こんにちは。
シンガポールの出張ピアノ教室
fairy wish creation 講師の
塚越 則子(つかごし のりこ)です。
一時帰国中のSちゃん(5歳)が、先日、念願のストリートピアノデビューを果たしました♬
Sちゃんは当ピアノ教室でピアノを習い始めて約半年の生徒さんです。
日本滞在中は、ピアノがそばにありませんが、今回のストリートピアノ演奏では、アドバイスに従い「練習」を重ねた成果を存分に発揮してくれました。
Sちゃん、ピアニストデビュー
おめでとう✨
落ち着いて、とてもよく弾けました♬
たくさんの人の前で立派に演奏することができて、より一層自信を深めたことでしょう。いい経験ができたね♡
今日は最後に、リトルピアニストSちゃんの、渾身の演奏を、みなさんにもご披露いたします。
一時帰国中、子どものピアノレベルが落ちないか心配。
シンガポールでの暮らしの大きなお楽しみの一つは、春休みや夏休み、冬休みなど、幼稚園や学校が長いお休みのとき
一時帰国
をしたり
海外にホリデー
に出かけたりすることですよね。
予定をお話するときのみなさんの表情は、とても輝いていて、私も気分が高揚します。
しかし、その一方で
ピアノを始めて間もない生徒さんの保護者の方は、みなさん一様に
せっかくいろいろ出来るようになってきて、たくさんのことを覚えたのに
ピアノから離れてしまって、全部忘れてしまわないかしら
と、不安を口になさいます。
結論から言うと、これまで300人以上の子どもたちのピアノ指導に携わってきた立場から責任を持って断言できるのは
習ったことを全部忘れてしまうお子さんはひとりもいない
ということ。ですからご安心ください。
もちろん、普段のお稽古をおろそかにせず、”そのとき”に備えたレッスンを、日頃から着実に積み重ねていることが前提ですが。
当ピアノ教室は、幼児のレッスンだからといって、お遊びの延長のような《子どものピアノ》にはいたしません。
「リトルピアニスト」と言う視点から、導入期から基礎をしっかりと指導し、成長に合わせ、音楽的自立を促しながら、表現する事に重点を置いたレッスンをしています。
とはいえ、お休み明けのレッスンは、基本的に復習に比重を置きながら、じっくり慎重に、ペースを落として進めていきます。
気持ちの面でも、体力の面でも、長いお休みのあとは、リカバリーの時間が必要ですしね。
当ピアノ教室では、お休みの期間中も、生徒さんを放っておいたりしません。
一緒にレッスンをしている時間だけが【ピアノレッスン】ではないという考え方が教育理念の一つだからです。
❤︎ピアノがある生徒さん
❤︎ピアノがない生徒さん
❤︎時間がとれる生徒さん
❤︎時間がとれない生徒さん
それぞれの状況に合わせて、できることを具体的にお伝えし、必要に応じてアドバイスをいたします。
この取り組みを実施しているのは
シンガポールでは当ピアノ教室だけ。
「一時帰国やホリデーを心置きなく楽しめる」と、保護者の方々から高い評価をいただいています。
え?
ピアノがなくても練習できるの?
それって、もしかして「紙の鍵盤」を使ったり、「テーブルの上で指を動かしたりする」ということですか?
いいえ。
そのような練習より、もっとカンタンかつ楽しく、効果てきめんの基礎練習が存在するのですよ。
当ピアノ教室のリトルピアニストさんたちは、すでによくご存知ですよね?
お馴染みの〇〇〇〇や〇〇〇のトレーニングは、ピアノがないからこそ威力を発揮するとも言えます。
Sちゃんのご両親はピアノの経験がありません。
「則子先生が何を話しているか」アドバイスを一言も聞き漏らさないようにと常に真剣です。
「私の時はこうだった」の先入観がないので、最新の情報もグングン吸収する勢いと気迫に満ちています。
もちろん伸びます。
実は昨夜も、則子先生は、ピアノの先生たちの集まるネットミーティングに参加していました。
「日本のピアノレッスンの、”いま”の現場の空気」と「業界の旬」を知るためです。初めましての集まりでしたのでネット越しとえいえ緊張しましたが、30分と短いながらも貴重な気づきや学びを得た濃い時間でした。海外組は私1人でしたよ。
私がレッスンに取り入れていることは、確実に効果が出ることが、すでに実証されていることばかり。持ち物も厳選しています。
教具を例にとると、私は、ご自宅で生徒さんを指導しておられる日本の先生のように、話題のものを片っ端から生徒さんに「お試し」してもらい、反応や感触を確かめる時間をかけることができません。なぜなら
出張レッスンに持ち運びできる荷物には限りがあるから
そして、使いやすくて慣れていたとしても、同じ教具を漫然と使い続けることはありません。
現在、私が使用している音符カードは、2022年末に発売されたばかりの先鋭の最新シリーズの一つ。
年末の一時帰国の時にヤマハ銀座店に出向き、実際手にとって内容を長時間かけて精査し「これならば!」と確信を深めて持ち帰ってきただけあり、導入期の生徒さんに、すでに大人気です。
❤︎生徒さんにとって何が1番わかりやすいか
❤︎何が1番、早く効果が出るか
それが、私が教具を選ぶときに最優先するポイント。最終的に頼りなるのは、やはり経験です。
ピアノの指導法は、驚くほどのスピードで、どんどん進化していることを常に頭に置いて、何が最適かを見極めていかなくてはなりません。
どの世界でも言えることですが、常にアップデートを欠かさず、学びを継続し、研鑽を積むことこそ、一流のプロであり続けるための条件であると私は思っています。
余談になりますが、先日、大手企業をクライアントに持ち、ウェブデザイナーとして業界の最前線で精力的に活動している姪(24歳)に、「こんなこともしているよ」と、遊び半分で作った、シンガポールの風景にオリジナル曲を合わせた動画を見せたところ、コメントと質問が届きました。
誰も気が付かないだろうなぁと思いながらも、こっそりとこだわったところを目掛けて、バチっとスポットライトを当ててくるあたり、さすがプロの視点だなと、ちょっとビックリ。一発でわかるのですね!
「こうやって、こうやって、こうしたんだよ」と伝えると、お褒めの言葉(笑)をいただいちゃいました。(おねぇと呼ばれています)。お世辞を言わない性格だけに嬉しい♬
話が逸れてしまいましたが…..
最後に、日々のトレーニングを欠かさず、コツコツと努力を続け、華々しくストリートデビューを飾った、Sちゃんの素晴らしい演奏を、どうぞご鑑賞ください。
初心者の指導で、大切だけど、とかく「おざなり」にされてしまいがちな「単音の同音連打のレガート」(←専門用語でごめんなさい。興味ある方は検索してみてくださいね)の演奏法も、しっかりとマスターした、大変美しい仕上がりです。
ひとつ一つの音に心を配り、お膝に手を置くまで気を抜かず、丁寧に演奏を終えているところにも、ぜひご注目くださいね。
手厚くきめ細やかなピアノ指導で、シンガポールの駐在員日本人ご家族との信頼の絆を築いて30年。
頑張ることを楽しむ心を育てる
当ピアノ教室のレッスンは、ワンランク上の心と音楽を学ぶレッスンです。
ピアノを学ぶことを通して、これからの時代を生きるために必要な「人間力」を育てます。
当ピアノ教室は、300人以上の生徒さんたちを育て上げた経験を持つ、シンガポールで一番長い指導歴の日本人のピアノの先生が主宰している出張専門のピアノ教室です。