こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室 fairy wish creation
講師の 塚越 則子です。
当ピアノ教室では12月に開催する発表会の曲も決まり、みんなのやる気パワーが全開になり、夏休みを迎えました。
それぞれ宿題もでています。
一人一人の状況に合わせた、できる範囲で、無理なく取り組める課題です。
発表会の意識づけも兼ねていますよ。
Piano Art Challengeがそのお役目の一端を担ってくれています。
当ピアノ教室の発表会の選曲は
✅弾きたい曲
✅自分が頑張れる範囲
から決めます。
特にシンガポールでピアノ発表会デビューをする生徒さんたちに気をつけているのは
自信を高めることができる曲
を選ぶこと。だからといってせっかく大勢の前で演奏するのですから、あまりにもカンタン過ぎては物足りませんよね?
クラシックの名曲、ディズニー、ジブリ、ポップス….
リトルピアニストたちの好みは、それぞれみんな違います。良さを活かす曲調もさまざま。
ですので時間をかけ、考えて考えて考え抜き、熟慮の上、慎重に候補を絞り込んでいきます。
ピアノ教室によっては、発表会の曲決めを最初から最後まで生徒さん自身やおうちの方に任せたりしますが
則子先生は
選曲に一人一人の意見を反映させて
最終決定は、生徒さん本人に委ねる
スタイルを守っています。なぜなら
一人一人がステージで最も映え、実力を充分に発揮できる一曲を探し当てるのは、みなさんの思っている以上に難しいから。
責任を持って発表会当日(←ここ、とても重要)に一番いい演奏ができるように焦点を当てて、仕上げていきます。
実はここだけの話、発表会の曲決めって、ピアノの先生の腕の見せどころだったりするのですよ。
当ピアノ教室は、発表会の練習をおうちの方に押し付けることは致しません。
もっと練習させてください!
練習が足りません!
発表会が近くなると、おうちの方が先生から毎週のようにお叱りを受けるお教室があるとききますが
いきなり叱られても困ってしまうのが本音ではないでしょうか。
現代の子どもたちは多忙を極めているのが現状であり
ご両親にしても、ピアノのことだけを考えて生きていられるわけではありません。
そもそも、プロにピアノを習っているにもかかわらず、親が、その都度練習をフォローしなくてはいけないのでは、習わせている意味がないのではないでしょうか。
発表会の選曲にしても同じです。
聴いて好きな曲がステージ映えするとは限りませんし
その時の子どもの実力を充分発揮できる曲かどうかも疑問です。
知っている曲ならば、やる気がでるだろう
と考えるかも知れませんが、そんなに単純ではありません。むしろ実際に弾いてみて難しさを実感して
好きだったのに嫌いになる危険だってあります。
そう考えると
好きな曲で自由に決めていいですよ
と、おうちの方に選曲を丸投げするというのが、いかに無責任な対応か、よく理解できますよね。
曲決めに限らず、ピアノの発表会を開催するには、様々な《目に見えない準備》が必要ですが、なんと言っても1番頼りになるのは経験です。
私自身、現在、27回目の発表会の準備をしていて、数をこなしていなければわからないことがたくさんあると実感していますが、上には上がいることを痛感しているのも事実。
諸先輩方のアドバイスを仰ぎつつ、今年の夏休みは、さらに新しい、大きな課題に挑戦する予定でおり、若干緊張しております。
最後に。
シンガポールでピアノの発表会デビューをするお子さんの曲選びのポイントで、則子先生が特に意識していることをお伝えしましょう。それは
曲のタイトル
気持ちが華やぐ、夢のあるタイトルで幸先の良いスタートを切ってほしい願いを込めています。
当ピアノ教室では、今年、ピアノ発表会デビューをする生徒さんは4人。
それぞれがどんな曲を弾くのかにも、ぜひご注目くださいね。
当ピアノ教室の2023年の発表会は12月3日です。
どなたもご自由にご観覧いただくことができます。
リトルピアニストたちの応援にいらしてくださいね。お待ちしています。
どこよりも手厚く、きめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて32年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。