こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
当ピアノ教室では、現在12月3日に実施する、第27回発表会の準備が着々と進んでいます。
発表会で大切なのは演奏だけではありません。
発表会では演奏はもちろん
ステージマナー
も大切な学びとなります。
ステージマナーとは演奏者のステージ上での立ち振る舞いのこと。
演奏者が心を込めるのは演奏と、それを聴いてくれる人への感謝のお辞儀です。
当ピアノ教室の生徒さんは、発表会に出る前に、小さな生徒さんは1ヶ月ほど前から、お辞儀の練習をしながらステージで、どのように振る舞えばいいのかをレッスンの中で学びます。
小さな頃に習わないと、大きくなってからは誰も教えてくれません。
当ピアノ教室の発表会は、毎年日本人会のホールで開催しています。このような規模のホールで弾く場合は、ピアノの所まで速めに、かつ優雅に歩いていき
「センターの印」の所まできたら、正面を向いて、落ち着いて、お辞儀をしましょう。
舞台袖から一歩踏み出した瞬間から、お客様の視線は演奏者に注がれています。
〝見られている〟という意識を持って、ピアノへと歩きましょうね。
演奏は、音が鳴った瞬間からではありません。
〝舞台袖から一歩でもステージに演奏者が現れた、その瞬間から演奏は始まっている〟
そんな意識を持ってステージへと踏み出しましょう。
では実際に、2021年の、本番間際のお辞儀の練習の様子をご覧いただきましょう。
当時、小学校1年生のMちゃん。
初めての発表会でしたが、堂々と立派な演奏ができました。
客席の方々を見るのが恥ずかしいな、緊張しちゃう💦と思ったら、後方にある扉を見るようにするといいですよ。
どんなに幼くても、ステージで【ぴょこん】とするお辞儀はいけません。
素敵なお辞儀が出来れば、これから始まる演奏もきっと上手くいくはず✨
そう、Mちゃんのようにね。
食事のときにはテーブルマナー、会場のグレードや目的とのバランスの取れた服装はドレスコード、というように、社会では、それぞれの状況に見合ったマナーが存在します。
お客様の前で演奏するときには、ステージにふさわしいステージマナーがあるのです。
弾き終わったら、たとえ思うように弾けなかったと感じても、そんなそぶりを見せてはいけませんよ。
堂々とお辞儀をして舞台の袖に戻って来ましょうね。
袖にはけるまでは、ふざけないこと。
全部見えていますからね。
ステージで、どうしていいか分からずに、もぞもぞしてしまう….
これは明らかに先生の責任です。
きちんと教えていないと、生徒さんが恥をかいてしまいますね。
ステージマナーが身についていると、生活のすべてに活かすことができます。
ここぞという大切な時に、目上の方から特別に引き立てていただいたり、一目置かれることもありますよ。
当ピアノ教室では、発表会では生徒さんたちに実年齢+2歳の振る舞いを意識してもらっています。
そのおかげか、お客様からの評価も上々。
則子先生のところの生徒さんは、きちんとしている
安心できる
とのありがたいお言葉を頂戴しています。
生徒さんたちは、それぞれが今、仕上げに向けて、練習の最終段階に入りました。
小さな手の生徒さんが和音を弾くようになったり、響きのある良い音で弾けるようになったり、曲想の違いを表現できるようになったり。
一人一人の本番への意識の高まりに比例して、テクニックもレベルアップしています。
日々の暮らしを、より豊かで実りあるものにするために、音楽でみなさんのお役に立ちたい✨
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。