているといいます。
周年記念やM&A(Mergers(合併) and Acquisitions(買収)」の略)など、組織が変わるタイミングなどをきっかけに、“ここで一度社員の認識を共有しよう”と制作を検討する会社が多いとのこと。
ネット文化も「社歌」ブームの追い風に。
SNSやYouTubeが追い風になっているという指摘もあります。
毎年開催されている「全国社歌コンテスト」には、毎回100を超える企業がポップスやロックなどさまざまなジャンルの曲で応募しており、ホームページではアーカイブも見ることができるそうです。
社歌コンテスト事務局によると
「社歌」という昔ながらの音楽を、動画コンテンツとして現代風にアレンジすることで一気に会社の世界観・価値観が可視化され、SNSやYouTubeのプラットフォームとも連携させることで、広がりを見せています。
参加する企業が自主的に楽しみながら拡散していただいている点が大きいと感じます」
また
「昔で言う愛社精神とは少し違うとは思うんです。ただ、自分が属している一つの共同体をもり立てる、特に若い方々が、自分たちが働いている生活の一部のような企業を盛り上げたいというような意識がとても高まっていると思います。
「社歌作りを通して、社員間のコミュニケーションが高まり、対外的にも知られるようになってくると、間接的でも利益につながる可能性が高いんですよね。
目先の利益ではなく、中長期的な利益を目指したときに、社歌というものがどのように効果を発揮するか、経営者も気づき始めていると思います」
との見解を述べています。
音楽の力が時代の移り変わりとともに進化して、さらにバワーを増大させているということの証明ですね。
なんだか嬉しくなってきます😃
コロナ禍を経て、働く目的や所属する組織の存在意義を改めて問い直される中で見直され始めた「社歌」。
最近ではJ -POPさながらの叙情的なメロディラインや、キレのあるラップ調など、斬新な作品も増えているようです。
未来の「社歌」から、時代を代表するようなヒット曲が誕生するかもしれませんね。
音楽家の1人として目が離せません。
ちなみに、私が個人的に一番思い入れのある「社歌」は、なんといっても高島屋グループの
We Can Do,Takashimaya
です。
この曲を作曲したのは、昭和歌謡の発展に多大なる功績を残した井上大輔氏、編曲は日本を代表するキーボーディスト、作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー である井上鑑氏です。
1992年にシンガポールに移住した私にとって、翌年の1993年にオープンしたタカシマヤ シンガポールは、共に時代を生き抜いてきた、いわば同士のような存在であり、この曲を聴くと、これまでの様々な想いが蘇ります。
夕方に、オーチャードのタカシマヤを訪れると、タイミングが合えば「We Can Do、Takashimaya」が店内で薄〜く流れているのを確認することができますが
これは
\本日の売り上げ目標を無事に達成しました/
という、スタッフに向けての合図です。(えへん! )
え、どうしてそんなこと知っているの?
って(笑)
実は、以前にも触れたことがありますが、当時、国を挙げての一大イベントとして大成功を収めたタカシマヤのオープニングセールの3日間、則子先生は「販売応援スタッフ」として店頭に立った経験があるからです、ふふふ✨
日々の暮らしを、より豊かで実りあるものにするために、音楽でみなさんのお役に立ちたい✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。