こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の 塚越 則子です。
今日は、先日の投稿の続編です。
Part1はこちら。
昨日もお伝えしましたが
則子せんせーは現在、出張レッスンが始まる前や、終わったあとの時間を使って、ヤマハのスタジオを借り、エレクトーンの練習にせっせと励んでいます。理由は
今年、2023年の発表会で、ヤマハエレクトーン、STAGEA ELS 02-C を演奏することが決定しているから。
エレクトーンを教えている日本人の方は、シンガポールにもおられるようですが
発表会の大ホールにエレクトーンを持ち込み
しかも
現行モデルの最高機種を使用するのは、当ピアノ教室が初となります。
搬入、搬出の際は、会場となる日本人会にも、ご協力いただくことになりますが、館長様より、すでにご快諾をいただいております。
当日は、楽器の運送なども、全てシンガポールのヤマハが一手に引き受けてくださいます。心強い😃
ヤマハシンガポールでは、エレクトーンを含む楽器の貸し出しを一切行っておりませんが
YAMAMA MUSIC ASIA のMD(マネージング ダイレクター)であるS氏に直接にお目にかかり、お話をさせていただいた結果
特別に
ヤマハエレクトーンSTAGEA ELS-02Cを、当ピアノ教室の第27回発表会にご提供いただけることになりました✨
大先輩からのお口添えもあり、大変ありがたく、感謝の言葉もございません。
今回の発表会では、何人かの旧知の間柄の人たちにご尽力をいただいておりますが、そのお1人が、小学校時代の頃からの私を知っており、いまも交流が続いている、ヤマハデモンストレーター界の重鎮である、小林 順子先生です。
ちなみに私は小学校時代、ヤマハ ジュニア オリジナルコンサート(通称 JOC)のメンバーに選抜され、日本各地で自分の作曲した曲を演奏する活動をしていました。その頃の作品のいくつかはレコードにもなっています。
❤︎則子先生の作曲した曲はこちら
❤︎則子先生の編曲した曲はこちら
順子先生とは、どこかのコンサートでご一緒したのが、おそらく最初の出会いだと思うのですが、何しろ40年以上前のことなので、今では思い出すことができません😆
しかし、直接、仕事の現場でお会いすることがなくても、同じ業界に身を置いていると、共通の知人から近況を伝え聞くことも多く、いつも身近に感じ、大先輩としての尊敬の念はもちろんのこと、温かなお人柄にも惹かれております。
順子先生は、ヤマハエレクトーンデモンストレーター第1期生であり、現在もトッププレイヤーのお一人として、精力的にご活躍されている傍らで、後進の指導にも積極的に携わっておられます。
湘南地区のマンションに、ご自身のお教室を構え、スタジオにはグランドピアノとSTAGEAが鎮座。
先月、一時帰国の時にお伺いした際は、大きな楽器2台を設置して、さらに年代もののオープンリールデッキなどを置いても、まだ余裕たっぷりのスペースもさることながら、整然と並べられた資料や楽譜の数々に、ただ、ただ圧倒されるばかり。
音への配慮もさすがプロ。完全防音設備をスタジオに導入されており(工費は、かなり高額ですが、集合住宅で楽器を教えるのならば、これって必要経費ですよね!) 外で突然大雨が降っても、雷が鳴っても、物音ひとつしません。
こんなふうに、ご近所をはじめ、他の人への心配りも常に忘れないところも、音楽家として素晴らしいなぁ、見習いたいなぁと感心することの一つです。
ところでみなさんは、シンガポールでピアノ教室を開業するとき、自宅をスタジオとして使用してレッスンすることは法律で認められていないことをご存知ですか?
たとえ就労ビザを持っていても、私のようにPR保持者でも、条件は、みんな一緒。
シンガポールで集合住宅で音楽教室を運営することは、MOE(環境省)の決まりで禁止されており、正式に認可が降りることはありません。理由は
住民の健全な住環境を守るため
MOEの公式サイトにはその旨が明記されていますので、あれ?っと気になった方は、ご自身で確認してみてくださいね。
話が逸れてしまいましたが….
順子さんは、お忙しい時間を縫って、こんな素敵な活動もされていますよ。頭が下がります。
と、ここまで書き進めてきたとろで、今、申し遅れていたと気がついたことがあります。
そもそも、なぜ今年の発表会で則子先生がエレクトーンを演奏するかというと、ことの発端は
エレクトーンを習っている生徒さんに晴れ舞台を経験してもらいたいと思ったから。
春先に、別のお教室から当ピアノ教室に移ってきたJちゃんは、日本でエレクトーンを習っていたときに教わっていたコード奏法やベースの使い方などを、シンガポールのレッスンでやらないでいるうちに、すっかり忘れてしまいました。
当ピアノ教室でレッスンを開始してからは、演奏力のブラッシュアップとともに、エレクトーンならではの弾き方を思い出すべく頑張って励み、少しずつですが手応えが掴めてきて、演奏に対しての自信を徐々に回復。
今年の発表会では、ご自宅にある、イニシャルモデル(初心者向け)のエレクトーンを会場に運び、練習の成果を披露する手筈で水面下に準備を進めていました。ところが
突然の
まさかの本帰国の決定。。。
結局、Jちゃんとは涙、涙の無念のお別れとなり…計画も水の泡となってしまいました。
しかし、もうすでに何人かの生徒さんや保護者の方に
「今年はエレクトーンの生徒さんもいますよ」
「頑張っていますよ」
とお話しており、則子先生自身も、せっかくエレクトーンを会場に運び入れるのであれば、何か弾きたいなと思い、こっそりと準備を進めようと、アクションを開始していた手前
諦めがつかず😆
どうにかしてエレクトーンを演奏をしよう💪
と決心を固め、その実現のために動き、現在に至るというわけです。
「エレクトーンの演奏をきちんと聴くのは初めて」
「どんな音がするのか、ワクワクしちゃいます」
などのお声を、多数頂戴しております。
当初の予定から一転し、シンガポールヤマハのご厚意により、初心者向けモデルではなく、最高機種を使わせていただけるようになりましたので
当日は、ご来場のみなさんに、エレクトーンの良さを存分に味わっていたただけるように、選曲にもこだわりました。
ジブリやディズニーなど、「どこのピアノ発表会でもありがちな」曲では満足できない則子先生。
迷いに迷った挙句、決めました。
「最新の音楽」で盛り上げますよ✨
どうぞお楽しみに。
最後になりましたが、この計画を進めていくにあたり、私の考えに賛同し、惜しみないサポートをしてくれている、頼もしいパートナーをご紹介しましょう。
そう。
この公式ブログの熱心な読者さんはよくご存知の、もとデモンストレーター仲間で親友の明美ちゃんです。
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どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。